けろっぴぃの日記

最近、政治のことをはじめとして目を覆いたくなるような現状が多々あります。小さな力ですが、意見を発信しようと思います。

おい韓国、しっかりしなさい!

2013-03-23 11:21:11 | 政治
先月のブログ「どこかで見た風景?(韓国朴新政権は大丈夫か?)」で韓国の朴槿恵新大統領の政権のドタバタを、日本の民主党になぞらえて余りに幼稚な部分を心配する内容で記事を書いた。その時は、言ってみれば民主党に政権交代した際にも「まあ、経験のなさから頼りない部分はあるだろうが、そうは言っても流石に国が崩壊するところまでは行かないだろう」と感じたのと同様に、流石にやることはきちっとやる、特に徴兵制のある国として日本の様な平和ボケは流石にないだろう・・・と感じていたが、実際は相当深刻なようだ。

まず、新政権の閣僚が確定したと報じられたのもつい先日だったが、国防相候補に指名されていた金秉寛氏が候補を辞退すると表明したという。理由は人事聴聞会で株式取得などをめぐり偽証したなどの疑惑が噴出していたからだそうだが、特に外交・防衛関係では何らかの弱みを握られる人物が要職に就くリスクはきわめて高く、これまで何度も身体検査に失敗していた朴大統領には全く学習機能がないということを露呈した形だ。それも、平和ボケの日本で田中直紀元防衛相のような人を任命するのとは訳が違い、今にも戦争が起きようという国で弱みのある人材を指名することが何を意味するかは常人であれば誰でも分かる話である。

それだけではない。
朝鮮日報2013年3月22日「サイバーテロ:司令塔ない韓国、各組織の対応バラバラ

実は韓国のサイバーセキュリティーの司令塔は国家情報院という機関が行うことになっているというが、国家情報院は法的に政府・公共機関に関する調査は出来ても民間分野への調査は放送通信委員会、金融委員会、国防部などが分担し、統一した調査が出来ないという。大統領府関係者は「民間を狙ったサイバーテロに対応するには、民間のセキュリティーネットにアクセスする必要があるが、(国家情報院に)その権限がないことが問題」と話したという通り、殆ど防衛体制どころか被害状況の調査もザル状態である。

ところで、こんなことを書いていると驚きのニュースが続いた。中国経由と言われるIPアドレスが韓国国内の農協内のPCのもので、中国経由というのは誤認で訂正するというものだ。公開されたIPアドレスは特定の端末のIPアドレス「101.106.26.105」で、単純にPCにそのアドレスを設定してネット(ルータ)に繋げてもサブネットが異なるなどルーチングの整合性が取れないから普通ならば通信は成り立たない。端末の上流のルータにも中国のIPアドレスが設定され、それでもインターネットに繋いで不整合が起きていないとすればかなりトリッキーなこと(例えばNATの様なアドレス変換で、本来はプライベートアドレスを設定するところにグローバルアドレスを設定するなど)を農協組織ぐるみでやっていたことになる。しかし、その場合には外部には変換されたIPアドレスは見えないはずなので、中国由来のそのIPアドレス「101.106.26.105」からの攻撃というのは農協に閉じた話になりそうだ。今回は多数の銀行、報道機関、保険会社などが攻撃を受けているから、その他の機関は別のルートで攻撃された可能性が高い。この辺の情報がセットで出てこないので良く分からないが、この様なことに気が付くのに攻撃から2日間を要するのも上述の組織・体制のザル状態に起因するものかも知れない。

もう少し韓国という国はましな国かと思っていたが、現在の状態では北朝鮮から付け込まれる可能性が非常に高いことは覚悟すべきだろう。もっとも、東日本大震災に前後して見せた民主党政権の体たらくよりはましかも知れないが、戦争は東日本大震災よりも深刻度は高いのである。日米の専門家は、多分、韓国がポカをした場合のシナリオも含めて対策を練る必要に迫られているのであろうが、迷惑な話である。安倍政権になった今だから胸を張って言えることかも知れないが・・・。

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