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サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

mini review 10471「アンナと過ごした4日間」★★★★★★★★☆☆

2010年07月19日 | 座布団シネマ:あ行
第21回東京国際映画祭で、審査員特別賞を受賞した話題作。向かいに住む女性の部屋をのぞかずにいられない男の悲しい心理と行く末を、サスペンスフルなタッチで描いていく。監督は『早春』などで知られるポーランドの巨匠であり、『イースタン・プロミス』には俳優として出演しているイエジー・スコリモフスキー。絵画的な画面構成、奇怪な音響設計など、17年ぶりに新作を手掛けたスコリモフスキー監督の魅力が存分に堪能できる . . . 本文を読む

mini review 10463「あんにょん由美香」★★★★★★★★☆☆

2010年06月19日 | 座布団シネマ:あ行
2005年に急逝して改めて評価を高めた女優の林由美香をテーマに、『童貞。をプロデュース』の松江哲明監督が彼女の足跡を辿るドキュメンタリー。死後になって日本で存在を知られた一本の韓国産AVを通して、林と交流のあった関係者、さらに韓国のスタッフや出演者などの証言を収集。まさかの展開を見せてたどり着くラストが温かく切ない。[もっと詳しく] 「なかなか頑張ったじゃない、松江君」と由美香は言っているかも . . . 本文を読む

mini review 10461「アバター」★★★★★★★★☆☆

2010年06月10日 | 座布団シネマ:あ行
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに発表した、最新の映像技術を駆使して作り上げたアドベンチャー大作。ある衛星にやって来た人類と、その星にもともと住む者たちによる激しい戦闘を、迫力の最新3D映像で見せる。出演者は『ターミネーター4』のサム・ワーシントンほか、キャメロン監督とは『エイリアン2』以来久々にタッグを組むことになるシガーニー・ウィーヴァーら実力派が顔をそろえる。構想14 . . . 本文を読む

mini review 10454「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」★★★★★★☆☆☆☆

2010年05月02日 | 座布団シネマ:あ行
2009年に、生誕100年を迎える文豪・太宰治の同名短編小説を、『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督が映画化した文芸ドラマ。戦後の混乱期を背景に、道楽ざんまいの小説家の夫に振り回されながらも、明るくしなやかに生きていく女性の姿を描く。逆境の中でも活力にあふれるヒロインには話題作への出演が相次ぐ松たか子、太宰を思わせる小説家に『モンゴル』などで海外でも評価の高い浅野忠信。さらに室井滋、伊武雅刀、妻夫木聡 . . . 本文を読む

mini review 10446「あの日、欲望の大地で」★★★★★★☆☆☆☆

2010年03月01日 | 座布団シネマ:あ行
『21グラム』や『バベル』などの脚本家として知られるギジェルモ・アリアガが、監督として長編デビューを飾った壮大な愛の物語。愛を渇望する悲しい宿命を背負いながらも、一筋の光に導かれる3世代の女性たちの生き様を真摯(しんし)に描く。ミステリアスな主人公とその母親を演じるのは、シャーリーズ・セロンとキム・ベイシンガー。このオスカー女優二人が肉体をさらけ出し、ひたむきに熱演する女性たちの魂の叫びやその悲し . . . 本文を読む

mini review 10446「おと・な・り」★★★★★★★☆☆☆

2010年02月27日 | 座布団シネマ:あ行
都会のアパートの隣同士に暮らし、一度も顔を合わせたことはないが、音によって惹(ひ)かれ合っていく男女の恋の行方を描くラブストーリー。監督は『ニライカナイからの手紙』の熊澤尚人。進むべき道を模索するカメラマンを岡田准一、30代の女性として揺れ動きながら夢の実現を目指すヒロインを麻生久美子が演じる。さまざまな葛藤(かっとう)を抱えた男女の心情をリアルかつ丁寧にすくい取った、等身大のラブストーリーとして . . . 本文を読む

mini review 10444愛のむきだし」★★★★☆☆☆☆☆☆

2010年02月24日 | 座布団シネマ:あ行
『紀子の食卓』が世界的に高く評価された園子温監督が、実話をベースに描く究極の純愛物語。幼少時に母親を亡くし理想の女性像を追い求める主人公を、人気グループAAAの西島隆弘が熱演。ヒロインに『プライド』の満島ひかり、彼らに近づく新興宗教団体の女に『風の外側』の安藤サクラがふんするほか、渡辺真起子、渡部篤郎ら実力派が脇を固める。カリスマロックバンドのゆらゆら帝国が、初めて映画に楽曲を提供しているのも話題 . . . 本文を読む

