サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

ねぇムーミン/宇野誠一郎(作曲家)/84歳

2011年05月14日 | 毎日がメメント・モリ

宇野誠一郎さん死去=「ひょっこりひょうたん島」の作曲家


時事通信 5月11日(水)12時21分配信

 

 テレビ人形劇「ひょっこりひょうたん島」の主題歌や井上ひさしさんの舞台の音楽で知られた作曲家の宇野誠一郎(うの・せいいちろう)さんが4月26日午前5時、心不全のため死去したことが11日、分かった。84歳だった。兵庫県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻で女優の里見京子(さとみ・きょうこ、本名宇野崇予=うの・みつよ)さん。
 早大文学部在学中に作曲を学び、演劇から現代舞踊、ドラマ、アニメ、童謡まで多岐にわたるジャンルの曲を手掛けた。代表作にアニメ「一休さん」「ムーミン」「長靴をはいた猫」、童謡「アイアイ」、音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」「紙屋町さくらホテル」など。

連続テレビのアニメや人形劇の主題歌などは、不思議なもので何十年たっても覚えているものだ。
宇野誠一郎さんの代表作は「ひよっこりひょうたん島」でもちろん原作の井上ひさしが作詞だが、そうしたお仕事としてはNHK人形劇の「チロリン村とくるみの木」が最初だ。
これは56年に放映開始されたが64年終了するまで、800回を超える放映であった。
1953年テレビ放映が開始される年に生まれた僕だが、自宅にテレビが入ったのは6歳ぐらいだったと記憶している。だから最初の何年かは、保育園で見ていた印象がかすかに残っている。
その後、「ネコジャラ市の11人」「ひょっこりひょうたん島」と続いたが、アニメの作曲も多く、「ムーミン」もこの人と井上ひさしのコンビである。
ねぇムーミンではじまる「ムーミンのテーマ」は、たぶんとんでもなく幅広い世代の人たちが覚えているはずだ。
晩年は井上ひさしの演劇の歌を制作することが多かったが、一足先に亡くなられた井上ひさしさんと、思い出話をなさっておられるだろう・・・合掌!

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