西洋音楽歳時記

旧称「A・Sカンタービレ」。07年には、1日1話を。その後は、敬愛する作曲家たちについて折に触れて書いていきます。

今年のLFJ

2015-05-16 10:49:26 | 音楽一般


今年のLFJ(ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン)は、東京地区では5月2日から4日まで行われた。今年のテーマは「パシオン」と言う。2日(土)に行ってみた。丸の内界隈で、無料のコンサートを聴ければということで。時間間際に行くので、座って聴くことはできない。多くの人は立って聴いていた。一つ、フルート、バイオリン、ピアノの3重奏があり、約30分ほど楽しんだ。聴きながら次はどこへ行こうかとプログラムを見て、メイン会場中の、八角堂と言っていいのか、そこで出演者のコンサートがあると言うので、立って待っていたら、時間になっても始まらない。しばらくして、係の人に促され、ボランティアと言っていいのか、若い子の、○時○分からになりました、との放送が入った。あと、30分(そのくらい)もあるじゃないか、と思い、私はそこから離れ、近くの電気屋へと向かった。周囲の人たち、私のように動く人はいなかったようだ。ちょっと驚いた。

例年、チケットがまだあれば、もちろんお気に入りの作品、演奏者、ということであればチケット売り場に並ぶのだが、翌日・翌々日来られるか、などと思い、並ばなかった。無料コンサートも聴きに来てもよかったのだが、結局最初の日だけとなった。私的には、テーマは、国別とか、作曲家を取り上げるとかでよかったのではと思うのだが。以前は東京で4日間していたと思うが、3日になったようだ。全国でLFJが行われるようになったので、東京から遠方の人にはとてもありがたいことだろう。しかし、テーマが今一つ、浸透しなかったからなのか(と私は思ってしまうのだが)、チケットは完売とはならなかったようだ。

来年は「自然」がテーマとか。そうすると、誰々の何々と言う作品が入るのかなと、今はそんなことを考えている。