that blog-ish thingy

ブログ的なアレです。

Termae Romae

2012年02月09日 | 本・映画・音楽レビュー
今さらですが、Termae Romaeが面白い。
単純に笑えるし、ローマ帝国の描写とかも正確だし個人的にはツボ。

で、今日もついつい読み進めてしまい、気付けば割と遅い時間になっていることに気付く。
そろそろ風呂に入らねば。
でも続きが読みたい。
でも風呂に入らねば。

というわけで、Termae Romaeを風呂で読むことにしたわけです。
まあ、風呂の話なだけにそれも乙だろうと。

ただ、案の定、紙が反り返ったりして、最終的には本がベロンベロンに。

だからね、思ったわけですよ。
もし万が一、ルシウスがうちの浴槽からザバーっと出てきた際にはこう言ってやろうとね。

ルシウス!風呂場にパピルスは持ちこんじゃダメだぜ!

ってね。


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左手みたいな人間になりたい。

2012年02月04日 | なんとなくアレなやつ
寒い日が続きますね。
今日はそんな雪降る一夜のお話。

満員電車に揺られながら最寄りの駅を降りると、外は雪。
水っ気が多いので、これは雪じゃない、「みぞれ」だ。
でも、それを認めてしまうと何となく寂しいので、強がりで「雪」と呼ぶことにする。

そんなみぞれ降る中、傘を差し家を目指す。
傘は左手に、カバンは右手首に引っかけ、そのままコートの中へ。
自ずと、左手はキンキンに冷え、右手はぬくぬくとコートの中で温まる格好になる。

そのうち、左手がこう言い始める。
「ちくしょう、右手のやつめ。コートの中で暖をとりやがって」

右手も申し訳なさそうにこう切り返す。
「いや、申し訳ないなとは思うけど、俺だってカバン持ってるんだぜ?」

すると、左手、こう返す。
「・・・まあ、いいよ。右手はいつも頑張ってるし。俺はまた後で温まるから気にすんな」

いやー、左手、あんた大人だよ、大人!

というわけで、ボクも左手みたいな人間になりたいなと思いました、という話です。

おわり。


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Viva la vida

2012年02月02日 | 本・映画・音楽レビュー
先日、中身が全く無い記事の中で紹介したColdplayのViva la vida。



良い曲です。
ただ、PVのボーカルの動きが少々アレ。

あと、歌詞の中に史実イベントが盛り込まれてる風でちょっと気になる。
以下、歌詞を英文そのまま転載。
和訳はアレなので割愛します。

I used to rule the world
Seas would rise when I gave the word
Now in the morning I sleep alone
Sweep the streets I used to own

I used to roll the dice
Feel the fear in my enemy's eyes
Listen as the crowd would sing
"Now the old king is dead! Long live the king!"

One minute I held the key
Next the walls were closed on me
And I discovered that my castles stand
Upon pillars of salt and pillars of sand

I hear Jerusalem bells a ringing
Roman Cavalry choirs are singing
Be my mirror, my sword and shield
My missionaries in a foreign field

For some reason I can't explain
Once you go there was never
Never an honest word
And that was when I ruled the world

It was the wicked and wild wind
Blew down the doors to let me in
Shattered windows and the sound of drums
People couldn't believe what I'd become

Revolutionaries wait
For my head on a silver plate
Just a puppet on a lonely string
Oh who would ever want to be king?

I hear Jerusalem bells a ringing
Roman Cavalry choirs are singing
Be my mirror, my sword and shield
My missionaries in a foreign field

For some reason I can't explain
I know Saint Peter won't call my name
Never an honest word
But that was when I ruled the world




という具合に、歴史的なイベントがチョイチョイ含まれているっぽいので、幾つかピックアップしてみます。
かなり蛇足込みで。

ちなみにここのサイトで解説済みなので、全部知りたい人はそっちを参照してください。

Seas would rise when I gave the word
→モーゼが杖をかざすと海が割れるというアレ。
ちなみに、塩野七生「ローマ人の物語」のどこかで「どうせモーゼの十戒なんて、ワーワーうるさい民衆を黙らせるために、岩の後ろでモーゼが石板にルールを彫って『神の言うことに従え』的なことを言っただけだよ」みたいなことを書いていました。
面白いというか勇気があるというか、たまに渋谷の交差点にいる「神を信じないものは地獄に落ちます」的な街宣をしている人にとてつもなく怒られそうです。

I used to roll the dice
Feel the fear in my enemy's eyes
→ 賽を振っているのは流行りの大河ドラマの平清盛・・・ではなく、ガイウス・ユリウス・カエサル。
以下 "Alea jacta est" より。
『ここを渡れば人間世界の悲惨、渡らなければわが破滅。進もう、神々の待つところへ! 我々を侮辱した敵の待つところへ! 賽は投げられた!』
ルビコン河をえいやと確信犯的に渡ったときの話ですね。

Listen as the crowd would sing
"Now the old king is dead! Long live the king!"
→ 新王誕生の時に使われるフレーズ。
起源はフランスらしい。

One minute I held the key
Next the walls were closed on me
→ ここは多分、聖ペテロのことかな?
ペテロ(天国への鍵をキリストから授けられた)が皇帝ネロによって殺された(とキリスト教徒は言っている)あたりのこととかそうじゃないとか。
ちなみに "666" は悪魔の数字とか言われているけど、これがネロに由来していたというのは面白い。

I hear Jerusalem bells a ringing
Roman Cavalry choirs are singing
Be my mirror, my sword and shield
My missionaries in a foreign field
→ 1行目と3行目はキリスト教、2行目と4行目がローマ帝国全般(もしくは十字軍時代のキリスト教)。

For some reason I can't explain
Once you go there was never
Never an honest word
And that was when I ruled the world
→ キリストがエルサレムに入城後、ローマ軍に捕縛され、その際に聖ペテロがキリストの身内であることを否定するというくだりのこと。

For my head on a silver plate
→ 洗礼者ヨハネ。
ちなみに、このWikiに出てるレオナルド・ダ・ヴィンチのヨハネ、何だかQueenのBrian Mayみたい。

For some reason I can't explain
I know Saint Peter won't call my name
→ ここは解釈が色々と出来るところ。
(1)天国の門番である聖ペテロが、天国の門を開けてくれない。
(2)ペテロがキリストの身内であることを否定するくだり。
(3)フリードリヒ2世

以上。

まあ、多分、歴史の栄枯盛衰的なサムシングが題材なんでしょうね、よく分からないですけど。

あと、最後にタイトルどう解釈するかなんですけど、まあ、ここは無数の取り方がありそうだし、個々人にお任せします。
(あんまり興味も無いので)

終わり。


コメント (1)
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