3 生かす・活用
「あそこでやったあのきまりを使うと,こうなる」というものである。
これには系統立った指導,意図的な指導が必要である。教師がポイントを理解していることが大切である。
台上前転の指導で,「頭のどこを着いたらよいでしょうか」と発問した。「①頭頂部 ②後頭部 ③着かない」の3択である。
子どもの意見は②と③に分かれる。私は③を正解としている。
子どもになぜそれを選んだのかと聞いてみると,「マット運動の前転の時に,頭を着けないと教わったからです」という。
マット運動で学んだ技能を生かしたのである。
ただし,教師が運動の系統を意識していなければ,このような答えは子どもからは出ない。
他の領域でも同様である。
例えば,低学年での鬼遊びで培った技能が,中・高学年のボール運動につながっていく。そういったことを教師が分かっていなければ,活用を意識した指導はできない。
そうでなければ,子どもから「2年で行った鬼遊びでは○○だった。だから,タグラグビーでは○○すればよいはずだ」というような考えは出されないだろう。
「あそこでやったあのきまりを使うと,こうなる」というものである。
これには系統立った指導,意図的な指導が必要である。教師がポイントを理解していることが大切である。
台上前転の指導で,「頭のどこを着いたらよいでしょうか」と発問した。「①頭頂部 ②後頭部 ③着かない」の3択である。
子どもの意見は②と③に分かれる。私は③を正解としている。
子どもになぜそれを選んだのかと聞いてみると,「マット運動の前転の時に,頭を着けないと教わったからです」という。
マット運動で学んだ技能を生かしたのである。
ただし,教師が運動の系統を意識していなければ,このような答えは子どもからは出ない。
他の領域でも同様である。
例えば,低学年での鬼遊びで培った技能が,中・高学年のボール運動につながっていく。そういったことを教師が分かっていなければ,活用を意識した指導はできない。
そうでなければ,子どもから「2年で行った鬼遊びでは○○だった。だから,タグラグビーでは○○すればよいはずだ」というような考えは出されないだろう。