北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

バンの日向ぼっこ

2010年11月29日 | 
11月上旬の天気の良い日。バンが日向ぼっこしていた。
普段は木陰におり、曇りの日に開けた場所に現れることが多いバン。
のんびり羽根を広げて日干しをする姿は初めて見た。


10分くらいは日干しをしていただろうか。
そのあとは羽繕いに専念していた。



嘴でこういうことをしなければならないから、鳥の首はほぼ360度回転可能になっているんですね。


最近は、近づく若鳥に攻撃を仕掛ける成鳥を見かけるようになった。
親離れを実力行使しているのかもしれない。

(ezk)

片足立ちのチョウゲンボウ

2010年11月27日 | 
前回よりも1週間前に見たチョウゲンボウ。


一度左足を上げてから、ずっとそのままだった。
時々、足を舐めたり、足で頭を掻いてはいたものの、ほとんど何もせず左足を突き出していた。


疲れないのだろうか?


そういえば、鳥って、片足で立つことをまったく苦にしないように思う。
どういう構造なのだろう。


(ezk)

今シーズン初のツグミ

2010年11月21日 | 
ツグミは、飛来当初は樹上ばかりにいて、地上に降りないようだ。
鳴き声は1週間ほど前から耳にしていた。


地上に降りないのは、この時期は木の実ばかり食べているからだろうか。


真冬以降になると、頻繁に地上に降りているのだが。

(ezk)

ジョウビタキ、まだメスだけ

2010年11月18日 | 
ジョウビタキを観察していたら、向こうから近づいてきた。




「カタ、カタ」と硬い木片を叩いたような鳴き声を出す。


メスはすっかりお馴染みとなったが、オスの姿はまだ見かけない。

2011-01-14追記:メスではなく若のようだ。

(ezk)

ヒドリガモ飛来、一段落

2010年11月15日 | ヒドリガモ
坂川のヒドリガモが200羽ほどになった。これで一段落といったところか。
100羽ほどの集団が二つ形成されている。

写真右の草叢にたくさんのヒドリガモが埋もれている。


しかし、これだけの数が坂川にいて富士川には集団は入ってこない。(一組の番はいるが)。


ヒドリガモが富士川に来るのは、富士川の土手を除草した後のようだ。
除草するとヒドリガモの好きな草が生えてくるのだろうか。


(ezk)

富士川のカイツブリ

2010年11月13日 | 
久しぶりに富士川でカイツブリが撮れた。
夏の間は、オオブタクサの生い茂っていて川面はほとんど見えなかった。
秋になってもまだ丈夫な茎は林立しているが、葉っぱはすっかり落ちて水面も見えるようになった。


冬は群れるという印象があるカイツブリだが、ここには1羽か2羽しかいない。


(ezk)

今シーズン初のジョウビタキ

2010年11月10日 | 
ヒドリガモやコガモなどの冬鳥が来たが、他の冬鳥もぼちぼち姿を見せ始めた。
ジョウビタキのメス

エンジの尾と、羽を閉じたときに円のように見える白い部分が特徴。


来た早々、あちこち飛び回って縄張り宣言のために忙しく鳴いている。


一方、あれほど騒がしかったモズの高鳴きは一段落したようだ。

(ezk)

カワセミ親子?(2)

2010年11月06日 | 
この2羽はしばらくお辞儀と背伸びのような行動を繰り返していた。
すると突然、右の個体が左の個体に飛びかかっていった。
最初は攻撃したのかと思ったが、そうではなくて、餌を与えるか、または反対にねだるような行為だったようだ。

一瞬もつれあったのち、左右の位置を変えた。




再び互いを意識しながら水面を見つめ続ける二人であった。


同じ場所に数十分もいるカワセミに会ったのはこれがはじめてだった。
お蔭で近距離で長時間の観察ができた。


相手への意識が強いためか、周囲への警戒心が低くなっていた。
野鳥でさえ、危険察知能力を低下させてまでも対鳥(?)関係の方を優先してしまうようだ。
危険察知能力は個の存在にかかわる機能だが、「関係性」は種の保存にかかわる機能だからだろうか。

(ezk)

カワセミ親子?(1)

2010年11月03日 | 
このところ、坂川でカワセミとよく出会う。
この日は2羽が並んでいるところを発見。
水面にも2羽の姿が。


この時期は単独でいることが多いと思っていただけに意外だった。
この2羽、餌を取るでもなく何かを待っているような風情だった。


右の一羽は数秒ごとに「おじぎ」のような動作を繰り返していた。
やがて、左の一羽も同調するような動きをはじめた。


(つづく)

今日、ジョウビタキのメスに出会った。今シーズンはじめて。

(ezk)

換羽中のヒドリガモ

2010年11月01日 | ヒドリガモ
坂川のヒドリガモの数は、前回の倍の50羽ほどに増えていた。
オスは繁殖羽に換羽途中のものが多い。
左側の個体は、メスの特徴とオスの特徴が混在している。


換羽のためだろうか、水中に潜っては羽ばたきを何度も繰り返す個体が多い。




(ezk)