ヤマザキマリの『国境のない生き方』と言う本を読んだ。
本当は毎日新聞の書評に載った『ヴィオラ母さん』と言う本を読みたかったのだが、図書館ではかなりな予約待ちだったので、まず、この本を借りて読むことにした。
ヤマザキマリの名前を知ったのは毎日新聞の人生相談コーナーだった。
何だか面白そうな人だなあと思っていた。
漫画家で『テルマエ・ロマエ』を書いた人だということは知っていたが、私は漫画は好きだが、あまり読まない。
映画にもなったのだけれど、あまり映画も見ないというわけで、本から読んでみることにしたのだ。
破天荒と言うか、ずば抜けて面白い人だと思った!
母子家庭で育ち、小さい時、北海道の自然の中で、男の子のように生きてきて元気で楽しい人。
お母さんも凄い人だと思ったが、14歳で1人でヨーロッパ旅行をしたり、17歳でイタリアに留学したり、それもお金もなく頑張っているのが、なんて勇敢なんだろう!とびっくりした。
野性的と言うかパワフルと言うか、ともかく凄いね!!
臆病で何をするにもへっぴり腰で、何もなさず、おばあさんになってしまった私など、本当に情けなくなる。
でも、この人、好きだなと思う!
その漫画家の彼女は絵をかくのが死ぬほど好きなのだが、本も大好きで、「ふ~ん。こんな本を読んだのか」と思った。
三島由紀夫も阿部公房の本もあった。
『蜘蛛女のキス』などと言う本の題名を見て、「へえ~?!」と思った。
「よし私も1度読んでみよう!」という気になった。
木莉