北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

ツミ (辠)を堪能できた2016年

2016年12月31日 | ツミ
2016年はツミを堪能した歳だった。
ほぼひと月に渡ってツミの孵化から旅立ちまでをじっくり観察できた。

写真はこちらで紹介した幼鳥たち。巣立ちから約2週間経った。


巣立ちして50mほど離れた場所へ移動。ここで2週間ほど、親に餌を貰ったり自分で捕まえたりしていた。


巣立ちの時は雛は3羽だったが、ここには2羽しかいなかった。




この翌日の7月18日にはツミ親子は姿を消した。

(ezk)

本当の巣立ち?ツミの引っ越し

2016年07月20日 | ツミ
ツミの雛が巣から出ても、その周辺にばかりいて、他へ飛んでいくことはなかった。
やがて親は付きっきりではなく、餌を運んで来る時くらいしか傍にいることはなくなった。

前回の翌日。7月上旬。巣立ちして5日ほど経った。


親が食べ物を運んで来るのを羽繕いして待つ幼鳥。


日に日に幼鳥たちの飛行能力が上がっていくのを確認したのだろう、この日は親が食べ物を餌にして、これまでいた場所から他の場所へと子供たちを誘導した。

ここは、これまでいた場所から50mほど離れたところ。親から食べ物の小鳥を貰ったものの、新しい場所に来て戸惑っている幼鳥。


キョロキョロしていた。


巣の周辺にいた子ども達は、今度はここでしばらく暮らすことになる。


(ezk)

自分で食べるようになったツミの幼鳥

2016年07月17日 | ツミ
前回と同じ日のツミの幼鳥。

親から何かを受け取ると、他の幼鳥のいる場所へは戻らず、暗い繁みへと飛び去った。


良く見ると、食べ物を受け取ったようだ。


食べ物とは、メジロのようだった。


獲物に興奮しているのか、しきりに羽ばたきしていた。時々、獲物を落しそうになっていた。



良く飛び回るようになった。数日前までは親から肉を千切って与えられていたが、もう雛とは呼べない。

(ezk)

ツミの雛の換羽

2016年07月16日 | ツミ
ツミの雛が誕生して約一月後の7月初め。巣立ちして数日後。


まだ雛らしく座り込むことも。


雛の羽根から成長の羽根に換っている為か、しきに体中の羽根を気にしていた。




羽毛を摘まんでいる。こういう場面をよく目にした。


雛(幼鳥というべき?)たちを見守る親。


(ezk)

ツミの雛の巣立ち?

2016年07月15日 | ツミ
雛が誕生して約4週目の6月末に巣を覗くと、1羽も見当たらない。この巣を目当てに毎日のように来ていたバーダーもいなかった。

しかし数十メートル四方をよく見ると、雛があちらこちらにいるのが分かった。




しばらくすると、例によって母親が食べ物を持って来た。
相変わらず、母親が小さく千切って与えていた。


これも巣立ちなのだろうか。単に物理的に巣にいられない為に巣から出ただけのように見えた。
この後しばらく、雛たちはこの巣の付近の数十メートルの範囲から出ることはなかった。

(ezk)

成長したツミの雛

2016年07月11日 | ツミ
せっせと食べ物を与えるツミの母親。
雛たちも白い産毛から翼らしき羽根が生え始めた。


6月下旬の撮影で前回から4日後、生後20日前後だろう。この2羽は先に生まれたようだ。


巣が狭くなってきたようだ。


こちらの1羽は、上の2羽よりも数日後に生まれたのだろう。まだ体全体が白っぽい。


ちなみにもう一つ卵が確認できたが、それは孵化しなかった。

(ezk)

ツミの親(子育て中)

2016年07月10日 | ツミ
前回の翌日に撮った雛。


親はせっせと食べ物(小鳥の肉)を与えていた。


ツミの親は役割分担があるそうだ。
子育ては雌が担当。雄はひたすら餌を採ってくる。こちらは、雄が餌を持ってくるのを待っている雌。巣から数十メートル離れた場所で受け渡しをしていた。


(ezk)

ツミの雛たち

2016年07月09日 | ツミ
卵が孵化したことを確認してから長い事、雛を確認する事が出来なかった。

親も見かけないことが多く、カラスかヘビにやられたのかと思い一時は諦めたが、前回から2週間ほどして雛を見ることができた。


誕生して2週間前後のツミの雛。白い産毛で覆われている。


羽ばたきも始めていた。


雛は3羽確認できた。


(ezk)

ツミの卵の孵化

2016年07月08日 | ツミ
6月初め。ツミの動きがせわしかった。


巣から飛び出す時に、卵の殻が落ちた。殻を咥えて外に運び出していた。
雛が孵ったようだ。


餌を持って戻ってきたようで、気付くと給餌をしていた。


雛は見えなかったが、何度も小さくちぎって与えていた。


(ezk)

ツミ (雀鷹) の営巣

2016年07月07日 | ツミ
5月末にツミの営巣を発見。ソメイヨシノに巣をつくっていた。


抱卵中のツミ。


こちらは、この付近で3月下旬に撮ったツミ。その頃からこの辺りでよく鳴き声を耳にしていたので、もしかしたらこの個体なのかも。


周辺ではオナガがしきりに鳴いていた。この巣から数十メートルの範囲には、オナガの巣が確認できただけで4個ほどあった。

(ezk)