北小金探訪

江戸川の支流の坂川とその支流である富士川を中心とした日々の風景

穏やかなカワウ

2010年07月18日 | カワウ
カワウの夫婦らしき2羽がいた。


カワウというと、貪欲に小魚を漁る姿か、羽を乾かしている姿のどちらかしか見たことがなかった。
しかしこの2羽は、のんびりと散歩を楽しんでいるようだった。
まるで、いっしょにいる時間を愛おしいんでいるような雰囲気があった。


このようにカワウが穏やかに泳ぐ姿を見たのは初めてだ。
確証はないが、メスが気ままに泳いでいる後をオスが付いて行っている感じがした。



この後、オスらしき1羽が陸に上がって羽を乾かそうとしたのだが、メスらしき1羽はしばらくその近くを泳いだ後、飛んでいってしまった。
慌ててオスらしき1羽も飛んでいった。


ちなみに、カワウはいきなり羽を羽ばたいては飛べない。
飛ぶには、水の上を助走する必要がある。そのためオスらしき個体は、かなり慌てて川に入って飛んだのだった。
カワウの世界も、オスはメスに振り回されるようだった。

(ezk)