カイツブリは30cmほどか。
小さいので、流れの速いところにはいないようだ。
3月上旬の写真だが、首の周りが茶色で夏羽っぽくなっている。
川幅2~5mほどの富士川では見るが、川幅10m以上ある坂川では見かけない。
富士川には2羽いるようだ。
最初は、カルガモの群れのかなで見つけたので、カルガモの幼鳥かと勘違いした。
しかしやたらと水中にも繰りまくるので、おなしいなあとよくみたらカイツブリだった。
以下は昨年末の撮影。こちらは冬羽っぽい。
カイツブリは、浮力が大きいようだ。とにかく沈みにくい体だ。
にもかかわらず、餌を採るためにカイツブリはよく潜る。
一回の潜水は5秒前後で、自分の身長の10倍~15倍は潜るだろう。
人間に換算するとすごい距離だ。
浮き易い体を沈めるために、弁足といわれる足は、水を蹴ることに便利なようになっている。
足の付け根が、地上を歩くカモよりも体の後方にある。
歩くには非常にバランスが悪そうだ。ひたすら水を掻く為に特化している。
実家の前の沼にカイツブリがいて、夕暮れになると啼き声をよく聞いた。
というか、最近、野鳥観察をはじめていろいろ勉強した結果、あれがカイツブリの鳴き声だったと知った。
でも、ここではカイツブリの鳴き声は聞かない。なぜだろう?