渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

『ジャイアントロボ』(1967)の口笛バージョン

2023年04月19日 | open


実に56年ぶりにネット配信で
観た。1967年(昭和42年)作品。
私が小学校1年の時の作品だ。
本放送はNET10チャンネル(現
テレビ朝日)で放送されていた。
10.8羽田闘争の直後から。
10.8羽田で初めて全学連はヘ
ルメットを被った。それは
ニュースで見ていた。
私が小1の時、外で遊ぶ際に赤
いヘルメットをいつも被って
いたのは、全学連の影響では
なく、ジャイアントロボを動
かす草間大作少年の影響だ(笑
友人たちと遊ぶジェットヘル
メット姿の私の写真も残って
いる。
ただ、見方によっては、『ハイ
ウェイスター』(大友克洋)に
出てくる反帝学評や中核のヘル
メットを被っているクソガキに
も見える。彼らクソガキたちは
多分路上に落ちていた「修羅場
現場脱出」の学生のヘルメット
拾ったという作者の暗黙の表現
だろう。大友の白バイ隊員の編
では丸ごとストーリーも展開も
キャラも東本昌平が丸パクリし
ていた。
いいのこれ?という程に丸ごと。

『ジャイアントロボ』は主題歌が
とても印象的だった。荘厳な曲。
今でもそらで歌える。
多分だが、このテーマ曲の口笛
バージョンは、『大岡越前』の
テーマ曲を吹いて録音した人で
はなかろうか、と56年ぶりに
聴いて思った。
先ほど第1話鑑賞後に調べてみ
ると、音楽担当は山下毅雄さん
だ。私の推測でほぼ間違いない。
大岡越前のテーマ曲も山下毅雄
さんで、ご本人が口笛を吹いて
収録している。
当時、山下さんは日本一の口笛
奏法の持ち主と云われていた方
だ。大岡越前では音楽プロデュ
ーサーで作曲家のご本人の右に
出る口笛奏者は存在しないので、
本人録音となったらしい。
その独特な音質はとても印象的
で、56年ぶりにジャイアント
ロボの第1話を観ていて、大作
少年が観光船に乗っていて初め
て登場するシーンのBGMで、
「あ、これ大岡越前の口笛の人」
と思った。

『ジャイアントロボ』は最終回
が悲しすぎた。
泣いたぜ。半世紀以上前に観た
時は(笑
少年たちに衝撃を与え過ぎたが、
実は『鉄腕アトム』の最終話も
全く同じ展開で衝撃があり過ぎ
た。
もっと衝撃的だった最終話は
『ハレンチ学園』だったが。
作者永井豪は登場人物全員を
戦で殺してしまった。一人
残らず。ぐだぐだ言っていちゃ
もんつけて来るPTAの良市民
ぶった連中への怒りの抗議の
ためにそのような結末にした。

『ジャイアントロボ』は悪の
組織BF団が全員ベレーを正確
被れているのが珍しい。
戦闘員皆がそれらしいミリベレ
被りをしている。
という事は、これ以降、日本人
のミリタリーベレー被りが廃れ
た事になる。
ショッカーなどは最悪で、全員
が絵描き先生になっていた。
ただ、『ジャイアントロボ』は
ドラスティックで、大作少年は
ジャイアントロボに命令して
BF団が逃げようとして車に乗っ
たところに宇宙岩石怪獣を投げ
ぶつけて爆破して皆殺しにして
しまう。
そして、「やった。ジャイアント
ロボが勝った!」と地球防衛団
のユニコーン隊員たちと喜ぶ。
そこに「頑張れ大作少年。負け
るな大作少年」とナレーション。
当時観ていて、思った記憶が蘇
た。逃げ惑う敵を皆殺しだも
の。
それを私の3才上の少年が命令し
てるの。大量殺人を。
その行為を周囲に褒め讃えられ
ている。
いくら暴力の時代だったとはい
え、当時「あ、こりゃしどい」
と思ったのを思い出した。

綾瀬はるかさんを出すのは悪意
ありすぎる。



映画『ブッチ・キャシディ 最後のガンマン』(2011)

2023年04月19日 | open


スペイン映画。
アメリカからボリビアに逃れて
ボリビアで拘束されて射殺され
たブッチ・キャシディとサンダ
ース・キッドが実は生き残って
いたという伝説を描いた作品。
生き残り、1920年代のボリビア
に生きるブッチの物語。
とても悲しい映画だ。



