坂川の芝崎周辺では6月になってから葦原の一部が刈り取られた。
6月と言えば、様々な鳥が縄張りを確定して葦原で子育てを開始する時期だ。
葦の刈取りで縄張りをなくしたバンの番(つがい)が他の縄張りへ侵入したのだろう、
4羽によるバトルが繰り広げている光景を目にした。
威嚇の仕方や喧嘩の仕方にいろいろあることが判った。
彼らには大変だろうが、滅多にお目にかかれない貴重な光景だった。
戦いは、十数分間続いただろうか。
結局、最初からいた番(つがい)がこの場所を死守したようだ。
彼らにとって一番の元凶は何のかといえば、人間なのだが。
(ezk)