西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

ウォルフ-リート全集

2015-09-23 22:56:31 | 音楽一般

CD8枚からなるウォルフのリート全集(画像右)を買っていた。購入後、少しも聴いてなかった。このようなのがまだまだある。今後このようなのは出ることないだろうと、自分で思ったものはつい買ってしまう。エルガー、マスネ、テレマン、等々の20から30枚セットのものなど買ったがほとんど聴いてない。全集マニアは困ったものだ。これらの作曲家はこの枚数では少しも全集にはなってないが。とにかく少しずつ(毎日CD1枚くらいか)BGM風に聴き続けているところだ。

このリート全集はすでに聴き終えた。
作品一覧を作成するのを趣味とする私は、ネットその他を頼りに表をよく作る。ずっと以前に作っていた。それによると、作品数は348あるという。これらは多くは歌曲集にまとまっている。メーリケ歌曲集、ゲーテ歌曲集、スペイン歌曲集、イタリア歌曲集が主なものだ。以前書いたミケランジェロ歌曲集もある。このCD全集にはそのうち、231曲ある。実は私はフィッシャー・ディースカウの大ファンで、彼の3巻、LP9枚からなる全集も買ってしまっていた。さらにフィッシャー・ディースカウの「ウォルフ 初期歌曲集」(CD1枚)(画像左)なるものも持っていて、これらで補うと、279曲聴いたことになる。おそらく今、音源で聴けるのはこの数ではないかと思う。他の歌手のはほとんどないが、おそらくここで聴けないのはないのではと思う。その中で、53曲からなるメーリケ歌曲集のうち、4つは何処にもない。同じく20曲からなるアイヒェンドルフ歌曲集は最後の「森の乙女」がない。録音に値しないから?理由は見当たらないのでよくわかりません。たとえどこかで出ているとしてもそのために購入することはないでしょう。
ベートーベンなどの作品表でもすべてそうですが、私の作品表には、その曲が何枚目のCDの何番目のトラックにあるかを記載することにしています。何かでその曲のことが出た時、それをすぐ聴くことができるようにです。