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99%の誘拐

2006年01月12日 | 本・映画・音楽レビュー
ゲーセンの麻雀ゲームに100円を入れたら、コンピューターにいきなり天和を和がられた人がいた事を思い出しました。



けんたです。



小説が手口のヒントか 仙台の新生児誘拐 (共同通信) - goo ニュース

 仙台の新生児誘拐事件で、逮捕された衣料品販売業根本信安容疑者(54)が火事の発生を装い、近くにいた母親のすきをついて子どもをさらった手口などがよく似ている推理小説があることが12日、分かった。

身代金受け渡し交渉の後、自ら無事に解放するまでの経緯にも類似点がみられ、仙台東署捜査本部は、根本容疑者が計画を立てる参考にした可能性もあるとみて調べている。

小説は岡嶋二人さん著「99%の誘拐」(講談社文庫)で、母親が幼稚園に通う息子と自宅を出た直後、通り掛かりの男が「火事だ」と叫び、母親が気をそらしたすきに息子をさらう場面が描かれている。




偶然にもこの本を昨日読み終えて、今日そのレビューをしようとしていたところ。
このままレビューをするのはいささか不謹慎かもしれませんがが、結果的に幼児が助かったので、自分的には良しとします。



99%の誘拐





本作品は決して「推理小説」ではないと思う。
個人的には「ジェットコースターブック」と命名してあげたい。



スピード感があり、迫力満点な映画が、よく「ジェットコースタームービー」と表現されることがある。例えば「インディージョーンズ」とか。

「99%の誘拐」も、ストーリーのテンポが良く、それこそジェットコースターのように、山越え谷超えて、ループを2回転くらい回って、急カーブを曲がって、気づけば興奮状態のまま終着点に到着する。そんな感じの本でした。その限りでは、非常に楽しめました。



ただ、ジェットコースター系のもう一つの特徴は「何も考えないでも楽しめてしまう」ということ。スピード感や迫力に圧倒され、さも良い映画(や本)のような印象を受けてしまうが、観賞後(読み終えた後)の後味が非常に淡白だったりする。

「まぁ、おもしろかったけど、おもしろかったどまり」

そんな感じでした。



えーと。

以上なんですけど、実は本や映画のレビューがすごく不評なんですよね。
「別にそんなもんしらねーよ」的な意見が結構多かったりだとかして。

なので、話題を変えて、いつものぐだぐだな感じの事も少し書いてみたいと思います。





えーと、そうですね・・・。





そういえば最近ジェットコースターに乗ってないなぁ。

・・・だからなんだ。



以上です。
(無理矢理ぐだぐだな感じで)

コメント (2)
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