☆今日は懐かしい人たちに出会った!☆

　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　今日はカンカン照りで、まるでオーブンのン中にいるような感じだが、白馬の雨のイングリッシュガーデンを思い出して涼んでいる。

　今日は、本当に暑い！
　外を歩くと丸ごと焼肉になりそうだった。
　この焼きブタ（いや元は黒毛和牛だったんですけど…）は、ひね肉だから固いだろうな。
　とバカなことを考えたり…
　それでも、めげずに暑い道をリトルへと向かった。

　スタジオはひんやりして真っ白でエレガントなドレスが飾ってあって、途端に心地良くなる。
　姫先生と少しおしゃべりしてからタップダンスの個人レッスン。
　その後、若い人たちが次々やって来て総勢６人の生徒たちでレッスンを受けた。
　皆でバーをつかんで音楽に合わせてストレッチをする。
　みんな元気で明るくて気持のよい人ばっかり！
　私は鏡のある場所は避けて、他の人たちの方を見てレッスンしているので、自分の歳を忘れてしまう。
　
　そうして身体は少し疲れて、気持はやさしくほぐれて、仁川まで帰って来た。
　ちょっと、コープこうべに寄ってみる。
　そしたら、向こうからくる人が私の方に笑いながら近づいて来た。　
「あ、Ａさん！」
　Ｄ小学校の図書ボランティアさんで、よくおしゃべりした人だった。
　彼女に会いたいなあと思っていたのだ。
　でも、電話番号も知らなくて…
　すぐに携帯番号を知らせ合って、今度、飲みに行こうと約束する。
　
　わあ、出会えてよかった！
　とルンルンで魚売り場の方に歩いて行くと、また！
「わあ！」
　またもや、今度は、以前、Ｕ小学校の図書ボランティアさんだった人だった。
　その人とも以前いろんな話をして、１年生の時の坊ちゃんの顔も知っている。
「今度、お茶でもしましょうよ」
　ということになり、９月に学校に行く日を言っておいた。
　彼女とも旧交を温められそうである。

　何だか今日は幸せな日だったなと思う。
　私って、どうも友達が少ないと思っていたのだが、これから作って行けばいいのだと、嬉しい気持ちになる。
　他にもいつか「飲みに行こう」とか「ハイキングに行きましょ」と昔ちょっと約束したままになっている人たちがいる。
　その人たち１人１人とまた、お付き合いを深めていくことができるかも。
　３月に義母が亡くなり、仕事も１校だけになったので、少し私の気持ちにも余裕ができたようで…
　何だか嬉しいな！
　今日はラッキーな日だ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉

　
　

☆私の居場所…☆

　　　　　　　　　　　

　猫ってうらやましいなあ、と時々思う。
　チャーミングでわがままでどこにでも自分の場所を作ることができて…

　私ときたら、どこにいっても自分の居場所だと思えないなあ、と、つくづく溜め息が出る。
　家にいても職場にいても、サークルの仲間たちと一緒でも。
　自分の存在が浮いていて、無様でダサクてダメなやつだ、と悲しくなる。
　それでも、自分のいる場所で、自然で楽しそうにふるまわなくてはいけない、何か奉仕しなくては、といつも身構えている。
　無理をしなくてもいいのに、勝手にしんどくなっている。
　そんな自分がバカらしく、厄介で嫌いだ！　
　
　もう、こんなに歳をとっているのだから、もっと悠々としていて良いはずなのだが…
　こんなつまらないことを始終考えて悶えているおばあさんは、そんなにいないのではないか？！
　もう少し賢くなりたいと切に思う。

　仁川の駅前に「猫カフェ」ができた。　　
　入り口が２重扉になっていて、中の様子は、はっきり見えないが、どうも猫が２匹以上は常駐している様子だ。
　時々、猫の長い尻尾が２枚目のドアの向こうに揺れている。
　ううん。
　どんなところなのかな。
　店に入って行ったら、猫が愛想よく「にゃ～ん！いらっしゃいませえ！」とすり寄ってくれるのかな？
　猫を飼ったことがないので、猫のことはよくわからない。
　猫嫌いではないが、飼いたいと思ったことはない。
　しかし、猫にいろんなことを教えてもらえるかもしれないと思う。
　せっかく猫カフェが近くにできたのだから、１度、行ってみてもいいなと思っている。
　でも…１人で行くのはちょっと勇気がいるな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉　
　
　

