木いちごつみ

5月の緑の森に入って木イチゴを摘むような気持ちで、日々のキラッとしたことを書いていきたいと思っています。

☆HSPと言う言葉を知った☆

2018-04-28 10:32:59 | 日記
 
 人生の終盤に至って、やっと1つのことが分かった。
 昔、「あなたにはペルソナがないですね」とカウンセラーの人に言われたことがあったし、「木莉ちゃんって裸だね」とある友達にもちょっと小馬鹿にされたこともあった。
 私は、化粧もしないし、仮面と言えるようなものは何も持っていないようだ。
 勿論、自分でも大人としてのペルソナに乏しいことには気づいていて、そのことがコンプレックスになっていたのだが……

 最近『敏感過ぎて困っている自分の対処法』と言う本を読んだ。
 そこには、そういう人が5人に1人は存在していることが書いてあった。
 それはHSP(HIghly Sensitive Person)のことについて書かれた本で、その著者は心理学の専門家ではなく、HSPで色々、苦しい体験をしてきた人であった。
 そういう人たちは人との境界を作れなくて、小さなことにも敏感に反応しすぎ、いつもとても疲れたり、体調不良を起こしたりするそうだ。 
 もともと敏感な気質の人が幼いころに安心安全でない家庭で育ったことによるトラウマが原因だということだった。
 でも、そういう人たちは生物の生存戦略だったのではないかと言うことで、敏感過ぎる人たちがいたために人類も生き延びて来られたのではないかと言うことが書かれてあった。
 社会のカナリア的な存在だそうだ。
 なるほどね。

 私は、外見ではとっても元気そうに見えるので、人からは怠け者で、臆病で、子供っぽいと思われてきた。
 人との適度な境界を作れないために、時々、誰かに憑依されてしまうことがあり、疲れることが多くて、人と会ったり、サークルなんかに参加するとクタクタに疲れ切ってしまった。
 どうも人並みに馬力が出ない。
 そんな、変に敏感過ぎる自分が嫌でたまらなかった。
 ずっと肩身の狭い思いで生きて来た。  
 
 
 でも、うん、5人に1人なのか。
 人とうまくやっていけなくて、頑張っている割には、家事も仕事もできなくて、いつも疲れ切っている自分を頭から否定することはないのだと何だかしっくりした。

                                 木莉
 

☆沖縄の旅 (^^♪☆

2018-04-21 07:13:36 | 旅行


先週の金曜日から今週の月曜日まで、沖縄に行って来た。
 3泊4日のツアーだった。
 勿論、往復は飛行機。
 沖縄の4月は初夏だとネットで調べて、半そで姿で、軽い上着だけひっかけて出かけた。
 しかし、曇りか雨の天候で、風の強い日もあり、半袖では少し寒かった。

 1日目は晴れた。
 斎場御嶽(せーふぁ うたき)とひめゆりの塔に行った。
 
 
 斎場御嶽、沖縄のパワースポットと言った場所だった。
 沖縄は古い思いがそのまま残っているところなのだとつくづく思った。
 

 ひめゆりの塔では暗く口を開いたガマの前に献花台が置かれ、明るい色の春の花が供えられていた。
 U小学校で見つけて読んだ、新里堅進の漫画『水筒〜ひめゆり学徒隊戦記〜』のことを思い出した。
 胸が苦しかった。
 でも、ツアーの最初にここに来れて良かったと心から思った。

 帰宅してから、身体も心も凄く疲れていて、旅行のことも、なかなか書く気になれなかった。
 書かないうちに忘れてしまいそうである。
 ううむ……  ((+_+)) 
 
                  木莉


   

☆春は気まぐれ☆

2018-04-12 22:09:23 | 日記
 

 5月のように暖かくなったかと思うと3月に逆戻りしたり……
 そんな春のお天気の気まぐれに、なぶられている。
 素敵なことが一杯なのに、結構、大変な季節。
 花は春の光の中で輝き、薫る風に揺れる。。
 電車の駅では燕が2羽で、もつれながら飛び、カラスは巣に格好の枝を探し求めている。
 恋の季節!巣作りの季節!

 私はもうとっくに、恋する年齢ではなくなったのだが……それでも、春の光の中で心乱されて、ドキドキしてしまう。

 19年間も続けた、大好きな仕事を辞めてしまった私。
 それに代わる何かを見つけられるかな?
                         木莉
  




☆今年の花粉症 (*_*; ☆

2018-04-07 21:47:32 | 日記
  

 この3年ほどは、ひどい花粉症にはならず耳鼻科にも行かずに済んでいた。
 市販の薬を時々飲むくらいで凌げていたので、花粉症は卒業したかなと喜んでいたのだが……
 だが、ついに今年は耳鼻科と皮膚科にも行くことになってしまった。
 スギ花粉皮膚炎と言うのは本当にひどいものだ。
 まぶたから鼻、頬まで、かぶれて赤く腫れあがり、お岩さんのようになってしまう。
 皮膚科の先生はステロイド剤を処方してくれて、おかげで、目の周りの皮膚の炎症もだいぶ治まって来た。
 きつい薬なので、1週間ごとに様子を見ながら軽くしていく。
 4年前には1か月ほど通った。
 今年はひどくなる前に行ったから、少し早目に治るかなあと思うのだが、目も痒くて、鼻も痒くて、かなり厳しい。
 
 今日、目をしょぼつかせ、鼻をグスグス言わせながらヨガの教室に行った。
 そこで出会った顔なじみの人が「今年は、本当にひどいわねえ!黄砂まで、もう、飛んできてるらしいわよ!」
 私よりも10歳以上若くて美人の彼女は、今日は元気がなく、顔色も少しくすんで見えた。
「本当に、今年は辛いねえ!」
「点鼻薬も効かないわ」
 一緒になって、ブーブーぼやいたら、少しだけ気持ちが楽になった。

 思えば、私は子供の頃から、ずっと春が、苦手だった。
 木や花や自然が大好きなのに、春に山に行くと具合が悪くなっていた。
 
 この素晴らしい春に、こうしてくすんでいるのは本当に情けない。"(-""-)"   

                               木莉

☆4月になって……☆

2018-04-03 21:11:18 | 日記

 

 4月になって、仕事も、辞めて……
 でも、だからと言って暇になったわけでもなくて……
 今までいい加減にしていた家事にも少し手をかけているし、色んな所へ出かけてもいるので、忙しすぎて、毎日、夕方になると頭がくらくらする。
 でも、それなのに、何か自分には本当にしなくてはいけないことがありそうな気がしている。
 こんな年齢になっているのに、馬鹿だね、と思うけれど、毎日「何だろう?何だろう?」と思いながら生きている。
 
 4月は美しい季節だが、残酷な季節でもある。
 花が咲き、風が香り、心は憧れにとどろく。
 いくら歳を重ねて、姿はすっかりお婆さんになり切っていても、私は子供のようにドキドキしながら毎年の春を生きるのだろうか?!

                    木莉