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サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

ロマンスグレー/二谷英明(俳優)/81歳

2012年01月10日 | 毎日がメメント・モリ

俳優・二谷英明さん死去…「特捜最前線」などで渋い演技


夕刊フジ 1月10日(火)16時56分配信

 

 刑事ドラマ「特捜最前線」や日活アクション映画で人気を集めた俳優の二谷英明さんが7日午後4時58分、肺炎のため東京都新宿区の慶応大病院で死去した。81歳だった。

 関係者によると、二谷さんは昨年末、体調を崩したため検査も兼ね、入院。肺炎を悪化させ7日午後に容体が急変し、帰らぬ人となった。妻の白川由美(75)はショックで一夜明けた8日も遺体に寄り添った。

 長女で元女優の友里恵さん(47)、夫でトライグループ会長の平田修氏らが最期をみとった。

 二谷さんは03年に脳梗塞を発症して、芸能活動から離れていたが、09年から「特捜最前線」時代の二谷さんの映像を使ったトライのCMが流れていた。

 長崎放送のアナウンサーを経て、56年に日活ニューフェースとして入社。翌年、映画「浮草の宿」で主役に抜てきされた。石原裕次郎さん、小林旭に続き“ダンプ・ガイ”の愛称で売り出し、「散弾銃の男」「拳銃横丁」などで、日活アクション映画の全盛期を築いた。

 若いころからロマンスグレーの老け役を演じ、とくに77年から10年間続いた人気刑事ドラマ「特捜最前線」では、警視庁のエリート捜査幹部役で主演し、人気を集めた。

僕も20代からロマンスグレーなのだが、二谷英明に似てるねなんて言われたことはない(笑)。
だいたい漫画家の蛭子さんか、よくて指揮者の小沢さんだ。
まあ、それはよしとして。
石原裕次郎、宍戸錠、小林旭といった錚々たる日活アクション映画のスターの一人だが、だんだん貫禄があったこともあるだろうが、ちょっと理知的なボス役か味わいのある敵役に納まっていった。
テレビ界への転進は、結構早く、化け物長寿番組であった特捜刑事でファンが多かった。
お母さん役NO1女優といわれた白川由美との間の子どもの二谷友里恵が郷ひろみと結婚。
さんざんマスコミにも担ぎ出されたが、友里恵は90年『愛される理由』でベストセラー、一方で郷ひろみは離婚の心境を98年に『ダディ』に書いたが、01年には友里恵の『盾』で反撃されてしまう。
友里恵はファッションブランドでも成功し、郷の親友だった「家庭教師のトライ」の平田社長と再婚し、現在はトライグループの社長に収まっている。
子どもも友里恵の側についた形で、ある意味で郷ひろみの完敗であるかもしれない。
そんな騒動を、二谷英明は、本心ではどう思っていたのだろう。
90年代からボランティア活動に精を出し、病になってからはあまりマスコミには露出せずに、病状をさほど人には伝えるではなく、最後まで自分なりのダンディズムのようなものを貫いたのだと思う・・・合掌!



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