昨日も、体温を超える暑さで、朝から参っていたが、「家にいても暑いだけだしなあ」と思った。
日曜日で、だらだら昼寝してアイスを食べておなかを壊していても仕方ない。
それで、夫と一緒に、とりあえず阪急電車に乗ったら、1枚のポスターを見つけた。
「機械仕掛けの迷宮。ムットーニ・ミュージアム」
何だか見てみたくなって、梅田の阪急デパートへ出かけることにした。
どんなものか、最初は疑っていたのだが、とっても気に入ってしまった。
毎夏、六甲山ホテルに泊まって、オルゴールミュージアムに行くのだが、そのオルゴールの仕掛けをもっと複雑にし、ロマンチックなドラマに作り上げたような世界だった。
何十個もの箱の中に1つ1つの秘められた世界が封じ込めてあった。
小さい箱が音楽とともに扉を開き、人形が現れ、光を放ちながら上に伸びていき、あるいは横にどんどん広がっていって、夢のようなファンタジックな世界が現れるのだった。
キャバレーの場面の箱などでは、小さなミラーボールまで準備されていた。
創作者のムットーニ(武藤正彦)氏のギャラリートークも聴いたのだが、彼がどんなに自分の作品を愛し、その世界にのめりこんでいるのかが分かった。
全部、彼の手作りで何か月もかけてべニア板を切り、粘土で人形を作り、子どもが自分の大好きな世界に命がけでのめりこむような感じで彼は作品を造り続けて来たことが分かった。
こんなにわくわくするほど面白いものだとは思わず、昨日だけでは十分に観られなかったので、もう1度、行きたくなった。
今度はゆっくりと全部観て、聴いてその世界に浸ってみたい。
木莉
私も行きたいです・・・連れて行ってください。
お写真を見ただけで、ワクワクしてます。
いつまでですか?
明日、お話聞かせてくださいね。