鷹同人が新しい同人を推薦する時期がまた来た。
推薦されるには昨年10月号から今年9月号までの1年のうちに、
a)3句欄……6回以上
b)4句欄……2回以上
b)4句欄……2回以上
という規定がある。
すなわちab合せて6回以上またはbが2回以上であることが条件である。
ここまではきわめてわかりやすいが次にこう記されている。
*なお、この推薦は新同人選考会議の参考資料です。従って、推薦票を得た方が(高得票でも)必ず新同人に選ばれるとは限りません。この点お含み置き願います。
ここがきわめて不透明であり実力主義を標榜する鷹にあって改善すべきではないのか。撤廃すべきではないのか、成績が達していれば即同人とすべきである。
そうしないと鷹は政界同様、情実、好き嫌いなど俳句そのものと関係ない不純物が入り込んでいる会ですよ、と言っているようなものじゃないか。
もっと可視化して明朗化してほしい。
そういう趣旨のことを鷹主宰にはがきに書いて送り、ついでに編集長に電話して伝えた。
去年だったか鷹を辞めてしまったが森幹ヲくんは年間で3句欄に8回到達した。
うまくなったなあと思ったらやはり数字が示していた。彼は句を読む力もあってときどきぼくが気づかない指摘をして助けてくれたりした。ぼくと有志何人かは彼を新同人として推薦した。
必ず同人になると思っていたら据え置きとなった。
唖然とした。理由がわからなかった。
そのとき仲間から代表してぼくが理由を聞くよう言われたものの自重したが今年になってやけにあの一件が気になりだした。
鷹で3句欄……6回以上、4句欄……2回以上というのは相当きつい。
ぼくのまわりでこの数字に達している会員が見当たらないのでいたしかたなくよその地区の人の成績を調べている。
成績至上主義でいいのではないか。
なぜ、
*なお、この推薦は新同人選考会議の参考資料です。従って、推薦票を得た方が(高得票でも)必ず新同人に選ばれるとは限りません。この点お含み置き願います。
などという文言が必要なのか、まったくわからない。
鷹同人会には以前、別の提案をしたこともある。
新同人になった人にプレゼントが何もないのだからせめて「鷹同人住所録」を毎年刷新して自分の名前が掲載された「鷹同人住所録」を渡したらどうかということを。
これは経費がかかるという理由で却下された。
経費がかかるといっても同人一人から年間1万5000円の同人費を取っている。
できないのかなあ…。
いずれにせよいま鷹においていちばんわかりにくいのは鷹同人になる、ということである。
もっと透明化しないと政界とほぼ同じということになってしまう。
主宰お願いしますよ。