きのう雨の中、府中四谷橋界隈を散策した。そこに鬱蒼とした森があって胡桃がどのくらいあるか見て置きたかった。胡桃は思ったよりはるかに多く、少なくとも33本を確認した。雨の藪を歩いて合羽の中は汗びっしょりとなった。
うきうきして森を出ると広々とした道が水びたしであった。
そこに蘆から派生した茎が伸びていた。
ところどころ根を張ってどんどん伸びて行くさまに、鉄塔を建てては送電線を引いてゆく人間の営みを思う。あるいは橋脚を立てて橋を架ける営みを思ったりする。
蘆が頑張っている水の景色は新鮮で力をくれる。