☆困った…☆

　　　　　　　

　旅行から帰った次の日の夕方、行きつけの歯医者さんから電話がかかって来た。
　聞き覚えのある女性の声で、歯医者さんで事務をしている女性からであった。
　あっ、もしかしたら、月曜日の予約が先生がまた血圧が高くなったとかで、ダメになったのかな？と思ったのだが…　
　歯医者のＮ先生は私よりも１０歳以上も若くて優しい声をした、心も優しい男性である。

　ところが、彼女が言うには、Ｎ先生は少しお休みするというのではなくて、もう、身体の具合が良くないから医院を閉めるということだったのだ。
　その知らせが家族の人から急に入って来て、彼女自身も当惑しながらも、次の日の予約の人から順番に電話をかけているのだということだった。
　今まで、先生の体調の不調で急にお休みということは何度かあったのだが…

　わあっ！と私はぶったまげた。
　臆病で歯医者さんはＮ先生ととずっと思い続けて１４年ほどになる。
　突然、暗澹たる思いが襲ってきた。
　Ｎデンタルクリニックには、１，２か月に１度は必ず通っていた。
　歯槽膿漏で歯茎も歯もガタガタの私にとってＮ先生と言う存在はとっても大きかった。
　ああ、先生、しばらくはお休みでもいいから、必ず良くなって復帰してください！！と心から願う。
　でも、もう無理なのだろうか？？
　私は、新しい歯医者を探さなくてはならないのか？？
　Ｎ先生に巡り合うまで、いくつもの歯医者で随分いい加減な扱いや、怖い目に遭ってきた。
　困ったよう！と私はパニック状態である。
　歯がダメになると食事も食べられなくなる。
　Ｎ先生、どうか病気が良くなって、早く復帰してください！
　廃業なんて言わないでください。
　私はこの２，３日、夢にまでＮ先生のことを見ている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉
　　
　

☆立山黒部アルペンルート～弥陀ヶ原☆

　２日目は白馬八方温泉を出て立山黒部アルペンルートへ。　
　長野県大町市の扇沢駅から富山県の立山駅まで関電トンネルトロリーバス、ケーブルカー、ロープウエイ。
　それらの乗り物を次々に乗継ぎ、黒部ダムの上は歩いて…
　立山の残雪の残る山々を見ながらの何とも魅力的なコースだった。
　室堂でみくりが池の周りを１時間半ほどゆっくり散策した。
　ライチョウが見られるかも…と聞いていたのだが…
　背の低いハイマツの辺りにいるかもと聞いていたので、じっと探していたのだが、出会えなかった。
　美しい山と雪と高山植物…
　かなり足は疲れたのだけれど、おおらかな気持ちになった。　

　　
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　みくりが池の周りにもまだ、雪が残っていた。
　　　　　　　　　　　　　　
　２日目は弥陀ヶ原に泊まり、そこでも高山植物を見て、３日目は宇奈月に出てトロッコ電車に乗った。
　宇奈月から鐘釣まで往復２時間ほども乗り、３日目は良い天気になったのでかなり暑くて日に焼けてしまった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉　
　　
　

☆白馬コルチナイングリッシュガーデン～１日目☆

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

　またもや夫婦２人で気楽なツアーに出かけて来た。
「雲上のリゾート弥陀ヶ原ホテルと黒部峡谷　花と涼景の旅…」という２泊３日の旅行だった。
　花や木や山が大好きな私は高山植物を見たいと思っていた。
　イングリッシュガーデンにも憧れている！

　１日目（７月２３日木曜日）は、あいにくの天気で、仁川の自宅を出る時は傘をさすほどではないけれど、いつ降り出すか心配な曇り空だった。
　サンダーバードと北陸新幹線を乗り継いで糸魚川駅まで来た時には、雨が降っていた。

　　　　

　そこからバスで北アルプスのふもとの白馬コルチナイングリッシュガーデンという庭を観に行った。
　雨が降り出して、傘を差しながらの庭めぐりだった。
　しかし、緑は美しくて、花たちはうつむき加減ではあったが、何とも情緒があった。
　その夜は白馬八方温泉の白馬東急ホテルと言うところだったが、とても広い部屋で落ち着いたハーブグリーン系の優しい色の家具調度がロマンチックで素敵だった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木莉