皇居も節電…「御所」で初の儀式
(産経新聞) 2011年07月26日 08時00分
皇居で、電力の消費を削減しようと、さまざまな取り組みが行われている。大型施設のため冷房や照明に多くの電力が必要な「宮殿」を極力使わないようにしたり、行事の時間を変えてみたり…。今夏は例年に比べ宮殿の使用回数がほぼ半減している。25日には信任状捧呈(ほうてい)式が、両陛下のお住まいである「御所」で初めて実施された。(芦川雄大)
約2万3千平方メートルの広大な延べ床面積を持つ宮殿では、首相や最高裁長官に任命書を交付する親任式、新任外国大使が派遣国から託された信任状を陛下に渡す信任状捧呈式といった国事行為に基づく儀式や、勲章親授式、歌会始などの重要行事が行われてきた。
だが、宮殿は、皇居内の施設で最も消費電力が大きいとされる。行事に使われる部屋は広くて天井が高く、「暑い日は2時間前から部屋を冷やしている」(宮内庁)。真夏でも大半の行事は正装の必要があり、高齢の出席者のためにもしっかり温度を下げる必要があるという。
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高齢の陛下、皇后のご健康が心配だ。
震災直後から、自主停電をなさっていた天皇は、この震災でも心の拠り所となっている。
本来ならば、平安御所に避難されたほうが、と僕などは思ってしまうが、この天皇、皇后は首を縦に振らないかもしれない。
戦後の憲法において、天皇の役割はずいぶん変わったのだろうが、どうにも煩雑な「儀式」への立会いが多すぎるように思える。
こういうものこそ、天皇、皇后の意見を聞きながら、大幅に「仕分け」したり、代役に任されたりしてもいいのではないかと思う。
ことに、猫の目のようにしょっちゅう変わる大臣就任儀式など、その存在の薄さを考えるのであれば、代役に任せられてもいいのではないかと、皮肉のひとつも言いたくもなる。
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