11月23日,秋田市スポーツ科学センターで行われた「TOSS体育フレッシュセミナーin秋田」に参加した。
今回は「バトンパスの常識を疑う」の模擬授業を行った。
従来指導されてきた「バトンを右手でもらい左手に持ち替える」という指導への疑問を投げ掛け,「左手でもらい右手に持ち替える」という新しい方法を提案する内容である。
授業前,根本正雄氏に「新しい方法だから楽しみにしている」と声を掛けられ,私も一段と気合が入った。
授業は次のように展開した。
(1) 3人組でリレーを行う
私が見た限りでは,全員がバトンを右手でもらう動きをしていた。
結果は1位オレンジチーム,2位黄色チーム,3位ピンクチームであった。
(2)[拡散的発問]バトンパスで気をつけなければならないことはどんなことか
次のような意見が出た。
・バトンを落とさないようにする。
・テークオーバーゾーン内で渡す。
・「ハイ」と言って渡す。
(3)[集中的発問]バトンは右手でもらった方がよいか,左手でもらった方がよいか
1回目のレースでは全員が右手でもらっていた。
そこで集中的発問を投げ掛け,実際に動いて試させるようにした。
(4) どちらがよいか試してみる
試してみた結果は次のようであった。
・右手でもらう 7人
・左手でもらう 0人
・どちらでもよい 2人
(5) 教師の解と根拠を示す
私の解と根拠を示した。
「左手でもらい右手に持ち替える」が正解であると言うと,参加者にけげんな顔をされた。
しかし,「レースの様子が途切れず見える」「コーナートップでインコースに詰めることができる」「接触が少ない」「走る距離が短い」と根拠を示していくうちに納得の表情になっていくのが分かった。
(6) 新しいバトンパスを練習する
次のような練習を行わせた。
・左手でもらい,右手に持ち替える。
・走りながらもらう。
・「ハイ」と声を出して渡す。
・手の平に押し付けるように渡す。
・ゾーン内で渡す。
本来はひとつひとつについて個別評定をしていくのだが,省略した。
(7) 3人組でリレーを行う
全員が左手でもらい,右手に持ち替える方法で走っていた。
順位は初めのレースと同じであった。
今回は「バトンパスの常識を疑う」の模擬授業を行った。
従来指導されてきた「バトンを右手でもらい左手に持ち替える」という指導への疑問を投げ掛け,「左手でもらい右手に持ち替える」という新しい方法を提案する内容である。
授業前,根本正雄氏に「新しい方法だから楽しみにしている」と声を掛けられ,私も一段と気合が入った。
授業は次のように展開した。
(1) 3人組でリレーを行う
私が見た限りでは,全員がバトンを右手でもらう動きをしていた。
結果は1位オレンジチーム,2位黄色チーム,3位ピンクチームであった。
(2)[拡散的発問]バトンパスで気をつけなければならないことはどんなことか
次のような意見が出た。
・バトンを落とさないようにする。
・テークオーバーゾーン内で渡す。
・「ハイ」と言って渡す。
(3)[集中的発問]バトンは右手でもらった方がよいか,左手でもらった方がよいか
1回目のレースでは全員が右手でもらっていた。
そこで集中的発問を投げ掛け,実際に動いて試させるようにした。
(4) どちらがよいか試してみる
試してみた結果は次のようであった。
・右手でもらう 7人
・左手でもらう 0人
・どちらでもよい 2人
(5) 教師の解と根拠を示す
私の解と根拠を示した。
「左手でもらい右手に持ち替える」が正解であると言うと,参加者にけげんな顔をされた。
しかし,「レースの様子が途切れず見える」「コーナートップでインコースに詰めることができる」「接触が少ない」「走る距離が短い」と根拠を示していくうちに納得の表情になっていくのが分かった。
(6) 新しいバトンパスを練習する
次のような練習を行わせた。
・左手でもらい,右手に持ち替える。
・走りながらもらう。
・「ハイ」と声を出して渡す。
・手の平に押し付けるように渡す。
・ゾーン内で渡す。
本来はひとつひとつについて個別評定をしていくのだが,省略した。
(7) 3人組でリレーを行う
全員が左手でもらい,右手に持ち替える方法で走っていた。
順位は初めのレースと同じであった。