北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

キジとバンの番(つがい)

2010年05月30日 | 
普段はなかなか姿を見せないキジのメス(中央)を見つけた。
バンの番(つがい)も一緒だった。


この日は雨で、人の姿もほとんどなかったらから開けた場所に出てきたのだろう。


もうしばらくして子育てが始まると、また姿が見られなくなる。

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アレチウリ

2010年05月27日 | 
富士川の土手でアレチウリが芽を出した。


いまはこんな植物相だが、もうすぐ県による土手の草刈が行われるはず。その後は、このアレチウリが猛威を振るう。


草刈以降秋まではアレチウリの単一相になる。
昨年はこんな状態だった。

(ezk)

マガモ(オス)とカルガモ(メス?)

2010年05月25日 | カルガモ
坂川にカルガモ(左)マガモ(右)のペアがいた。
右のマガモ(オス)は右羽を傷めており渡ることができず、留鳥化している。富士川周辺でよく見かける。


この写真を撮ったとき、あたりにはこの2羽以外にいなかったし、時期的にカモたちは番(つがい)をつくっているので、
相手はカルガモのメスと思われる。本によると交雑種があるようなので、やがてここでも見ることができるかもしれない。


(ezk)

キジ(雉)のオス

2010年05月24日 | 
4月以降、あちこちでキジのオスが鳴き声を上げてディスプレイをするようになった。


坂川周辺で10羽近いオスを確認できる。


本当に目立つ行為だ。こういうリスクをオスは冒さないと子孫を残せないということか。


しかし、ここにも開発の手が確実に伸びてきている。
彼らの生活はいつまで守られるのだろうか。

(ezk)

オオヨシキリ(大葦切)

2010年05月21日 | 
名前のとおり葦原にいる。繁殖のため初夏に日本にやってくる。
鳴き声は独特の調子で「ギョギョ、ギチギチチ・・・」とけたたましく鳴く。


ウグイスやコジュケイと並び、私にとって「声は聞けども姿は見えず」の鳥のひとつだった。


またひとつ課題をクリアできた感がある。

(ezk)

ウグイス(鶯)

2010年05月18日 | 
ウグイス(鶯)

やっーーーと写真が撮れた。
鳴き声は誰でも知っている鳥だが、その姿は、鳥に関心の薄い多くの人がメジロと誤解している鳥でもある。
誤解の一因として、あれほど良く通る声で鳴く割りになかなか姿を見せてくれないことがある。
一方で、よく見かけるメジロがいわゆる「ウグイス色」をしていることが誤解に拍車をかけている。


私も数年前までは誤解していた。
春の印象が強いウグイスだが、実は一年中いる鳥だと知ったのも野鳥に関心を持ってからのこと。


繁殖期の鳴き声は有名な「ホーホケキョ」だが、非繁殖期には地味に「ジュ、ジュ」と鳴くので気がつかない。


誤解されている鳥とはいえ、テレビ東京の教養番組の中でメジロの映像に「ウグイス」というテロップを付けていたのには、思わず「メジロだろ!」とテレビに突っ込みを入れてしまった。
在京キー局としてはあまりにもお粗末過ぎ。

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キンラン(金蘭)とギンラン(銀蘭)

2010年05月17日 | 日記
食べられない野草には詳しくないが(笑)、キンラン(金蘭)ギンラン(銀蘭)を見つけた。

キンラン(金蘭)


たまたま教えてもらったのだが、特にギンランは大変人気があるようで、あちこちで盗掘されて、激減しているらしい。

ギンラン(銀蘭)


ということなので、どこで撮ったかは書けない。
何ともやるせない話だ。

(ezk)

スッポンの甲羅干し

2010年05月16日 | 
坂川と富士川が坂川へ合流する地点で、スッポンを見た。はじめてのことだ。じっとして甲羅干しをしていた。
今回初めてスッポンが甲羅干しをすることを知った。
しかも尻を上げておかしな格好だ。


スッポンは、いつもこういう格好で甲羅干しするのかと思って調べたら、そうではないようだった。何をしていたんだろう?
ちなみにこれはNHKに投稿して採用されなかった写真。

(ezk)

今年はじめてのカルガモの雛=NHKも認めた写真ですっ!?=

2010年05月14日 | 
5月8日にカルガモの親子を今年はじめて見た。雛は8羽いた。


カモなどは、巣に餌を運んでヒナを育てることはせず、すぐに川に連れ出すようだ。
これだけの卵を生むとなると時期や暖め方のムラができて、孵化の時期がずれそうに思うが、1,2時間ですべて孵化するそうだ。
不思議だ。


抱卵期間は4週間と言われているらしい。雪の降った寒い4月をよく乗り切ったものだと思う。


この一連の写真の中の一葉をNHKの「首都圏ネットワーク」に投稿したところ、なんと採用されて12日に放送された。
証拠はこちら。




(ezk)

シギ(渡り途中?)

2010年05月12日 | 
5月8日、流山の芝崎にて撮影。
タシギ、ハリオシギ、チュウジシギ、オオジシギのうちのいずれかと思うが、これら4種類は専門家でない限りなかなか判断できないらしい。
時期的にタシギオオジシギの可能性が高いと思う。このとき3羽確認した。


越冬したシギの居残りではなく、旅の途中で立ち寄ったと思われる。
左の1羽は餌もとらずにこのままじっと休息を摂って(寝て?)いた。
撮影してから一時間後に見たときも、同じ状態だった。よほど疲れていたのだろうか。


翌日には、付近を捜しても姿は見あたらなかった。

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シメ(鴲)

2010年05月10日 | 
冬鳥と思っていたが、大型連休中に何度か見た。
4月下旬は集団だったが、5月上旬は単独だった。写真は後者のもの。


移動の途中だろうか。


なお、目の横と嘴の下にあるのは影ではなく、黒っぽい模様だ。
顔つきは厳しいが、鳴き声はかわいい。
冬場の地味な鳴き方ではなく、かわいらしいさえずりだった。


(ezk)

春のシジュウカラ

2010年05月09日 | シジュウカラ
シジュウカラのオスは春になると行動と鳴き方を変えることを今年になって知った。


冬は群れで行動していたのが春には単独で行動するようになる。
また「チュチュピー、チュチュピー、チュチュピー」とよく響くいい声で鳴くようになる。
はじめは何が鳴いているのかと思ったが、よく見るとシジュウカラだった。
去年(だけでなくずっと昔から)も聞いているはずだが、気づいたのは今年だ(泣)。


メジロも同じように春になると鳴き方を変える。
ともに樹木の天辺で鳴く。この時期は葉が茂りはじめて姿が確認しにくくなるので、いままで気づかなかった。

(ezk)

鯉の産卵

2010年05月07日 | 
富士川にはざっと見100匹を超える単位のがやって来て産卵する。今年は先月末にその光景が見られた。
1匹のメスに5,6匹のオスがまとわりつく。
そうしたグループがあちこちでバシャバシャしている。
サケなどでよく知られた光景だが、鯉でも似た行動をするようだ。
1匹1匹が50cm以上の鯉ばかりの塊なのでちょっとした光景だ。


昔の富士川を知っている人によると、今年は例年よりも数が少ないようだ。
多いときは、川底が卵で黄色くなったという。


鯉にも婚姻色があるのか、赤っぽい固体がいくつか見られた。


昨年は4月の上旬に産卵行動が見られたが、今年は思わぬ寒さで3週間ほど遅れた。
中にはマス系の魚も見られる。何の魚だろう。

(ezk)