18日,体育の授業開きを行った。
内容は,「集団行動」と「体ほぐしの運動」である。
最初にリズム太鼓を使っての準備運動を行う予定であった。
私の授業スタイルの根幹となる部分のひとつだからである。
しかし,時間の都合で入れられなかった。
着替えに予想外に時間が掛かったからである。
耐震工事が行われており,着替え場所が通常と異なっているためである。
休憩時間も5分間しかない。
5分の間に場所を移動し,着替えるのは大変である。
授業時間を45分確保するのが難しい。
体育授業を効率よく行うためには,マネージメントが重要である。
整列や集合で時間が掛かっていては,授業の勢いが失われてしまい,テンポある授業はできない。
初めに整列を指導した。
まずは背の順1列である。
「いちいち身長を測ってはいられないのですから,微妙な場合は大体で並びなさい」と指示した。
次に1列から2列への隊形移動である。
本来なら「番号」と号令を掛け,偶数の子が動くように指示すればよいのだが,おそらく今までそのような指導は受けたことはないと思われる。
そのため,「今から頭を触られる人は何かの合図です」と言って,1人置きに私が頭を触っていった。
その上で,「触られた人は右前に1歩出なさい」と指示した。
2列への隊形移動は大変スムーズであった。
今度は2列から4列である。
先ほどと同じ要領で頭を触っていき,移動させた。
これもスムーズにできた。
なぜスムーズにできたのか考えてみる。
それは頭を触られたからである。
番号を言わせて「偶数の人は移動しなさい」とか,1人置きに手を挙げさせて移動させるなどという方法では,すぐには理解できなかったと思う。
「頭を触られた人は何かの合図です」と言われ,何の合図なのだろうかという期待感を抱いたことと,触られたという触覚からの情報入力があったからこそ,すぐに理解できたのではないかと思われる。
誰にでも理解しやすい,いわば「整列のユニバーサルデザイン」ともいえる方法である。
その後,私が場所を移動し,その場にすばやく4列,あるいは2列で並ぶ練習を何度か行った。
内容は,「集団行動」と「体ほぐしの運動」である。
最初にリズム太鼓を使っての準備運動を行う予定であった。
私の授業スタイルの根幹となる部分のひとつだからである。
しかし,時間の都合で入れられなかった。
着替えに予想外に時間が掛かったからである。
耐震工事が行われており,着替え場所が通常と異なっているためである。
休憩時間も5分間しかない。
5分の間に場所を移動し,着替えるのは大変である。
授業時間を45分確保するのが難しい。
体育授業を効率よく行うためには,マネージメントが重要である。
整列や集合で時間が掛かっていては,授業の勢いが失われてしまい,テンポある授業はできない。
初めに整列を指導した。
まずは背の順1列である。
「いちいち身長を測ってはいられないのですから,微妙な場合は大体で並びなさい」と指示した。
次に1列から2列への隊形移動である。
本来なら「番号」と号令を掛け,偶数の子が動くように指示すればよいのだが,おそらく今までそのような指導は受けたことはないと思われる。
そのため,「今から頭を触られる人は何かの合図です」と言って,1人置きに私が頭を触っていった。
その上で,「触られた人は右前に1歩出なさい」と指示した。
2列への隊形移動は大変スムーズであった。
今度は2列から4列である。
先ほどと同じ要領で頭を触っていき,移動させた。
これもスムーズにできた。
なぜスムーズにできたのか考えてみる。
それは頭を触られたからである。
番号を言わせて「偶数の人は移動しなさい」とか,1人置きに手を挙げさせて移動させるなどという方法では,すぐには理解できなかったと思う。
「頭を触られた人は何かの合図です」と言われ,何の合図なのだろうかという期待感を抱いたことと,触られたという触覚からの情報入力があったからこそ,すぐに理解できたのではないかと思われる。
誰にでも理解しやすい,いわば「整列のユニバーサルデザイン」ともいえる方法である。
その後,私が場所を移動し,その場にすばやく4列,あるいは2列で並ぶ練習を何度か行った。