☆金沢・山中温泉の旅☆

　

　もう、５日も前になってしまったのだが、２７日の日曜日から山中温泉に１泊旅行をした。
　ばおばぶの同人たちとの例会３００回の記念旅行だった。
　
　　　

　１日目は金沢の兼六園に行った。
　着込んでいたのに寒くて、全身が重く、歩くのさえ大儀だった。
　途中で雪も降りだして、なかなか情緒があったのに…元気なら、とっても楽しかったと思うのだが…

　実は私は暮れごろから体力を消耗していて、変にむくんで身体が重くて、できれば旅行はパスしたい心境だったのだが、そうもいかず…
　少々鬱状態で参加したのだった。
　でも、外目には太って元気そうに見えたようで、良かったと思っているのだが…
　そのせいで、ご馳走がほとんど食べることが出来なかった。
　山中温泉の素敵な宿での晩餐はさんざんだった。
　カニの１匹ものとか豪華刺身やステーキや天ぷらも殆ど口にすることが叶わなかった。
　自分は食べるのが怖い状態になっているので、食べられなくても平気なのだが、ほかの同人たちがご馳走を喜んでいるのにその雰囲気を１人で壊している自分が情けなかった。　

　２日目の朝は、少し元気を取り戻し、山中温泉の街の散策に出かけた。
　前の晩に降った雪を温泉で溶かすべく道路から水が出ていた。　
　かわいい噴水がいっぱいで、そのリズミカルな様が面白かった。
　片岡鶴太郎のミュージアムでクリアファイルを買った。

　無事に帰宅出来て、次の日は仕事にも出た。
　そんなに疲れも出ずに、今日はもうリトルでストレッチとタップダンスのレッスンも受けたくらいなので、やっと元に戻ったなあとほっとしている。
　　

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉

☆においスミレ☆

　　　　　　　　　
　
　においスミレが咲き始めている。
　１２月頃にも１、２輪咲いていたのだが、栄養が足りないのか、あまりたくさんの花は咲かない。
　でも、その香りは少し甘くて、しかもさわやかで、何か素敵なことを思い出しそうな気持ちになる。
　この花は寒い時に咲いている方が、いい香りがする。
　暖かくなると、香りが変わってしまうように思うのだが…

　冷たい空気の中に、きりりとした青紫で、かぐわし咲くこの花は私の大好きな花。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉

☆今日はＵ小学校で、少し苦手な図工をした☆

　小学校の先生たちは、器用な人が多いのだが、私は字も絵も下手くそだし、何しろ不器用なのである。
　しかし、小学校の図書室で働くと、どうしても、紙を切ったり、糊で貼ったりという図工的なことをしなければならなくなる。
　特別そうしたことが嫌いではないのだが、ハサミを使っても紙がギザギザにしか切れないし、糊で貼ってもしわが寄ったりしているし、いつも、どうにもひどいものしかできあがらないので困る。

　今日も豆本を子供たちに作らせる準備をしなくてはならなくなった。
　Ａ３の紙の真ん中にカッターで切れ目を入れ（その紙は５００枚もある）、そのそばに豆本を作る方法の説明を書いて置いてくれと担当の先生に言われて、ともかく頑張ってみたのだが…
　本を見ても折り紙もできない私だから、本当に弱ってしまった。
　仕方なく一生懸命、無い知恵を絞って、説明文とその下に図を描くのが難しいので、４分の一の模型を作って貼りつけたのだ。

　しかし…何とも、ドンくさい仕上がりだった。
　それでも、５０分ばかり残業になり、昨日の旅行で疲れていたのに、なんだかフラフラで帰宅した。
　最近、子供たちの書いた小さな手紙を模造紙に１３０枚も貼り付けて展示する仕事とか、苦手分野のことばかりしている。　
　不器用ってつくづく哀しい！　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉
　

☆根菜の味噌雑煮はいかが？☆

　お正月に作ってみたらおいしかったので、時々、根菜の味噌汁を作る。
　長ネギ、ゴボウ、ニンジン、大根、レンコンなどの根菜を賽の目ぐらいに刻んで入れ、小芋は少し大きめに切って弱火でコトコト煮る。
　アゲや豚肉を加えると、とってもおいしくなる！
　野菜が柔らかくなったら、キヌサヤとかカブの葉っぱとか青ネギを入れて、味噌を溶かしたら、出来上がり！
　
　雑煮の時には、味噌を入れる前に丸もちを入れて柔らかくなるまで煮る。　
　味噌は少し甘めが合うと思う。
　小芋がとろけて全体がまったりとなって、身体が温まって、幸せな気分になれる。
　　
　不器用で超グ～タラな私には、うってつけの料理である。
　何しろ、少し多めに水を入れておけば、鍋を混ぜ返したりする必要もないし、時間が仕事をしてくれるのである。

　それに、これは、ダイエットにも効く！

　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉
　

☆３学期の子供たち！☆

　　　　　　　　　　

　子供たちは毎日、どんどん成長して行く。
　５月に初めて図書室で出会った１年生たちも、３学期を迎えた今では、驚くほど色んなことができるようになった。
　クラスで１番小さくて、メガネをかけていて、いつも上履きを履き替える時に転んでいた女の子も、図書室に来るたびに私に貼りついていた男の子も…
　皆、すっかり、ちゃんとした１年生になり、もうすぐ２年生になる自信をつけてきている。
　２年生のＵ君もいつも走り回ったり、大声を上げたり、わけもなく友達をたたいたりしていたのだが、今ではかなり落ち着き、相手の目を見ることも出来るようになった。
　そんな子供たちのことを見ていると、私はとても幸せな気持ちになる！
　自分は、どんどんおばあさんになって知力も体力も衰えていくのだが…

　図書室に、子供たちを迎え入れて、本と子供たちにもみくちゃになりながら右往左往している自分は、パラダイスにいる気分である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