サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

北朝鮮モバイル(エジプト通信会社の勇気度80点)

2008年12月17日 | それでも世界は回る

北朝鮮で初の3Gモバイルネットワーク、エジプトの通信企業が立ち上げ


エジプトの通信企業が、北朝鮮で3Gモバイルサービスの提供を開始する。

2008年12月17日 08時35分 更新

 エジプトの通信企業、Orascom Telecom(OTH)は12月15日、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)において、同国初の3Gモバイルネットワークを提供する新会社「Koryolink」を立ち上げた。Koryolinkは、OTHが75%、北朝鮮のKorea Posts and Telecommunicationsが25%出資する合弁会社。


 OTHは今年1月に、北朝鮮での3Gモバイルネットワーク構築の認可を受けた。Koryolinkはまず、人口200万人以上の平壌でサービスを展開し、順次エリアを拡大していく計画という。

おや、なかなか勇気がある通信企業じゃないか。
光ファイバーの設置から含めて、北朝鮮ITビジネスの誘惑はくさるほどあり、まことしやかに、その独占利権の構造や手口をしったふりしてしゃべるブローカーは数多いのだが、政府系の会社と合弁とはいえ、なかなか手を出せない分野なのだ。
このエジプトの通信企業のことはよく知らないが、そして、所詮は大衆が自由に使えるツールにはまだまだ遠いとしても、ともあれ3Gモバイルのかたちで、北朝鮮でサービスを始まるのは、いいことだと思う。
モバイル通信に関して、どのように国家の規制がかかるのか、あるいは盗聴を含めた検閲装置がどう稼動するのかしらないが、ソリューションのすべてを規制することは不可能に近いからだ。
もしかしたら、北朝鮮の現体制の崩壊を早めたのは、この携帯サービスの解禁であったということだって、ありうるかもしれないからだ。
さて、このニュース、ソントバンクの孫大将は、どう捉えているんでしょうね>
まさか、エジプトの通信事業者は隠れ蓑で、孫大将がバックにいたりして・・・。


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