木いちごつみ

5月の緑の森に入って木イチゴを摘むような気持ちで、日々のキラッとしたことを書いていきたいと思っています。

☆今日で9月も終わる☆

2017-09-30 20:13:34 | 日記



 暑い暑いと思っていたら、急に朝晩涼しくなり、もう明日から10月である。
 昼間はまだ、お日様ギラギラだけれど、もうすぐ秋が来る。
 時の巡りの早いこと!
 ゆっくりしているつもりはないのだが、世界はめまぐるしく展開していくのだ。
 昔はもっと時間がおっとり進んでいたよねと、恨みがましく思いながら……
 全く、急流を流されていくような毎日である。
 でも、止まるわけにはいかず、流されながら、時々方向を見定めて、「ああ、ああ」と嘆きながらクルクル舞いしている。
 しかし、気を取り直して、また、10月から、新しく歩き始める。

 夏に殆ど絶滅してしまった庭の鉢植えの花たちを見ながら、それでも、また、新しい花を植えようと夢見ている私である!!

                             木莉
 

☆高橋まゆみ人形館と山下清放浪美術館 (^^♪♪ ☆

2017-09-27 14:45:55 | 旅行

 2日目、無言館へ行く前に、飯山市の高橋まゆみ人形館へ行った。
 ここの人形たちはとっても素朴で、私の子供時代の田舎ののどかさでいっぱいだった。
 昔のあの暖かで素な感じの田舎の情景がジオラマになっていて、おじいさんもおばあさんもしわくちゃで、子供の顔もつるんとしていなくて野性的だった。
 今は、もうどこにもないのかもしれない懐かしい少しごつごつして決してスマートではないけれど凄く懐かしい人達と村や田圃の風景。
 そんな風景の中に人形たちが、ありありと出現していて、何とも頼もしい感じだった!
 うん、確かに、私たちの子供の頃には、こんな場所が確かにあったし、年寄りもおばさんも子供たちもこんなふうだったなと思いだした。
 それがノスタルジーではなく、はっきりと「今あるぞ!」と言っているのが何とも嬉しかった。


 
 この旅で色んな絵を見て、草間弥生も、そのエネルギーのほとばしりの逞しさに気持ちが晴れ晴れとしたが、山下清も本当に良かった。
 貼り絵の作品って、こんなに魅力的なのだと初めて知った。
 貧乏だから、決してちゃんとした和紙や貼り絵の用紙を使ったのではなくて、何でも手じかにある反古紙を使ったりしたそうだ。
 あの有名な花火の絵も凄い数の細いこよりが貼られていて、どんなに手間をかけたのかと驚くが、花火が好きでたまらないのだと言う気持ちが伝わって来て、私は絵の前に立つたびに微笑んでしまった。
 彼は東京生まれだが、何度も諏訪湖の花火を見るためにやって来たので、それで諏訪湖のほとりに「山下清 放浪美術館」ができたそうだ。
 乞食坊さんのように放浪の旅を続け、人にご飯をもらいながら、好きな絵を描き続けた山下清。
 私には到底できないが、素敵な凄い人生だなと感動した。
 意気地なしの自分は、彼が、何とも羨ましくなった。
   
 信州に来て、こんなに色々な作品に出会えて、ストラディヴァリウスの演奏まで聞けて、本当に満足だった!! 
 新幹線で岐阜羽島まで行き、そこから3日間、大型バスでの移動で、かなり疲れたけれど、素晴らしい旅だった!!
                木莉

☆「無言館」にて。ストラディバリウスの響き♪ (^^♪ ☆

2017-09-24 21:27:29 | 旅行

 3日間の旅行のハイライトと言えば、何といっても、「無言館」での天満敦子さんのヴァイオリン演奏である。
 「無言館」と言うのは、上田市にあり、太平洋戦争で亡くなった画学生たちの作品を集めた、世界的にもユニークな美術館である。
 館長の窪島誠一郎氏は、作家故水上勉氏の息子で、私財を投じてこの美術館を運営しているのだ。



