木いちごつみ

5月の緑の森に入って木イチゴを摘むような気持ちで、日々のキラッとしたことを書いていきたいと思っています。

☆詩も川も臍も…☆

2015-06-30 10:21:55 | 日記

        

 古新聞を片付けていて、面白い俳句を発見!
「詩も川も臍も胡瓜も曲がりけり」
 という橋 石(はし かんせき)と言う人の句である。
 この人は明治生まれの英文学者で、俳人だが特定の流派に属さず俳句をつくった人だそうだ。
 毎日新聞の「季語刻々」と言う坪内捻典氏の小さなコラムで見つけた。
「蝶になる途中九億九光年」という俳句が有名だそうだが、
 私はこの「詩も川も臍も…」が、とっても気に入った。
 何だか愉快な気持ちになる。
 曲った詩、くねる川、へそ曲がりの人間、真っ青で曲がって苦そうな胡瓜…
 どれも面白い。
 
 一昨日の日曜日、庭のむくげの木を切った。
 やたら伸びて雨が降るとだらんと歩道にまでしなだれかかって来るので、のこぎりとハサミで苦労して切ったのだが素人の仕事だから、とっても不細工な形になってしまった。
 薔薇のとげやつる草に引っかかり、私の腕は傷だらけである。
 昨日はU小学校で、200冊の本に1冊ずつ手製の不細工な手作りシールを2か所ずつ貼り付ける作業をした。
 最後に学年別に分けて段ボール箱に入れて、本を出したりしまったり…
 その作業のために2時間以上もサービス残業してしまった。
 手も腕も酷使しすぎのこの頃である。
 何となく年齢に対する挑戦かなと思いつつ、今のところは大丈夫そうだが、明日辺り、整形外科に行くのではないかと、少々、心配になる。
 
 さあて、私も、身体の心配をするのはやめて、曲がった詩やエッセイでも書いてみるか!!
                          木莉


 

☆昨日、ばおばぶ例会で…☆

2015-06-28 19:16:12 | 日記

            
             風さん手作りの紫陽花の妖精!
 昨日は、ばおばぶ例会だった。
 課題図書は『そよ風のように』堀川忍著だった。
 堀川さんは、以前、ばおばぶの同人だった人で、久しぶりに彼も来てくれて、一緒に読書会をした。
 彼は、数年前に重篤な病気を患って、そこからの精神的な脱出のためにこの本を書いたそうで、そんな話なども聞くことができた。
 辛口の批評が多かったのだが、みんな真剣に熱く、しかも温かな雰囲気で読書会ができて、なかなか素晴らしかった。 
 書くことの意味と言うものを私も考えさせられ、こんなに怠慢に生きていてはダメだなあとつくづく思い知らされた。

 今、『ばおばぶ29号』の編集を進めている。
 同人たちが高齢化したからか、最近、だんだん本ができるのが遅くなっている。
 何故か今回も私は編集員で…
 この夏には編集を終え、秋には本を出そうと計画しているのだが…
「みなさん、作品を書きましょう!」と 同人たちに発破をかけているのだが、実は私がまだ、書けていない。

 情けないことだが、私は不器用で1つずつしか物事がこなせない。
 まず、仕事の方を片付けなければ。
 段ボール箱6個分の本たちの世話をしなくては。
 その上、前年度末に寄贈を受けた本まで3箱ほどある。
 それに今学期は、蔵書点検まであるのだ。

 でも、焦らず、マイペースで…
 そう言い聞かせながら、ぼちぼち行きます!

                     木莉
 
 
 
 

☆雨の中に咲く花…☆

2015-06-26 11:02:13 | 日記
   
         

 昨日はあんなに蒸し暑かったのに、今日は雨が降ってひんやりしている。
 かなりの降りだったけれど、傘をさして歩いて25分の歯医者さんまで行って来た。
 途中、雨の中の紫陽花の写真を撮ろうと思っていたのに、どこの紫陽花ももう終わりかけていた。
 
 うちの庭の小さなカメの中でウオーターヒヤシンスが1輪咲いていた。
 いつも5月になると小さな苗を5つほど、まるで金魚を買ってくる時みたいにビニール袋に入れてもらってぶら下げて帰る。
 水だけでちゃんときれいに咲くので、感心だなあといつも思っている。
 本当はメダカや金魚と一緒にせめてもっと大きな水盤か池で暮らしたいんだろうなあ。
 花も心地よい池の夢を見ているような気がする。
 私も時々、美しい庭の夢を見る。
 薔薇のアーチがあって、木のベンチと丸テーブルでお茶が飲めるような…
 ううん、夢のまた夢である。
                         木莉

            

☆今日はリトルへ ♫☆

2015-06-25 22:24:53 | 日記

        
        これは、先週の土曜日に行った時の泰山の先付。
        そら豆のアマガエルのかわいくて美味しかったこと!!

 今日も、スタジオリトルへ行き、大いに笑った!
 笑いの絶えないバレエ教室と言うのは、多分、珍しいのではないかと思う。
 今日もタップをして、その後、かおりさんとさっちゃんが来て、バーレッスンをした。
 何だか姫先生も私たちも随分よく笑った!
 気心の知れた人たちと笑いあっている時って本当に幸せ!
 
 実は昨日の夕方、私は急に、憂鬱の黒い靄に巻き込まれて、殆ど絶望しそうになった。
 気の小さい私は、今、(自分にとっては)大きな課題をいくつか抱えていて、夕闇迫る洗面台の鏡で、自分の顔を見た途端、パニックを起こしかけたのだ。
 もう消えてしまいたいとまで、思った。

 でも、今日、大笑いしたので、解消!
 本当は何も片付いていないのだが…
                          木莉
 
 

☆1学期はとっても忙しい!!☆

2015-06-23 16:26:27 | 日記

     
                               
 昨日は夏至で、1年中で一番昼が長い日だった。
 そのせいと言うわけでもないが、私も昨日はU小学校で1時間半ほど残業した。
「読んでごらんおもしろいよ」と課題図書の本がカウンターの後ろに積みあがっていて、気になって仕方なかったから…
 と言ってもそのくらい残業しても、まだまだ、これからたっぷり作業が残っている。
 月曜日は図書室に1年生が4クラスやってくる日なので、やっと事務や作業に入れるのは6時間目以降で、私の勤務は3時45分までだからほとんど時間がないのだ。
 学校図書館の仕事は、今1年で1番忙しい時期なのである。

 疲れ果てて、家に帰って来ても家事や、しなくてはいけないことが山積みである。
 私って、なんてノロマで要領が悪いのかなあとつくづく哀しくなる。
 今年もどんどん過ぎてゆき、もう少しで半分が終わる。
 なぜ、いつも、こう焦って毎日生きているのかなと夜になると後悔に苛まれるのだが…
 多分、それは私が気が小さくて不器用でせっかちだからなのかな。

 しかし、自己嫌悪になりながらも、朝起きて、庭や外を歩いている時には木や草たちと出会うと嬉しくなる。
 自然は私みたいに細々と悩んでいなくて素敵だなあと思う。
 少しばかり異常気象でも、咲く時期が来ると花は咲くし、枯れる時にはきっぱりと枯れてしまう。
 えらいなあと思う!
                              木莉