奇跡

今日は朝から体調が悪かった。
仕事の疲れか夏バテか。
意識が朦朧とし、なんとなく全てがうわの空。

さらに追い討ちをかけるように客先のCIOが突然ミーティングをやりたいと言い出し、小一時間ほど緊迫した状況の中でプレゼンを行う。

プレゼン自体は何とか成功に終わったのだが、会議室から抜けると共に疲労感がどっぷり出て、結局ギブアップ。
その日は午後半休を取って帰宅した。

そんなわけで、意図はしていなかったのだが、結果的に高校野球の決勝を見れる事になってしまった。
とは言いつつも、かなりぐったりしていたので、昨日みたいな興奮を伴った観戦は出来なかったのだが。

さて、試合そのものは昨日の試合に負けず劣らず、まさに魂と魂のぶつかり合いだった。
そして、多少おごがましいのかもしれないが、自分の青春時代に感じていた緊迫感、苦しさ、悔しさ、勝利への執念、そういったものが久々に揺り起こされた気がした。
当然、私のいた舞台なんぞは、甲子園に比べればちっぽけなものだったが、それでも、ひたすらに、ひたむきに、今この瞬間のために己の全てを賭ける高校球児たちに思わず自己投影をしてしまう自分がいた。

そういう意味では、サラリーマンが有給を取ってまで高校野球を見てしまうのも、女子高生たちが宗教じみた熱狂っぷりで狂喜乱舞してしまうのも分からないでもないし、それはそれで悪い事ではないのかもしれない。



で、ふと思ったのが、この想いを見事に表現をしたのが、何年か前の高校野球のテーマソングとして起用されたスガシカオの「奇跡」という曲だ。

ユメと希望って言ったって
ちょっと疑わしくって・・・
胸が破裂しそうな
刺激的な夏が欲しいんだ

いま　奇跡が起こりそうな予感に
抑えきれないくらい　胸騒ぎがするけど
きっと　ぼくと同じ瞬間を
世界のどこかで　君も感じているはず





といった具合で、まぁ、すごい試合でしたよ。

で、ちなみに再度確認なんですけど、今日ボクが会社を休んだのは「体調不良」であって、高校野球ウンヌンカンヌンじゃないですからね。

そんな感じで結局何を言いたかったんだがよく分からなくなってしまいましたが、以上よろしくお願いします。
（結局グダグダな感じで）