北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

キジ

2009年05月27日 | 
キジ(雉)。
国鳥。狩猟のために毎年放鳥しているらしい。まるで鮎みたいだ。





流山市の芝崎側を中心に10羽近く確認した。





「キジも啼かずば撃たれまい」有名な言葉だが、オスは十数分に1回は啼いている。
「コホーン、コホーン」という金属音的啼き声だ。啼くと同時にドラミングと呼ばれる羽ばたきも行う。





大声を上げてあんな事すれば確かに目立つ。
(ezk)

ヒバリ

2009年05月21日 | 
ヒバリ雲雀)。

野鳥観察をはじめた昨年の晩秋に、啼かずに地上にいる小鳥を撮ったのだが、何の鳥か長い間分からなかった。
最近になって、ヒバリと分かった。


こちらは数日前の写真。地上で喧しく啼いていたので、遠くからでもヒバリと分かった。
いまでもそうだが、ホオアカ、オオセッカ、タヒバリ、ビンズイ、カシラダカなどの区別がなかなかつかない。






小さい鳥があれだけ響く声で数分間も啼き続けるのは、相当のエネルギーが必要だろう。
ヒバリにとって、啼くということは、それほど重要なことなのだろう。


(ezk)

ドバト

2009年05月19日 | 
ドバト土鳩)が交尾をしていた。


しばらくすると、それまで下に居たやつが上になって交尾を始めた。


おそらく両方とも若いオスで、交尾の練習をしていたのかもしれない。

(ezk)

クイナ

2009年05月16日 | 
クイナ水鶏・秧鶏)。

ハトくらいの大きさ。ここ千葉では冬鳥として飛来するらしい。


富士川には1、2羽いたようだ。


とにかく警戒心が強くすぐに草叢に隠れてしまう。観察が難しい鳥のひとつ。
それでも、富士川では週1、2回は見かけただろうか。


富士川にはクイナの仲間のバン(左)が数羽いる。
一緒に居るのを良く見かけた。やはり仲間がいると、安心するのだろう。


枯れた草叢では保護色のために見つけにくいが、慣れてくるとこのような場所でもその存在に気づくようになる。(中央で右を向いている)


(ezk)

ジョウビタキ

2009年05月14日 | 
ジョウビタキ尉鶲

スズメくらいの大きさの冬鳥。
オス。


昨年の11月から野鳥観察を始めてから数十種類の鳥を新たに知ったわけだが、ジョウビタキは2番目に認識した鳥。
メス。


その可愛らしさから、みんなに好かれている冬鳥。
あの頃は、鳥を判定するのに本当に時間が掛かった。


(ezk)

居残りヒドリガモ

2009年05月12日 | ヒドリガモ
ヒドリガモは、4月の第4週に繁殖地のシベリアへ旅立ったはずだが、ゴールデンウィーク(NHKでは「大型連休」と言う。GWは映画会社の命名だから)も過ぎたというのに、まだ坂川にいるカップルを見つけた。
彼らはこのまま居残るのだろうか。


こういう居残り組みは、子作りはしないんだろうか。
餌や気温の問題とかあって雛は育たないかもしれないが。
オス。


でも、どうして一緒にシベリアに行かなかったんだろう。
メス。


彼らは、クソ(失礼!)暑い日本の夏を乗り切れるのだろうか。


(ezk)

カルガモの親子2

2009年05月11日 | カルガモ
1週間ほど前に見かけたカルガモの親子をまた見つけた。
1週間前に比べて倍くらい大きくなったようだ。


富士川周辺にカップルと思しきカルガモは十組ほど見られるが、親子はこの一組しかいなようだ。
カルガモは毎年卵を産まないのだろうか?

餌を採る雛。


羽繕いする雛の後姿。



前回は雛を4羽確認したが、今回は2羽しかいなかった。なんと、1週間後の生存率が50%!
雛にとって自然は過酷なのだとあらためて実感させられた。


(ezk)

コゲラ

2009年05月10日 | コゲラ
コゲラ小啄木鳥)。

スズメくらいの小さいキツツキ。


野鳥観察を始める前までは、キツツキは森にいるものだとばかり思っていた。
だから都会にもキツツキがいることを知って驚いた。


でもまあ、最近はオオタカも都会に棲んでいるらしいので、そう驚くこともないのだが。


小枝をコツコツ突いていた。音も聞こえた。小さいけどキツツキだなあとプチ感動した。


(ezk)

アトリ

2009年05月06日 | アトリ
アトリ
20cm足らずの小鳥。冬鳥なので、今はいない。
冬になると大集団でやって来ていたが、最近は数が減っているらしい。
名前の由来は、その集団を意味する「集鳥(あつとり)」からきているとの説がある。


葉が落ちきったケヤキや桜などの枝に二十羽ほどの集団で止っていた。




下からの写真しかないのが残念。


野鳥観察を始めなければ名前も知らなかったであろう鳥のひとつ。

(ezk)


カルガモの親子

2009年05月05日 | カルガモ
富士川で見かけた。残念ながら写真はない。

雨の中、見晴らしの良い場所から水草が茂っている場所へ移動していた。
親の後を4羽の雛が必至に追いかけていた。
大きさは5cmくらいしかないのでチョコチョコ泳ぐのかと思いきや、ススー、ススーと非常にすばやく泳いでいたのには驚いた。
雛達は、生まれてそんなに経っていないはずなのに泳ぎは恐ろしく上手かった。

(ezk)

コガモ、去る

2009年05月04日 | コガモ
ヒドリガモに続いて、この数日でコガモ小鴨)も去った。
オス。

(たぶん)メス。


昨年末にコガモが来たばかりの頃は、二、三十メートル先に人の姿を見ると一斉に飛び発ったものだ。
そのため、気づかれずに接近して撮ろうとすると、どうしても後姿しか撮れなかった。


半年もたった春にはかなり人にも慣れたようで、恋の駆け引きなのか、騒がしい光景を繰り広げていた。


そしていまや、カモはカルガモだけとなった。
道端を歩くカルガモ。


(ezk)

カワウ

2009年05月03日 | カワウ
カワウ(川鵜)。

カワウの食欲は貪欲だ。富士川の狭い川を縦横無尽に潜って小魚を食べまくる。
その我が物顔の潜水に、カモが迷惑顔しているのをよく目にした。


大食漢だけに排泄量も他の鳥に比べて多いようだ。


カワウは、カモなどの水鳥に比べて羽に油性分が少ないらしい。
ある程度の潜水の後は、羽を広げての日向ぼっこが欠かせない。



午後5時を過ぎると、ねぐらに帰るのか、数羽の集団が飛行しているのを見かける。
(ezk)