キュー独自の理論

2023年04月19日 | open


物体の連結は、工業的には力学
等の諸学問の応用で、産業生産
物にその理論が利用されている。
だが、スポーツ用具であるビリ
ヤードのキューについては、科
学的なメスが入れられるように
なったのは日が浅く、今世紀に
入ってからだ。日本人が科学的
なキューの解析を始めた。

しかし、未だに専門の学識が導
入されてはおらず、多岐に亘る
部分が不明な点が多いのがビリ
ヤードのキューだといえる。
その解析思考方法は、極めて
原始的なトライ&エラーの思索
と実験を繰り返す事により経験
的な紐解き方法によっての特性
特定と構造の関係性解明という
手法に頼っている。
だからこそ良いのかも知れない
が。
全てが単純なデータ頼りで、使
う人間不在で人間工学的な部分
を全て捨象した日本製二輪車が
悉くダメバイクになった轍を踏
まぬという意味においては。

分割キューの連結にはさまざま
な方法がある。
これは、持ち運びの際の利便性
の為に20世紀半ばに発案開発さ
れた。
それまでは、撞球杖は全て上から
下まで一本の木だった。

一番ポピュラーだったのは、1960
年代に入ってからアメリカのバラ
ブシュカがブランズウィックの
キューを切断して分割連結した
際に多用したパイロテッド型だ。

凸凹で連結してネジで締め込む。

多くのメーカーがこの凸凹型を
採用した。




本物のパイロテッドはきっちりと
凸凹の凸部突起と凹のへこみ内壁
が密着するタイプだ。
これは一体感を得る為にそういう
精密な加工をした。
そのパイロテッドの凸凹密着の
進化がこのタイプ。ダブルネジ
構造になっている。

だが、アダムをはじめ、多くの
メーカーでは、凸の突起が締め
込み無視のほんの僅か出ている
だけという物も登場した。
連結密着締め込みはネジのみが
担当する構造だ。


この構造は、実質的には凸凹の
密着がないのでパイロテッドと
しての効果はゼロで、センター
ピンのみによって連結を確保し
ている構造だ。
ほぼフラットフェイスと同じ効
果しかない。

フラットフェイス構造。


木ねじタイプのフラットフェイス。

しかし、である。
ある現象が発生する事が明らかな
ので、私のオリジナルキューでは
フラットフェイスシャフトに凹型
パイロテッド受け型を連結させる
事をしている。

最初は完全密着パイロテッドと
して作ったが、どうにも振動収
束性がよくない。
はたと思いついてフラットフェ
イスにシャフトをしてみた。
すると、中央部の振れがシュッ
と早期収束して後ろに抜ける
特性を見せるようになった。

瓢箪から駒で、TADのブライ
アンタイプにした延長デルリン
のバランサー効果も大きい。
これにより共振点が移動する
ので、セッティングがマッチ
した際には、非常に良い打感
とディフレクションの不正振
動が瞬時に消滅する。
多分、最近時々見るプロたちの
エクステンションを付けたまま
というのも、単に長さだけでな
く、打感向上が得られる知覚が
プロたちにもあるからではなか
ろうか。
TADタイプの長っちりは単に
延長の為だけではない効果を
僅かながら生んでいる事は実
際に撞いてみるとその差異が
感知できる。微細ではあって
も差異は差異として存在する。


かといって、プールのキューは
スリーキューのように全く振動
しない物だと、キューで手玉を
ピュンと弾いて強烈に移動させ
たりスピンを乗せたりする事が
難しくなる。
その為、プールキューはシャフト
とバットのテーパーが命となる。
そのテーパー設定も、シャフト
には個体差がかなりあるので、
この性質のシャフトにはこのよ
うなテーパー、というような深
い知見とデータが必要かつ有効
になって来る。これは事実とし
て。
プールキューにおける複雑な
テーパーの実態とセオリーが
非常に多いのは、それはシャフト
の無垢木に個体差があるからだ。
単純に言うと、硬度10の材と
硬度6の材では同じテーパーに
したら性能特性は違って来る。
これは当然だ。
そのため、解っているビルダー
の作るキューのシャフトは全て
の製品で同じテーパー径のシャ
フトにはなっていない。
同じテーパーにしたら、個々に
性質が異なる状態になる。
あえて、同じテーパー設定で違
う特性のスペアを作る場合もあ
るが。

