北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

タヒバリ

2009年12月31日 | 
タヒバリ(田雲雀)

一年の締めはシメを持ってきたいところだが、この冬はまだお目にかかれない。
ということでタヒバリ。冬鳥。
1年前に写真も撮っていたが、この姿をした鳥は、ビンズイなど初心者には紛らわしい鳥が数羽いるため判定ができなかった。



いろいろ鳥を見ているうちに、やっとタヒバリと自信を持って言えるようになった(かな?)。


名前の印象と違い鳴かないうえ小さいし体色が土や枯れ草の保護色となっているので見つけにくい。
冬の田んぼにこんな感じでいる(中央後ろ向き)。


(ezk)

ツグミ2

2009年12月28日 | 
今年も冬鳥のツグミ(鶫)がやってきた。

ちなみに昨年のはこちら

11月には来ていたらしいが、地上にはなかなか降りてこないらしく気付かなかった。
12月になって地上にいる姿を見かけるようになった。


(ezk)

タゲリ

2009年12月25日 | タゲリ
タゲリ(田鳧)

チドリの仲間で冬鳥。今回がはじめての視認。ちょっと興奮した。
タゲリが居るらしいことは知っていたが、この一年間、出会いのチャンスに恵まれなかったから。


長い冠羽と鮮やかな光沢が目を引く。

芝崎で見かけた。いつもいく前ヶ崎方面では見かけたことはない。数百メートルの距離だが、こちらには来ないのだろうか。

5羽の集団だった。


(ezk)

モズのメス

2009年12月22日 | 
冬になると、モズ(百舌鳥)は縄張りを持つようだ。
坂川の最上流部にはモズのメスが縄張りを持っている。

薄い色の過眼線と胸の縞模様がメスの特徴。ガマの実に止っている。


表情はメスらしく愛らしい。


体長は30cm足らずながら、時には小さな哺乳類や他の小鳥さえも襲う肉食の鳥には見えない。


(ezk)

カワセミ(翡翠)3

2009年12月19日 | 
幼少からメカ音痴の私が使っているのが、富士フィルムのFinePix S8100fd
でっかいレンズを付けていないので、鮮明で大きな写真を得るには、
とにかく被写体に接近するしかない。
ここ坂川や富士川なら、十数メートルまで被写体に接近可能。

こちらは富士川で毎日見かけるカワセミ(翡翠)




石の翡翠(ひすい)は、この鳥の名前が由来。その逆と思われがちだが違う。


*ちなみにこの日、坂川の最上流部でオオバンを1羽見た。

(ezk)

アオサギの舌

2009年12月17日 | 
毎日見かけるアオサギをかなり近くで撮る事ができた。
珍しいことに、長時間、口を開けたままでいた。
お陰での中間あたりが矢じりのように「返し」が付いていることに気付いた。


小魚を食べるのに都合がいいのでこうなっているのだろうが、どう都合がいいのか分からない。


口を開っぱなしにしていた理由は何なのだろう?
ちなみに普段はよく見えない冠羽もはっきり見える。

(ezk)

マガモの大喧嘩

2009年12月14日 | 
マガモ同士が喧嘩をしていた。

これまで目にした野鳥同士の喧嘩は、攻撃する方がやがて飽きて?止めるか、相手が逃げ出すため長くても数十秒で終わることが多い。

ところが、今回は小休止もなく十数分間も続いた。こうした喧嘩は初めて見た。

喧嘩の動画


相手の首をいつまでも執拗に突つき回していて、見ていて陰湿な感じがした。
ちょっと病的な行動だった。

(ezk)

ホオジロ2

2009年12月12日 | 
ホオジロ(頬白)
最近になってやっとフィールドで識別できるようになった。

横顔。


正面。


後ろ。


正面と後頭部を見ると、ハガレンに出てくる「スカー」って感じ。

(ezk)

オナガガモ2

2009年12月09日 | 
オナガガモ(尾長鴨)

坂川上流部にオス1羽にメスが3羽ほどがいる。その中にエクリプスもいるかもしれない。
オナガガモのオス。


体が大きいせいか、オナガガモは首だけ曲げて水中の藻を食べる。


マガモヒドリガモそしてカルガモなどが逆立ちして採食するのとは対照的だ。

(あんなことできないんだよなあ、と思っている?)

(ezk)

カルガモの採食方法

2009年12月07日 | カルガモ
カルガモの採食方法は興味深い。

陸上の草を食べる時に、とにかく首を前後に激しく動かすのだ。
引きちぎるときだけでなく、噛んでいる時に何故か前後に動かす。

動画を上げてみた。

カルガモの動画


どうやらそうしないと食べた草を飲み込めないのではないかと推察する。

他の鴨、たとえばヒドリガモなどは、小刻みに頭を振るものの、カルガモと違って首を前後に激しく動かしたりはしない。

ヒドリガモの動画


両者の外見の違いは体の大きさだけと思うので、口腔内の構造が違うのかもしれない。

人間がこんな食べ方をしていたら軽い脳震盪を起こすのではないかと思う。
キツツキと言い、鳥の頭は、脳への衝撃をどのようにして和らげているのだろうか?

(ezk)