Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

長短とび 2

2008-08-17 12:11:24 | 体育
授業の流れに沿って考えていく。

まず,短なわで前回し1回旋2跳躍ができなくてはならない。これが最低条件である。
これを長なわのリズムと合わせていくために,ステップを踏む必要がある。
次のようなステップが考えられる。

1 合わせ短なわとび
 ・長なわのリズムを見ながら,そばで短なわとびをし,リズムを合わせる。

2 長短なわ横回しとび
 ・回っている長なわの中で,短なわを体の横で回して跳ぶ。

3 長短なわ前回しとび
 ・回っている長なわの中で,短なわとびをする。


 1つ目のコツは,短なわとびをする子が一定のリズムで跳ぶということである。リズムが速くなっていくことがあると,うまくいかない。

 それでできない場合,長なわを回す子がリズムを合わせてやるということが大切である。これが2つ目のコツとなる。

 このコツをつかませるためには発問が必要である。発問によって,論理的思考を引き出す。

 山本昇氏は,短なわをする子の観点から次のように発問している。
「短なわの人は,どこに目を向けていると調子よく跳べるでしょうか。」
 A.回す人の手
 B.なわ
 C.足元
『発問・指示のある学習指導展開例集』(『楽しい体育の授業』臨時増刊号№32)1992年

 これはAの「回す人の手」が一番よいという。

 長なわを回す子の観点から発問としては,次のようなものが考えられる。
「長なわを回す人は,どこを見て回すとよいでしょうか。」
 A.回す人の手
 B.なわ
 C.足元

 これはCの「足元」になるのではないだろうか。

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