 無言館は丘の上の十字架型の建物で、戦没画学生たちの絵は十字架型に区切られた部屋の壁に展示されている。
 私たちは絵に囲まれて椅子に座り、天満さんのヴァイオリンを聴いた。
 ストラディバリウスの音の何とも力強くて暖かく頼もしかったこと!! 
 彼女はもっと生きて絵を描きたかった画学生たちの無念を慰めるために鎮魂のヴァイオリンを弾く!
 無伴奏でバッハのソナタ・トロイメライ・シチリアーナ・タイスの瞑想曲……子守唄・叱られて‥…ジュピター……

 真ん中あたりで少しだけトークがあった。
 「このヴァイオリンは284歳で、彼は私のダンナさんで30年のお付き合いです」
 ダンナさんは天満さんが演奏すると「良いよ!良いよ!」と言ってくれるそうで、「今日もダンナさんはとっても喜んでくれています」
 天満敦子さんのヴァイオリンは本当に凄かった!!
  コンサートの後、私はCDを買い、サインをしてもらうために列に並んだ。
 その日は夫の誕生日だった。
 私は自分の順番になると演奏が素晴らしかったことを言い、すかさず「今日は夫の誕生日なんです!素敵な誕生日プレゼントをありがとうございました!」
 と言ったら、CDに「2017.9.19 Happy Birthday」と書き、夫と私に握手をしてくれた!
 どこから来ましたかと聞かれたので、西宮ですと言うと、「私、時々弾きに行っているから来て」
 と言われた。
 そうそう西宮の芸術文化センターに時々、天満さんは来るのだ。
 「行きます!」と応えてたちまちフアンになったのだった。
                                 木莉 
 

☆信州6つの美術館を巡る旅へ (^^♪ ☆

2017-09-21 16:25:59 | 日記

これは松本市美術館の前の草間弥生さんの作品!めちゃくちゃ楽しい
 18日19日20日と信州6つの美術館を巡る旅に行って来た!
 1日目は安曇野のいわさきちひろ美術館。
 2日目は飯山市の高橋まゆみ人形館。
 そして、上田市の戦没画学生の慰霊美術館「無言館」ここでは天満敦子さんのヴァイオリン演奏を聴いた。
 3日目が松本市美術館で草間弥生、諏訪湖のほとりの原田泰治美術館、山下清の放浪美術館。
 どれも個性的で、面白かった。
 9月19日が夫の誕生日なのでその記念にと2人で出かけたツアーだった。
 
 しかし、今日は凄く草臥れていて、洗濯と買い物と家の仕事に明け暮れ、明日が学校図書館の仕事なので、今回の旅のことは週末にゆっくり書くことにする。
 旅と言うのは、それまでの自分を少し変えることができるのではと思っているのだが、今回の旅はツアーではあったが、久しぶりに「ううん」と唸るところが沢山あった。
                                木莉     


☆今日から2学期の仕事始め!☆

2017-09-05 22:30:04 | 日記
 
  

 私の2学期の仕事が始まった。
 久しぶりのせいか、坂道が少しエラカッタりして……
 大汗をかいて到着。

 5時間目まで、1年生が授業に来て、てんてこ舞い。
 顔なじみの子供たちと会えるのは嬉しい!!

 放課後には公共図書館から3人の司書さんがやって来た。
 図書担当のS先生と話を聞いた。
 公共図書館は学校にどんどん協力をしてくれるようになっている。
 考えてみたら、両方とも市立だからかな。
 
 夕方からは雨が降り、暑くはないのだが、時々、むしむしする。
 こういう天気に弱くて、私は疲れのせいもあり、少し落ち込む。"(-""-)"
 すると、途端に自信を無くして、もう働くのは無理なんじゃないかと思ってしまう。 

 でも、明日になれば、多分、ケロッとしていると思う。
                        木莉