ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

久しぶりに山へ行く

2024-09-03 | 白い花
オトコエシ(男郎花)である。
スイカズラ科の多年草。
オミナエシに比べて茎が太く大型で、全体に毛が多いことからオミナエシに対してこんな名が。
一方、古い時代、男性は白米、女性は黄色い粟飯を食べていたことから、オトコメシがオトコエシに転訛した説もある。

日当たりのいい山野に生育する。
林道沿いでもこの白い花はよく咲いていて、画像もそういったばしょで撮影したもの。
うちの界隈だと、オトコエシはよく見かけるが、オミナエシはあまり目にしない。
山手に行くとそちこちで咲いているのだが、双方とも生育環境は同じなので不思議。
生薬名は「敗醤(はいしょう)」で、全草が用いられる。
清熱、解毒、排膿作用があり、虫垂炎や下痢、腫れ物などに利用される。
また、血行を良くするので、産後の腹痛にも効果があるとか。
敗醤は漢名でもあり、これを花瓶などに活けていると醤油の腐ったような臭いがするため。
実際、種子を持ち帰ろうと茎を手折ったら、何ともいえない異臭がして放棄した経験がある。
花期は8〜10月。


昨夜は雨になったが、朝には上がっていた。
でも、雲が多く、夜間の雨のせいか気温も23度まで下がった。
朝、起きた時点で涼しさを感じたのはいつぶりだろうか?
日中も27度までしか上がらなかったが、やはり湿度が高くて動くと汗ばむ暑さではあった。

曇ってるし気温も低めだしと、久しぶりに山に出かけることに。
先月、旦那にタイヤを届けるのに、とんぼ返りしたフラストレーションもあったので(笑)
49号線を進み、途中から山中へ。
その後、山手の集落の農耕地の畦道散策。

ここはいつ来ても色んな花が咲いていていい場所だが、今日はスズメバチが多かったな。
まあ、警戒音を発せられることはなかったし、近づいてきたらじっとしてやり過ごすの繰返し。
鮮やかな黄色の胴体だけど、オオスズメバチほどのサイズじゃないのはモンスズメバチか?
キイロスズメバチも飛んでたが、オオスズメバチほどの重低音の羽音じゃなので威圧感は小さい。

近くの食堂でお蕎麦の昼食をとり、国道349号線を使って古殿町に抜けた。
あとは県道を使って麓へ。
もう少し体力があれば、国道の途中からまた林道に入ったんだけど、今日はもうダメだった。
走行距離100kmオーバー程度だが、途中で何箇所か歩き回ってるので疲労が大きい。

明日も予想最高気温が26度と低めだが、天気は雨のようだ。
このままこの気温帯で落ち着くのかと思えば、明後日からはまた30度越えだって。
9月は秋じゃなく夏だと考えたほうがいいと、気象予報士が言っている。
残暑疲れで体調を悪くしている人も多いようだが、分かる気もするよ。
せめて、夜間だけでも扇風機なしで眠れる気温になってほしいものだわ。

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