『ダーティハリー2』『続・猿の惑星』テッド・ポスト監督が死去 95歳
シネマトゥデイ 8月21日(水)14時50分配信
テッドさんは1950年代からテレビ・映画業界で活躍。1960年代には多くの西部劇シリーズを手掛け、クリント・イーストウッドの出世作となった西部劇ドラマ「ローハイド」の監督も務めた。後にクリントとは映画『奴らを高く吊るせ!』『ダーティハリー2』でもタッグを組んだが、『ダーティハリー2』で演出方針をめぐって対立。同作を最後にコンビを解消した。
ほかにテッドさんが手掛けた作品には映画『続・猿の惑星』やテレビドラマ「コンバット」「刑事コロンボ」など。1999年の映画『4フェイシズ(原題) / 4 Faces』が遺作になった。(編集部・福田麗)
テッド・ポスト監督の僕が見た最初の映画は、クリント・イーストウッドがマカロニ・ウェスタンで一躍有名になり、ハリウッドに戻って撮られた西部劇『奴らを高く吊るせ!」(68年)だった。
その後、彼は『猿の惑星』シリーズで『続・猿の惑星』(70年)、『ダーティー・ハリー』)シリーズで『ダーティー・ハリー2』(73年)の監督をしている。
ふたつともシリーズはたしか5部まで行ったが、続編の監督さんというのはどういう気持ちなのだろう。
『猿の惑星』では、1作目のチャールストン・ヘストンはもちろん、ジーラ役のキム・ハンター、ゼイウス博士役のモーリス・エバンスなど主要役者は同じなのである。
『猿の惑星』では興行収入は1作目より落ちている。
『ダーティ・ハリー』では2作目のほうが、収入は増えている。
まあ2作目を任されるというのは、なんとなく職人肌の器用な監督さんのような気がする・・・合掌!
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