カルロ・ランバルディ氏(イタリアの特殊効果造形作家)が死去
読売新聞 8月11日(土)14時43分配信
カルロ・ランバルディ氏 86歳(イタリアの特殊効果造形作家)伊メディアによると、10日、伊南部カラブリア州の病院で死去。死因は不明。
同国北部フェッラーラ生まれ。米映画「キングコング」(1976年)で巨大なゴリラのロボットを作り注目された。「エイリアン」(79年)や大ヒット作「E.T.」(82年)のキャラクター造形を手がけ、「E.T.の父」とも呼ばれた。これら3作品でアカデミー賞の視覚効果賞などを受賞した。(ローマ)
僕たちにとっては、特殊効果造形の神様のような人だ。
なにしろ、キングコング、エイリアン、ETの三大キャラクターはこの人の造形だ。
それからあと、さまざまなモンスターや怪獣や宇宙人がスクリーンに登場したが、彼がつくったキャラクターをどこかで意識しつつそれを超えようと、悪戦苦闘してきたわけだ。
この人が日本の「REX」のクリーチャークリエイトを引き受けたのはご愛嬌だが、僕は『砂の惑星』のファンタジーも好きだし、「悪魔のはらわた」のようなカルトを巨匠になっても引き受けているところなんかがとても好きだ・・・合掌!