ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

障子の張替

2016-05-16 17:00:00 | 緑の花

ルイヨウボタン(類葉牡丹)である。
先週、山手の神社に行った目的の一つがこれ。
今の所、市内ではここでしか見つけていないルイヨウボタンの花。
黄緑色の花は目立たないけれど、すっと伸びた茎の先に咲いている姿はなかなか絵になる。

この他、ユキザサ(雪笹)も咲いていた。

山地の林など日陰を好んで咲く植物。
花びらも雄しべも白で、雪の結晶の形に似ていることから、こんな名がつけられたようだ。

それと、昨年も見かけたこれ。

見た目はキク科だけど、花びらの付き方がまばら。
他にも何本かあったのだけど、更に花弁数が少なかったりで謎のまんまだった。
今回、しつこく調べてみて、どうやらセンボンヤリ(千本槍)らしいことが分かった。
センボンヤリは白い花なのだが、終盤になると紫色に変色するみたい。
紫色で探していたから、なかなか見つからなかったのね。


今日も朝からいい天気。
明け方、気温がそこそこ下がったようで、布団の中の足先が冷えてしまっていた。
肩のあたりもスースーしていて、空気の冷えを感じたわ。

日中は日差しがあったものの、それほど気温は上がらず。
風もひんやりしていて、肌寒かった。

今朝からまた5時起きでお弁当作り。
入れるものが頭の中で決まっていると、30分もあれば片付く。
でも、いつもこうはいかないわけで、1時間近くかかることも。
今朝は30分で終了。
いつもこうだと楽なんだがなあ。

天気がいいのに、息子はまただんなの車に便乗していった。
人間、楽して過ごしたい生き物だから、どうにもならんか。
でも、体力が明らかに落ちてるものね。

私なんて、高校時代はどこに行くにも自転車だったから、体は弱かったけれど、体力はそれなりにあった。
いわきなんて平地ばっかなんだから、自転車での移動なんぞ楽だろうに。
今、体を作らないで、いつ作るんだろう。


家の西側の道路に面した窓の障子は二箇所ある。
一箇所は猫に穴だらけにされていたが、放置したまんまになっていた。
もう一箇所は猫の被害もなく、きれいなままだった。
それが、3月あたりから少しずつ剥がれ始めた。

障子紙1枚で貼りつけているはずなのに、組子の部分を残して四角くぺりぺりと。
まるで、組子に囲まれた四角い部分の大きさの紙を、一枚一枚貼りつけたんじゃ?と思えるような剥がれ方であった。

塀があるとはいえ、道路からは丸見えの位置にあるので、私も車で帰ってくるたびに目についてはいた。
1、2箇所程度、剥がれているうちは良かったが、それが日増しに数を増やしていくと、さすがに見栄えが悪く。
世間体を非常に気にする義父がうるさく言いだしたので、重い腰を上げることにした。

地震で家が歪んで障子が外れなくなっている所もあるので、外れなければ諦めようと試してみる。
難なく外れたので、貼り替えることに。
ついでに、猫に穴だらけにされた方もやるべぇと、こちらもガタガタやったら外れた。

後は水をかけて古い障子紙を外し、外で乾かしてからひたすら貼るだけ。
障子紙用の液体ノリが、中で一部、固形化しており、それが吹出し口に詰まるということが度々。
その都度、蓋を開けて詰まった部分を爪楊枝でほじくりだし...。
おかげで余計な時間がかかってしまった。
でも、どうにか貼り替え終了。
出来はともかく、穴がなくなったんだからよしとしよう。


他の障子も、猫たちの共同作業によって、ほとんどに穴が開いている。
一箇所でも穴が開くと、他の猫がそれを気にして爪を引っ掛け...。
紙がちょっとでも折れ曲がっていれば、そこを咥えて引っ張って...。
その繰り返しで、気がつくと針の穴だったのが大穴になっているパターンである。

そろそろ自室の庭に面した障子だけでも貼り替えないとなあ。
カーテンがあるから気にしていないが、なければ外から覗き込める穴がいくつも開いているもの(笑)

義父に何かあったら、仏間と床の間の障子も大急ぎで貼り替えねばならない。
そんな思いをしないように、今のうちからちまちまとやるべきなんだろう。
と、前もそう思ってやったら、ひと月も経たないうちに穴だらけになってたんだが。
貼り替え作業は猫との戦いでもあるわな。やれやれ。
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