☆あっという間に５月も終わるなあ☆

　
　　　　　　

　実に時間が早く過ぎる気がする。
　ああ、もう５月が終わろうとしているのだ。
　年齢を経るうちに、行動したり、考えたりする速度が、どうもゆっくりになった気がする。
　私の周りが１回転しても私はまだ３分の１くらいしか回っていないかのようだ。
　これは、困ったことだと少しべそをかくのだが…
　
　でも、まあ、私なりには色んなことがあって、活動的に生きた５月だったと思う。
　仕事も始まり、仕事日の次の日はぐったりして、与太っていたりするのだが、それでも、どうにか、元気を取り戻して、前向きに生きていけるのはありがたいことだ。
　６０代は意外と面白いと感じている。
　世間からあまりまともに相手にされない年代だからかもしれないが、ともかく、自分なりに生きてもいいのだという気持ちで生きることができる。　
　自由というのはもしかしたら、こういうものかも知れない。
　そう思って、にこりとする。
　
　後３日で６月が来るけれど…
　子供の頃は大嫌いな季節だと思っていたのだけれど、アジサイが咲き、クチナシが香り、蛍が飛び、緑がどんどん深く濃くなっていく。
　そうそう仁川の弁天池を遡ったあたりで、１週間前に沢山のホタルを見た！！　
　ちょうど先週の土曜日、散歩に出たら、１００匹くらいは見た！！
　小仁川の川べりに点滅し、飛び交い…
６月の素敵をもっともっと見つけたいと思う！
　　　　　　　　　　木莉
　

　

☆読書指導。う～ん！☆

　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　

　私の職名は「図書館指導員」なのだが、この前の学習会（打ち合わせ）の時に「読書指導をしなさい！」と言われた。
　えっ？！読書指導？？！！
　と生真面目で自信のない私はかなりうろたえたのだが……
　一応命令されたことはこなさなければと、1年生たちに本の扱い方や絵本の並べ方について各クラス5～6分ほど話をした。
　「本を大切にしてくださいね。
　本は背中をこちらにして優しく、丁寧に本棚においてね。
　絵本は題名のアイウエオ順に左から右へ並んでいますよ！」
　というごく簡単な内容だったのだが、1年生が相手なので、私は、ゆっくりと大きな声で説明した。
　ああ、私も今年で18年目になったので、やっと子供の前で、こんなふうにゆったりと話せるようになったんだなと思った。
　じっと聞いてくれていたので嬉しかった。

　1年生が、授業で図書室に来て本に触れることは、これからの人生にとって凄く素敵なことだと私は思っている。
　大きくなって本を読まなくなったとしても、いつかおとなになって読みたくなる時がきっと来ると思うから。
　本に助けられることって本当にあるのだ。
　子供たちが真剣に目をキラキラさせて、私を見つめてくれていて、何だか、すごく感動してしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉

☆バスツアー♪長野県下條温泉に泊まる☆

　　　　

　お誕生日記念旅行という葉書が来たので、つい申し込んでしまった。　
　５月２０日（金）三宮からバスに乗り込み、はるばると長野県まで１泊旅行である。
　下條温泉なんて聞いたことがなかったが、そこは人口３０００人余りの山の中の小さな村だった。
　新緑の山の中にウグイスが鳴いていて、気持ちの良い風が吹いていた。
　旅館も２，３軒あるだけだったが、私たちが泊まった「月下美人」という旅館は、夕食にチーズフォンジュなど出た。
　和洋折衷で馬刺しや鯉の刺身や土地で採れるものを主にした趣味の良い晩餐であった。
　食事の後にはロビーコンサートまであって、旅館の旦那さんとおかみさんと息子さんによるピアノ伴奏と歌とギター演奏であった。
　曲目は清らかな唱歌で、演歌でなくて、私は、ほっとした。　
　コンサートの後は、旅館の玄関前に花ござを敷いて星を見ながらの「岩盤浴」。
　地面は別に触っても暖かくないのだが、その上に寝転ぶと、じんわりと身体が温まって来るのが不思議だった。
　１３夜の月がきれいで…でも、星はあまりはっきり見えなかった。
　
　少しだけ窓を開けて山の風を入れ、心地よい自然の安らぎの中で、その夜は、久しぶりに８時間くらいも寝てしまった。

　次の日はクリンソウの湿原に行ったり、諏訪湖で白鳥の船に乗ったり…
　しかし、信州は遠い。
　帰り道もスムーズにいったのだが、５時間以上もバスに乗っていると、やはりかなり疲れてしまった。


　きれいな水の流れる湿原にクリンソウが満開！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉

☆５月、薔薇の咲く季節 ～♪☆

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　私の庭の垣根の薔薇は満開である。
　リトルやヨガやピアノのレッスンに行く朝は、バラの花を摘み、１本１本トゲを取って、水揚げをして小さな花束を作る。　
　つる薔薇だから、決して豪華な薔薇ではないが、優しいベビーピンクで、ふんわりとした香りがある。
　小さな花束をもって出かける時には、何だかワクワクする。
　元気者の薔薇の花のエネルギーが私の中に満ちて来る。

　今年はもう咲かないかもしれないと思っていても、毎年、咲いてくれる。
　なんて強く素晴らしい力に溢れているのだろうと感嘆する。

　昨日は私の誕生日だった。
　ごちそうもプレゼントもなかったが……
　でも、今年も垣根のつる薔薇が咲いてくれた。
　垣根にあふれる淡いピンクのバラの祝福を今年も受けることができた　　　　　木莉　　
　

☆昨日、仕事が始まる！！☆

　
　　　　　　　　　　　　　

　昨日は朝から雨だったけれど、Ｕ小学校へ！
　今年度最初の仕事である。
　もう今年は働けないかとも思っていたものだから、「よかったよかった」と心の中でほほ笑んでいた。
　Ｕ小学校は先週、爆弾騒ぎがあり、学校はずっとお休みだった。
　子供たちは１０連休を過ごしたわけである。
　靴置き場の近くで顔見知りの男の子が友達とじゃれていた。
　あ、Ａ君だ！
　彼は私を見つけるといつもニコニコしながら、攻撃をかけて来る。
「Ａ君、２ねんせいになったんだねえ～」
　私が言うと彼は当たり前だという顔で、それでも凄く自慢そうに見えた。
　子供は自分が毎年成長していくのが、嬉しいんだなあといつも感心する。
　１年生たちは３学期の終わりになって「そんな風では２年生になれないよ」と先生から叱られると、しょげる。
　何だか、うらやましいねえ。
　どんどん素敵になっていく子供たち！！
　
　しかし、図書室で本の整理などしながら待っていたのだが、授業にはどのクラスもやってこなかった。
　多分、２日分のお休みを取り戻すべく図書の授業はカットされたんだなと分かった。
　それでも、雨だったこともあり、２０分休みと昼休みには沢山の子供たちが押しかけてくれた。
　お掃除の時間にも新しい４年４組が来てくれて、皆、おっとりしたいい子たちで、ほっとした。　
　
　　　　　　　　　　　　　
　今日も、また、雨である。
　この黄薔薇は昨日、学校への途中の素敵なおうちの庭で花盛りだった。
　うちのピンクのつるバラもちらほら咲き始めている。
　５月はバラの季節！！　　　　　　　　　　　　木莉