渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

映画『リターン・トゥ・スペース』(2022)

2023年04月26日 | open






民間有人宇宙飛行ドラゴン・
スペース・エックス計画の
ドキュメンタリー。
感動的。
スペースシャトル以来有人
宇宙飛行をしていなかった
アメリカ人の再挑戦。
350回以上飛んだスペース・
シャトルは、あまりにも膨大
な金がかかり過ぎるので、
アメリカ国家は計画を中止せ
ざるを得なかった。
だが、民間が宇宙ロケットを
開発し、それにNASAが契約
を持ちかけた。
そして、国際宇宙ステーション
にまたアメリカ人を送り込む
事に成功した。
その壮大なドラマのノンフィ
クションのドキュメンタリー
だ。
おすすめ。

宇宙を表現したキュー

2023年04月26日 | open



風により吹き付けが飛んでしま
い、結果として噴射距離が遠い
のと同じ現象が起き、クリアが
ゆず肌になってしまったので、
表面を磨ぐ。




スペースステイン(笑


宇宙空間を表現したキュー。
クリア吹きの前の下地処理。
いわゆる捨てクリアとして
磨ぎ出す。


こちらはまだ磨ぎ前。


やや磨ぎ。この凸凹が無くなる
まで均して行く。ステインを
剥がさないように。


行くぜ。


ニャンタマ

2023年04月26日 | open


ニャンタマというのは可愛い
よなぁ。
この頃、猫イヤーだったのか、
1年半で17匹子猫を保護した。
みんな里親さんに引き取られた。
このうしろでヨイショとダン
ボールに入ろうとしているの
がうちが引き取る事になった
子猫。

入ったようだ。一番元気。
この手前の男の子は可愛くて
人気
があり、すぐに貰い手が
決ま
った。即決。猫を飼って
いる人だ。

離乳食。そろそろ里親さんの
ところに行ける頃だ。




うちの家族になる事になった
ニャンタマ女の子。


病院に行って検査を受けるので
移動する。


精密検査結果は後日だが、暫定
結果では健康体で一切疾病無し。


うちに来たら最初から馴染んで
寛いでいた。


既存猫たちともとても仲が良い。


てな感じで、つい一昨日3歳に
なった今も元気だ。
どの猫も犬もテレビ好きだ。
じっとずっと見てたりする。




コンバージョン 〜ビリヤードキュー〜

2023年04月26日 | open
 

1986年に買った86年製の
ヘルムステッター86-9S。
これが・・・
 









こうなる。




世の中、おもしれえ〜。
合体変身!
ザ・コンバージョン!
シャフトは87年製作神田淡路亭
作と来たもんだい。江戸の作。
TADケースに入れてたりする。
 
これはどうにもなりません
ね(笑

せいぜい短くする事ができる
くらい。
短くしたら再登録必要よ。

サバトラくん

2023年04月26日 | open
 

サバトラくんの昼休み。
 
じゃれついてくる。


お腹を見せてゴロンの図。

 
ケージ嫌い(笑
去勢済み。

女子野球 阪神巨人戦

2023年04月26日 | open









ようやく女子野球で阪神巨人戦
が開催できるようになった。
とても嬉しい。
野球好きな女子の子どもたちも
将来に夢を持てるからだ。
50年待ったよ。こういう時代に
なる事を。
この先もどんどん発展してほし
い。
完全な女子プロリーグが開催さ
れる日が一日も早く来る事を
願っています。

しかし、この「伝統の一戦」は
歴史的な事だ。
今、歴史の節目に僕らは立ち会
っている。
いいねー。日本野球。
流れがいいぞ。

月面着陸失敗

2023年04月26日 | open













残念。
日本独自で有人月面着陸は、ま
まだ先だね。
しかし、1961年にケネディが
1970年までの月面有人探査を
ぶち上げてから1969年という
短い期間で、よくアメリカは
単独で月面まで人類を送れた
よなぁ。
宇宙開発は完全にソ連に先を
越されていたのに。
アメリカの力。
それは、開発技術力や頭脳だ
けでなく、途方もない資金力。
戦争やっててそれだもの。
世界を牛耳る国家だけある。
19世紀までの英国やスペイン
を完全に抜いたよなぁ。

