北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

立つカイツブリ

2013年08月23日 | 
水中に潜って泳ぎ回って魚を獲るカイツブリ。
同じ水鳥でも、カモなどとは違う点がある。
足のある場所だ。

潜らないカモなどは体重のバランスの取れる中央にある。
一方、カイツブリは足で推進力を得るため、足はお尻に近い方にある。ペンギンと同じだ・
このためペンギンなどと同じように陸では人間のように垂直気味に立つ。

湖沼にいるカイツブリでは、なかなか観察できないのではないかと思われる「立つカイツブリ」をここでは観察できた。


歩くカイツブリ。


ここからドボンと飛び込んだ。


子供も立てる。




「立つカイツブリ」を十分に堪能できた一日であった。

(ezk)

フォーラム4

それぞれの個性を発揮して生き残ったカイツブリの子供達

2013年08月18日 | 
カイツブリの親子。

雛は5羽いたが、ひと月経った今では2羽しかいない。
親はもう餌を与えたりはしていないように見えた。


そのうちの一羽は、親に1日中べったりとくっついて離れようとしない個体。
餌を貰える確率が最も高いことから生き残れたのだろう。
それにしても一日中、親に「ピーピー」鳴いて付きまとうのも相当なエネルギーが必要ではある。


そしてもう一羽は、なぜか片親から嫌われている個体。
その親は、その子が餌を求めて近づくと威嚇して追い払おうとする。
片親から餌を貰えないようだった。雛にとっては、これは命に係わること。
それにもかかわらず、生き残れた。自力で餌を獲る能力に秀でているのかもしれない。


ひと月以上観察しているが、雛たちの傍にはいる親は片方だけのことが多い。
こうして両親と子供たちが一緒にいるのは、むしろ珍しい光景。


(ezk)

フォーラム4

ゴイサギ

2013年08月04日 | 
3週間前に坂川周辺で会ったゴイサギ。

ゴイサギを撮ったのは2年ぶりくらいか。


木の上から池の水面を覗いていた。


すべて同じ個体だが、もう一羽いた。


(ezk)

ササゴイとの違いのひとつとして目の色がある。ゴイサギは赤い目をしている。

フォーラム4