サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

レスリー・チャン忌日

2006年04月01日 | インドア歳時記
4月1日は「レスリー・チャン忌日」。2003年のこの日、香港の高級ホテル「マンダリン・オリエンタル」から彼が飛び降りたという報を、僕は、友人からもらった。とっさに、4月1日エープリールフールでしょ、と言い返した。でも、そうではなかった。

香港の裕福な商家の10人兄弟の末っ子として生まれた。友人と歌謡コンテストに出場、準優勝したのをきっかけに、歌手デヴュー。その後、俳優に転じ、また、歌の世界でも第2の絶頂を極め、監督業にも進出した。

僕は、やはり、ウォン・カーウァイ監督と組んでの「欲望の翼」「ブエノスアイレス」での演技がとても好きだった。

自殺の原因はいまでも、謎とされる。カミングアウトしていたゲイの相手との不仲か、あるいは主演作「カルマ」の心理学者役にのめりこんで、精神に異常をきたしたとも・・・・。

いまでも、香港映画の力作を観るとき、レスリー・チャンの不在を残念に思う。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうでしたね・・・ (latifa)
2006-04-03 08:31:09
kimion20002000さん、こんにちは!

そういえば、命日でしたね。あの時の衝撃を私も今でも覚えています・・・。



返信する
latifaさん (kimion20002000)
2006-04-03 17:29:39
なんか、「カルマ」みたあとで、レスリー・チャンきついだろうな、なんて思ったりしていたんだけどな。

歌手としても、役者としても、本当に惜しいですね。
返信する

コメントを投稿