サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

和製ブロンソン/佐藤允(俳優)/78歳

2013年01月09日 | 毎日がメメント・モリ

俳優・佐藤允さん死去…「独立愚連隊」主演、“和製ブロンソン”の異名も

デイリースポーツ 1月8日(火)11時42分配信

 俳優の佐藤允(さとう・まこと)さんが昨年12月6日、急性肺炎で亡くなっていたことが8日、分かった。78歳だった。東宝によると、佐藤さんは川崎市内で転倒し、頭部を強打。外傷性くも膜下出血を起こし、横浜市内の病院に入院していたが、肺炎を起こし死去したという。葬儀・告別式は行わず、近親者のみで見送った。

 佐藤さんは52年、俳優座養成所に入団。56年に東宝に入社し、「不良少年」で映画デビュー。59年に「独立愚連隊」に主演し、スターの仲間入りを果たした。チャールズ・ブロンソンに似ていることから、“和製ブロンソン”とも呼ばれた。

僕の生まれた頃に俳優座の第4期生となっている。
同期が、宇津井健、仲代達也、中谷一郎、佐藤慶とくるのだから、すごいメンツだ。
若い頃は、アクの強い顔なので、不良やチンピラ役が多かった。
脇役として、多くの映画に出演したが、当時のスチール写真を見ると、ああそうだ、こんな役やってたよな、とすぐに思い出せる。
やはり個性が強かったのだろう。

若い頃は「和製ウィドマーク」として売り出されたらしい。
クールで非常な殺し屋役などが印象深かったハリウッドのリチャード・ウィドマークである。
それが中年を過ぎてからは、独特の渋みから「和製ブロンソン」と言われるようになった。
これは嬉しい呼び名ではなかったか。
日本人はとてもブロンソンが好きだったからだ。

そんな独特な雰囲気から、サントリーのCMにも起用され、お茶の間の人気も呼んだ。
俳優一筋、いい仕事をした人だった・・・合掌!

 


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