mini review 10431「愛の予感」★★★☆☆☆☆☆☆☆

2010年01月11日 | 座布団シネマ:あ行
2007年ロカルノ国際映画祭グランプリを受賞した、深い絶望からの脱出を描いた再生のドラマ。ある殺人事件の被害者の父と加害者の母が偶然出会い、再び“人”として歩み始めるまでの感情の揺れを追う。『バッシング』の小林政広監督が脚本と主演、主題歌も担当。『殯(もがり)の森』の渡辺真起子と2人で、後半ほぼせりふなしの難役を熱演。言葉ではなく、ささいな日常生活の変化によって物語を紡ぐ監督の手腕に注目。[もっと . . . 本文を読む

mini review 10430「明るい瞳」★★★★★☆☆☆☆☆

2010年01月08日 | 座布団シネマ:あ行
社会にうまくなじめないヒロインが、一人の男性との出会いを通して変ぼうしていく様を描いたハートフル・ドラマ。監督は本作がベルリン映画祭に出品され、注目を集めたフランス映画界の新鋭ジェローム・ボネル。ヒロイン役を『不完全なふたり』のナタリー・ブトゥフが、彼女に変化をもたらす青年役を『ヴェルクマイスター・ハーモニー』のラルス・ルドルフが演じる。ぬくもりあふれる劇中のファッションやインテリアにも注目[もっ . . . 本文を読む

mini review 10429「愛を読むひと」★★★★★★★☆☆☆

2010年01月07日 | 座布団シネマ:あ行
幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に、『めぐりあう時間たち』の名匠スティーヴン・ダルドリーが映像化。戦時中の罪に問われ、無期懲役となったヒロインを『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、彼女に献身的な愛をささげる男をレイフ・ファインズが好演。物語の朗読を吹き込んだテープに託さ . . . 本文を読む

mini review 09419「イノセント・ボイス 12歳の戦場 」★★★★★★★★☆☆

2009年11月15日 | 座布団シネマ:あ行
激しい内戦で多数の犠牲者や亡命者を出した、1980年代の中南米エルサルバドルの内情を描いた戦争ドラマ。無名の俳優オスカー・トレスが少年時代の体験をつづった脚本を、メキシコ出身のルイス・マンドーキ監督が映像化。むごたらしい戦争の悲惨さや無意味さを母子のきずなを絡めて語り明かす。主人公の少年に3000人の中から選ばれたメキシコの少年カルロス・パディジャ。軍隊徴収直前の微妙な少年の心理を自然体の無垢な演 . . . 本文を読む

mini review 09409「オーストラリア」★★★★★★☆☆☆☆

2009年10月19日 | 座布団シネマ:あ行
映画『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が、壮大なオーストラリアの自然を舞台に描く運命的な愛の物語。主演は『ムーラン・ルージュ』に引き続きバズ監督作品参加となるニコール・キッドマンと映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のヒュー・ジャックマン。広大なオーストラリア大陸のロケーションや、主要キャストをオーストラリア出身者で固めるなど、バズ監督のこだわりが随所に見る . . . 本文を読む

mini review 09407「エレジー」★★★★★★★★☆☆

2009年10月16日 | 座布団シネマ:あ行
現代アメリカ文学の巨匠、フィリップ・ロスの短編小説「ダイング・アニマル」を映画化した大人の愛の物語。セックスから関係をスタートさせた男女が、真の愛に目覚めるまでをしっとりと描く。身勝手な大学教授役に『砂と霧の家』のベン・キングズレー。美ぼうのヒロインをスペインを代表する若手女優、ペネロペ・クルスが体当たりで演じている。男女の間に横たわる深くて暗い溝にため息をつきながらも、愛への希望を抱かせてくれる . . . 本文を読む

mini review 09403「俺たちに明日はないッス 」★★★★★★☆☆☆☆

2009年10月09日 | 座布団シネマ:あ行
女の子とセックスのことしか頭にない男子高校生を中心に、思春期の恋と性をつづる苦く切ない青春コメディー。毎日を何となく過ごす6人の高校生が、楽しいことばかりではない恋愛を経験する。『神童』のさそうあきら原作漫画を、『さくらん』のタナダユキ監督が映画化。柄本時生や安藤サクラなどフレッシュさと実力を兼ね備えた若手俳優陣が、登場人物たちの純粋さとやるせなさを絶妙な演技でみせる。[もっと詳しく] 南沙織 . . . 本文を読む

mini review 09398「映画は映画だ」★★★★★★★☆☆☆

2009年09月29日 | 座布団シネマ:あ行
ヤクザをリアルに演じたいスター俳優と、俳優になりたかったヤクザが出会い、お互いが住む世界に惹(ひ)かれていくアクション・ドラマ。韓国映画界の鬼才監督キム・ギドクが製作を務め、数々のキム・ギドク作品で助監督を務めてきたチャン・フンがキム・ギドクの原案を映像化した。俳優の夢を捨て切れないヤクザを演じるソ・ジソブ、ヤクザより暴力的で高慢な映画スターを演じるカン・ジファンが激突する、クライマックスのファイ . . . 本文を読む