けだし、かつてパイロテッド風
なのに凸の突起部が締まり具合
に無関係な少しの出っ張りの物
が多くあったのには意味がある。
それは、結果として、フラット
フェイスのあの高質な打感を
もたらしていたからだ。
完全密着連結をすると、一体化
させすぎの為に、いつまでも中
央部の振動が収まらない。
これはどのキューでも確実だ。
特にパイロテッドは重たい金属
カラー使用が多い為、いつまで
もぶるぶると揺れる。
このショット後の揺れというの
は、ショットの衝突時に発生す
るので、手玉の進行にも大きな
影響を与えている筈だ。
軽いカラーもしくはカラー無し
のスニーキーのようなキューの
打感が素晴らしいのは、そうし
た原理によるものだろう。
だが、金属カラーパイロテッド
であっても、フラットフェイス
のシャフトを連結させると、
振動収束に明らかな違いが出て
来るし、打感も芯のあるような
ものに変化する。
パイロテッド系はどちらかとい
うとボヨーン系の打感の物が多
いが、それには理由がある事だ
ろう。
だが、パイロッテッド金属カ
ラー装着の凹受けにフラット
フェイスシャフトの組み合わせ
は、実はフラットフェイス連結
よりも打感が良くなる事がある
のはあまり知られていないよう
だ。
これ、この現象はかなりレアな
事実。
なぜレアかというと、あまり
やってる人はいないから。
凸凹では密着性を求めている。
だが、空間を利用する発想で
試してみたら、明らかに良化
する現象が発生したのは事実。
違いは凹空間の存在と、シャ
フトのフラット面をバットの
フラットな面全体ではなく、
凹の円周部分の頂点のみで受け
ている、という事だ。
何がどうなってそうなのかは
判然とはしないが、打感と振動
収束性が向上するのは確実だ。
爾来、私は凹型バットにフラッ
トフェイスシャフト連結を最良
の動態性を見せるキューとして
常用使用を励行している。


スリークッション競技

2023年04月19日 | open

Daniel Sanchez vs. Marco Zanetti

スリークッション。
穴の無いキャロム台の大台を
使って、手玉を的玉二つに当
てるまで3回以上クッションに
入れないとならない競技。
かなり難しい種目。
スリークッションに比べたら
アメリカンポケットなどは
非常に簡単過ぎる。
総じて、アメリカンポケット
が全ビリヤード種目の中で
一番簡単簡易だ。
それでも、的玉をシュートイン
させて手玉を自在にどこにでも
移動させられる技術が無いと、
アメリカンポケットでさえも
ゲームにならないのだが。
ダーツは投げれば刺さる。
ボウリングは転がせば倒れる。
だが、ビリヤードはたとえ一
番簡単なポケットビリヤード
でさえも、狙った玉を狙った
穴に入れて、かつシュートと
同時に手玉を移動させる技術
がないとビリヤードが成立し
ない。
さらに、ど素人などは的玉を
シュートインさせる事さえも
できない。
ビリヤードというスポーツは
技術が無いと全くゲームにな
らないスポーツなので、それ
ゆえ難しいから流行しないの
だろうと思う。
努力して実力をある程度身に
つけないとプレーにならない
のだ。レジャーとはならない。
だから、かつて日本国内ビリ
ヤード大ブームの頃(1987~
1990)に全国の温泉ホテル等
にビリヤード台が設置されたが、
まったく玉撞きなどできない
観光客向けなので、経年で台
がボロボロ、キューもズタボロ
の温泉旅館ホテルが全国的な
水準となっているのだろう。
管理者も素人なので、一切
台やボールやキューの手入れ
もしていない。
完璧なトーナメントコンディ
ションの温泉旅館ホテルを
私は見たことがない。
すべて、全国ボロボロだ。
これは、エクシブさえも。

さて、非常に高度な技術と知性
がないとできないスリークッ
ションというキャロムビリヤー
ドなのだが、ビリヤードは種目
によって使うキューが全く異な
る。
スリークッションキューでポケ
ットはできても、その逆は無理
だ。
また、ポケットのキューでスヌ
ーカーは撞けない。

