Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

ダブルダッジの実践 1

2007-11-30 00:34:25 | 体育
 本日11月29日,2年生でダブルダッジの授業を行った。私自身,子ども相手にダブルダッジの授業を行うのは初めてである。

 また,子どもたちがダブルダッジに挑戦するのも,初めてである。児童館で見たことがあるという子もいたが,実際に跳べたという子はいない。

 ダブルダッジの基礎技能として,表克昌氏は3つ挙げている。
①かぶりなわ
②むかえなわ
③屈曲跳び(かぶりなわ)
 
 11月16日以降,10~15分×4回にわたってむかえなわの指導を行ってきた。
 
 最初は「反対回しにして跳んでみましょう」とただ投げ掛けて跳ばせてみた。しかし,なかなかうまくいかない。このことから,かぶりなわと同じタイミングで入っては駄目だということを発見させた。
 
 「いつ入ったらいいか考えながら練習しなさい」と指示した。練習していくうちに,「なわが自分の前を通過していったとき」「なわがてっぺんに行ったとき」という発見をした。

 むかえなわで難しいのは,抜け方である。跳ぶことは全員できた。しかし,抜けられない子が多かった。抜けようとするときに,次のなわが来てしまうのである。

 そこで,手前に抜ける屈曲跳びを取り入れた。むかえなわの場合は,この方がなわから出るのが容易である。2回目の指導で,むかえなわの屈曲跳びは全員できるようになった。

 3回目,4回目の指導で更なる習熟を図っていった。1回跳び→2回跳び→5回跳びと変化をつけていった。

 不思議なのは,かぶりなわがなかなかできなかったA君が,むかえなわを比較的容易にクリアーしたことである。
 また,両足同時ジャンプが難しいB君も,むかえなわ1回とびはクリアーした。同時にはジャンプできないので,連続して跳ぶことはできない。しかし,跳んだ勢いで走り抜けるようにして1回跳びはクリアーできたのである。

最新の画像もっと見る