きのう結を自転車に乗せてプレイステーションへ行った。西武線の線路を挟んでプレイステーションの向かいに銀杏の木がある。その一帯はたぶん植木屋さんか農家の土地であり、さまざまな木が植えられている。また植えてない空地もある。
2年ほど前プレイステーションの存在を知り結を連れて来て銀杏の木を発見した。下に落ちていた実の量が半端ではなく、その実の大きさは今まで拾った最高級であった。
2シーズンで1万粒はいただいたであろうか。今シーズンも10月から食べ始めてまだ食べている。4月になるとギンナンは水分を失って石灰のように中身が変質しうまくなくなるが。とにかくお世話になった木が見事に伐採されていた。
持ち主は落ちるギンナンの多さに困ったのだろうか。小生はもったいないと思うが木はこの人がたぶん植えたのだからどうしようもない。
この木がいちばん大きくギンナンを生産したが、ほかにも銀杏の木が数本ある。それらもギンナンを生産する。持ち主はこれらもそのうち伐採するのだろうか。ならば植えるのは実のつかない木にすればいいと思う。ほかの植木屋さんの土地でヤマモモをたくさん拾ったこともあったがその木もやがて伐採された。人はむなしいことを繰り返している。
伐られたわきの栃の花が銀杏の木を追悼しているように感じた。