そのスリークッションのキュー。
まるでシャフトがバットのよう
に太い(笑)。
これは、質量の少ない小さな
ボールを撞くポケット(アメ
リカンプール)種目のように
シャフトのしなりを利用しない
技法のためだ。


しかし、ビリヤード競技の中で
一番ボールの大きさが小さい
スヌーカーは、アメリカンプ
ール
とは別なキューの設計思想
で、
やはりスリークッションの
よう
に「しならない」キューが
一般
的なセオリーとなっている。
そのため、キューの木材も粘り
強くよくしなるメープルでは
なく、アッシュ(タモ)という
日本では斧や鉈の柄に使われる
ような硬質の木材を使用してい
る。
そうでないと、小さい玉用に
キュー先を細くした木材の腰
が無さすぎてもたないからだ
ろう。

スヌーカーは台が全種目で
一番大きく、玉が小さい為
に低く構えて狙う。それゆえ
ループレストは使わない。
すべてオープンブリッジを
用いる。

伝統的なルール(アメリカン
ポケットのように節操なく
コロコロとルール改変はしな
い)と伝統作法を重んじる
スヌーカーの世界は、今でも
木製キューを使う。
世界チャンピオンなどは連結
さえも忌避して一本物の職人
の手作りキューを好んで使う。

アメリカンプール、ポケット
こそは実は最低のプレーヤー
層が集まっている種目だ。
元々はビリヤードは貴族の

競技だったが、貴族が存在
しないアメリカ合衆国でも
西部開拓時代に西欧から輸入
されて、無頼の徒たちも西部
の酒場でバクチとして楽しん
だ。そのあたりから撞球に
礼儀知らずが参加し始めた。
ポケットビリヤードから分離
独立したキャロム競技こそが
本来の言語の意味でもビリ
ヤードであるのだが、礼儀
作法を重んじる習慣もキャ
ロム界にそっくりと移籍した。
その為にキャロム界では今
でも伝統と礼儀作法を第一と
する紳士淑女の気風が残し
伝えられている。
だが、アメリカンポケットは
中南米やフィリピンなどの
後進国が輸入してからは、
現地でもサンダル履きや
半ズボンや着帽、咥え煙草、
相手への礼も一切ない大衆
バクチとして蔓延した。

日本はかつては撞球は紳士
淑女の競技だった。
明治初期から昭和平成まで

皇室の人たちが必ず撞球に
親しんでいたのをはじめ、
戦前までの日本は大衆層ま
でも撞球が普及していたが、
しっかりとした礼儀を重ん
じる場所が撞球の場だった。
極めてフォーマルな社交の
場が撞球界だったのだ。
ゆえに、国家的な重要な層
となる学士を輩出した旧帝
国大学の学士会館には撞球
室があり、キャロムビリヤ
ードがそこで行なわれていた。
(現在学士会館は文化財建
築物。撞球室は現役稼働)

しかし、ここ10数年で着帽
のままプレーしたりの
無礼
な礼儀知らずが現代の
日本
にも蔓延してきた。ポケット
ビリヤード界限定
で。
世界基準としても最低の
恥ずかしい無作法さだ。
それをやるのは、アメリカの
下世話な街玉や中南米やフィ
リピンなどの未開発国の町玉
突きで博打をやっている連中
だけだ。
西側先進国諸国の紳士がやる
行為ではない。
だが、ど勘違いしている日本人
が今大量に増えている。
自称コーチという復帰登録した
レッスンプロでさえ、キャップ
を着帽したまま人に教えたり
「指導」とやらをやっている。
まず被り物を取れ。それは無
礼者なのである。

礼をないがしろにして、何が
スポーツか。たわけた寝言を
言うでない、という事になる。
(最近youtubeちゃんねるを
運営者により強制的に凍結削除
された模様)

電気屋さんが家に来てちょちょ

いと修理したり、運送屋さん
が荷物を運んできたりとかと
は違うのだから、室内では男子
は脱帽、対戦競技の際には当然
相手に対する礼儀としてプレー
ヤーならば脱帽
しましょう。
全世界の先進国の社会常識です。
無礼千万な振る舞いでいながら、

相撞き対戦を願い出たり受けたり、
あるいは人様を「指導する」だ
などというたわけた行為は、
人として非礼が過ぎるのでやめ
ましょう。
その手の類は、地球上の先進国
においてはキュー持つ資格など
ありません。
マナーもへったくれもない国に

