きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

*掲載している画像の無断複写・転用は固くお断り致します*

お山にて’22.5/30

2022年06月07日 | 県内の鳥見
そろそろ赤い鳥もやってきただろう。例年訪れるお山に今シーズン初で行ってみた。現地には、8時ごろからお昼過ぎまでずぅっと居たが、一度もあの「キョロロロロ~。」が聞かれなかった。もちろん、姿は一度も現さず・・・。かなりのショックだった。一度も姿を現さない日はもちろんあるが、一度も声を聞かないという日は無かった。
そんな落ち込んだ心を癒してくれたのが、キビタキ雌だった。最初、近くの杉の木の枝に止まっているのを見つけた。口に虫を咥えて、じっと動かない。「あっ、これはエサを運んでいるんだな。」と思った。辺りの様子を窺っているのだ。動いたと思ったら、何と、杉の幹にできた裂け目の中に入って行った。こんな所に巣を作ったのかぁ。もちろん、中の巣の様子は見えないが、きっと、ヒナたちが大きな口を開けて待っているのだろう。その後も、何度もエサを咥えては近くの枝にとまり、周囲の様子を窺って、安全を確認した上で、穴に入って行った。お父さんはどこにいるのかな?お父さんはエサを運び入れないのだろうか?子育てはお母さん任せということか?近くでキビタキ雄が鳴いていたが、お父さんかどうかは定かではない。また、自分が観察していた4時間ほどで、雄がエサを運んでくるところは1回も確認できなかった。
<キビタキ雌>

他に出会った鳥さんは、このオオルリぐらいだった。声は、クロツグミやキビタキ、ツツドリなどの声が聞こえるが、姿を見られたのは、オオルリだけだった。仕方ない、池の上に産み付けられたモリアオガエルの卵塊でも撮ろう。
<オオルリ、卵塊>

帰りの足取りが例年になく重かったのは言うまでもない。赤い鳥さんに出会えなかった、声も聞こえなかったという精神的ショックはかなり大きかった。今のところ、今年はあと行く気はない。・・・・、今のところは。あくまで「今のところは」。

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2 コメント

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Unknown (森の人柴田)
2022-06-11 15:33:36
こんんちは。
私も6回出動して撮れたのは一度だけです。寒かったんだと思いますよ。今は気温も上がって来たので少しはマシになって来たみたいですよ。もっとも全く鳴かなかったってのは5月の上旬だけでしたけど... 。
明日7度目の出動して来ます!
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森の人柴田さん (NOBU)
2022-06-11 16:45:35
森の人柴田さん、コメント有難うございます。
もう6回も出動されたんですか?凄い!
全く声が聞かれなかったのは、かなりショックでした。
あづまやが倒壊したこともあり、環境が変わってしまったのかも・・・。気温も含めていろんな要因があるかとは思いますが。
7回目、幸運を祈ります。
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