この日本を変貌させるのはやめ
ましょう。
スポーツをするのならば、スポー
ツマンらしく振る舞いましょう。
仕事中や授業中に咥え楊枝で
「チィ~ス」とかやりますか?
企業や学校の試験や面接の時に
それをやりますか?
着帽撞球はそれと同じ事をやっ
ているのですよ。
極めて、非礼失礼無礼です。


アーティスティック・ビリヤード

2023年04月19日 | open

 

ビリヤードには数多くの種目
があります。
これは曲玉撞きを行なうアー
ティスティック競技という種目。
曲玉といっても、誰が撞いても
入るようなポケットのセット玉
(芸能人がよくやっているやつ)
ではなく、キュー切れという本
物のプレーヤーとしての実力が
無いと成立しないビリヤード
です。全ビリヤードの中で一番
難しい競技。

観ていると判るかと思いますが、
一度前に出たり横に手玉が出て
から戻って来る引き玉は全て
ジャンプしています。
押し玉も実は強烈な押しは手玉
がジャンプしている。時に先玉
も。
手玉が接地したまま強烈なスピン
状態を維持したまま手玉が進む
のはマッセだけです。マッセも
手玉がジャンプしたりする。
そして、ビリヤードの物理とし
て、
絶対に出せない軌道がある。
それは手玉に真円を描かせる事。
これは物理的にキューで撞く
行為からは絶対に発生させられ
ません。

引き玉も押し玉も、キューを切
らせて撞くショットは、実は全
てジャンプショット。
手玉はショット後も先玉にヒット
後も超低空ジャンプします。
なお、この動画でも見られる押し
抜き玉は結構簡単ですが、前に
飛び出してから戻す引き玉は
かなり難しいショットです。
キューの直立マッセも、軌道の
成功率が低いので、難易度が高
いショットといえます。




不思議な現象

2023年04月19日 | open




昨日早朝、何かの啓示のよう
に、ふと突き動かされてジェ
イム・ウェッブの話題を
記ネタにしようとしていた。
過去に揃えた画像も用意して
いた。
帰宅後、別な事をしていて、
日記アップは本日にでもと
思っていた。
本日早朝は、アポロ関係の
画像をずっと見ていた。

偶然にも今から22時間前に
こんな報道がされていたよう
だ。
私はこの報道記事は一切見て
いなかった。
というか、何かの啓示を受けて
私が書こうと資料集めていた
ほうが時間軸として先。
いわゆるよくあるアルアルの
一種だ。
なんだか気持ち悪い。
直後や何時間かのちに起こる
事が見えたり、言い当てたり
したら気持ち悪いでしょう?
『野性の証明』の頼子のように。
しかし、そうした事は現実に
あったりする。
新谷のり子が目の前で階段から
転げ落ちるのが見えたので言う
と周囲から「はぁ?」と言われ
て、よく見るとまだステージ上
にいる。
だが、その直後に客席に降りる
階段から転がり落ちたり、とか。
そうした事が異常な程にあった。
そのうち、気持ち悪がられる。
人的関係性においても、それに
似た事が異様な数で私の周囲に
発生している。
その例を挙げても、人はそれを
信じない程に。
ただ、天地真理さんについては、
私は将来何かで出会って懇意に
なる事は、1972年の時点で分か
っていた。
これは、彼女のみは人的関係性
がのちに判明するという例から
漏れて、先が見えてしまう事の
類別に属した。
ただ、こうした事は、他人に言
っても、頭おかしいとかの程度
にしか捉えられはしない。
大抵は小馬鹿にして、ふ〜ん、
てな程度だ。
だが、起きるものは起きるし、
起きたし、あるものはある。
そして、見えるものは見えるし、
分かるものは分かる。
ただ一つ最大に嫌なのは、自分
ではそれはコントロールできな
い、という事だ。
見えるものは、スクリーンのよ
うに目の前に映像が浮かんで
すぐに消える。
「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド」をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影!

「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド」をジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影!

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、「ハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(HUDF)」を撮影した画像が公開されました。HUDFは、南天のろ座にある一角で、2003年9月か...

アストロピクス

 


タンタタタンタン タンタン

2023年04月19日 | open








へー!20回!
世の中よく知ってる人いるねー。
あの叩きは何だろと思ってた。
日本人だけでなく、外国人も
よくやる。
アメリカ人もノックの時などに
ふざけてやったりする。
映画『ハスラー2』(1986年)で
トム・クルーズもポール・ニュ
ーマンの部屋をノックする時に
やっていた。
それ以前、1960年代の私の子ども
時分もみんなやっていた。
友人のスペイン語圏の外国人も
よくやる。
「それ君の国にもあるの?」
と訊くと、「あたりまえだ」と
言う。
あれは一体何だろうと思ってい
た。
謎が解けた。
1899年の黒人音楽が初見で1929
年のディズニーが広めたのね。
納得。

もう一つ謎がある。
よく、『ゲバゲバ90分!』や
ドリフやクレージーで、「はい
おしまい」という時の共通の曲
がある。
ヒュ〜ヒュ〜ウ ヒュ!デン!
という曲。
あれの始まりはどこなのだろう。
やはりディズニーか。

この曲の最後のほうにもその
フレーズが出て来る。


あのフレーズが海外曲からのパクリ
でないとしたならば、このゲバゲバ
の曲は日本人作曲なので、あのフレ
ーズも日本産という事になる。
『ゲバゲバ90!』はもう二度と作れ
ないコメディ番組だ。
極めて完成度が高い。
歴史的金字塔のTV番組だった。




半グレによる公共地不法占拠営業

2023年04月19日 | open
 













 

TADの不思議

2023年04月19日 | open


今まで見て実際に撞いたTADで
一番驚いたのは大阪の道頓堀の
玉屋にあったオールドTADだっ
た。
華台前のキュー置き場にあった
常連さんのバーテンダーさんの
持ち物だった。
店の人が連絡をとってくれて、
持ち主の仕事上がりの1時まで
自分のキューで店の人と撞きな
がら待った。
仕事を終えて道頓堀ビリヤード
に来たバーテンダーさんと朝まで
撞いた。
初対面だったが、TAD熱烈ファン
同士すぐに打ち解けて10年来の
知己のようになった。
その方は「ここに置いてあるから、
貴方が来たらいつでも私のこの
TADを使ってください。店の人
にも言っておきます」とまで言っ
てくれた。
いやいや、と恐縮していたら、
「ほんまですよ」と。

途中からその彼のTADで撞いて
みてぶったまげた。
シャフト先が異様に細い。スヌ
ーカーキューみたいだ。
ところが、だ。
トビがとんでもなく少ない。
バットは矢羽と座布団、黒檀8剣
の純オールドTADだ。
シャフトが細いので玉負けする
かと思ったら、決してそんな事
はない。
しかも、例によって鬼切れ物だ。

それまでもTADはかなり撞いて
来た。
自分自身の持ち物としても2本
経験しているし、東京にいた頃
は、周囲は上級者は全員TAD持
ち、みたいな環境だったので、
懇意になるといくらでも撞かせ
てくれる。それはプロでもアマ
でも。東京はそうだった。
勿論、誰にでもではなく、こち
らもTAD熱烈ファンであり、
TADユーザーであるからだろう
が。
大抵は、私の撞き方を見ていた
らまず撞かせてくれる。TAD撞
きだからだろう。
最近でこそややスタン気味の撞
きもするが、私の撞きは基本は
何というかエフレンのような
キュー出しだ。
ただ、TADを高く評価していた
モスコーニやバルシスたちは、
どちらかというとスパンと撞き
抜くスタン系のシューターだっ
た。
TADはスタン系よりもエフレン
のようなしなやかなキュー出し
のショットで最大限の能力を発
揮するキューだ。

驚いたのは、その道頓堀の矢羽
TADは、しなやかだろうが叩き
気味だろうが、あらゆる撞き方
で異様な高能力を見せた事だっ
た。「え?」となるような。

良い作、というのはあれの事を
いうのだろう。
今でもあの撞き味が忘れられな
い。
TAD遣いで、故人となった同い
年の立花PのTADも非常に良かっ
た個体だったが、あれにも優る
とも劣らないようなTADだった。

残念ながら、道頓堀ビリヤード
は閉店になった。
TAD遣いのバーテンダーさんも
今はどうされているのか分から
ない。
きっと、どこか大阪市内の別の
店で、あのTADでまだ撞いてらっ
しゃる事だろう。