アメリカが何故あんな大国に
なれたか。
それは、国がでかいから。
これ、ホント。豊富な資源と
広大な土地と人口。
自国内で一つの地球を再現で
きる。内需がまるで世界貿易
のような回路を持てる。
いろんな意味で、国土がでか
い事が頂点に立つ条件となっ
ている。
いくら国土が広くとも、オレ
ンジさえも採れない寒い森林
ばかり国はなかなか富む事
はできない。

アメリカとは、これまでイギ
リス、スペイン、メキシコ、
日本、ベトナム等が戦争をし
たが、アメリカが負けた歴史
はベトナムだけだ。
あれとて、介入戦争なので、
負けというより敗北的撤退と
いうもので、国家存亡の負け
は喫していない。ベトナムが
アメリカを撃退しただけだ。
そりゃ、世界の親分ぶる筈だ。
戦争で負け知らずなのだから。
戦争を継続して勝つには、ま
ず金。そして人員。頭数。
アメリカはそれを持っている。

日本はアメリカの完全な属国
であるので制空権さえ持って
いない。
民間機であっても、米軍の
航空管制下に置かれている。
この先も日本は永遠にアメリ
カのポチ。
だが、やる。
いつか我々の力で。
宇宙を目指す。


クリア吹き

2023年04月26日 | open
 


塗料が馴染んだほぼ乾燥状態で
精査すると、表面がオレンジ
ピールになっている部分がある。
対策は、よく研ぎ出しをして再
度クリアを塗る。
ゆず肌のまま塗っても失敗する
のは確実という塗装界の常識的
定理あり。
下地が水性ステイン染めの為、
水研ぎはできない。
高番手のペーパーで空研ぎを
して行く。

研ぎ出しの方法にはコツがある。
それはペーパーを往復させない
という事。刃物研ぎのようには
しない。
一方通行で研ぐ。
その際も力を入れて押圧はしな
い。掃くように優しくなでる。
理由は、往復させると削りカス
がさらに研磨剤の役目をして、
そこのみ強圧切削になってしま
うからだ。つまりへこむ。ミク
ロン単位だが確実にまだら研ぎ
になる。
一方通行で、なでるような力加
減で研ぐのが正解。
研ぐというより磨ぎ上げて行く。
同じトギでも意味が違う。

部分研ぎについては、日本刀研磨
の「刃取り」のような用法で、繊
細に細かく、指先にペーパーの小
片を載せて柔らかく微細にミリ単
位の移動で磨って行く。

塗装の仕上がりは、吹きもとても
重要だが、磨ぎ次第で最終的な出
来が決まる。
(私のステイン/クリア塗装)

TAD遣い

2023年04月26日 | open
 

(髪が赤いのは地毛)
TADを使いまくりの頃。
2005年4月10日。
1995年製TAD。1998年入手。
1980年代に使っていたTADは
後輩に譲った。
 
現況。
自作TADインスパイアモデル
を使いまくりの使い倒し。





6年前。

今。


自画自賛ではなく、客観的に
判断して、このキュー最高だ。
うまく行った。
判断基準は、「TADと同じよ
うな玉が撞けるキューである
事」(笑)。


シャフトいろいろ

2023年04月26日 | open


シャフトいろいろ。
真ん中は、製作途中だった私の
ポール・モッティのザンボッティ
モデルのスペアシャフト。
職人さんから頂いた画像。

バラブシュカ

2023年04月26日 | open
 

ジョージ・バラブシュカ本物。
 
タイトリスト・コンバージョン
である。

2005年撮影。

この実物バラブシュカを手に
取ってまじまじと鑑賞してい
ると、ある事が推測できた。
バラブシュカが至高の撞き味、
究極の性能、と呼ばれていた
のにはある背景による理由が
あったのでは、と。
それは、バラブシュカは、ガス・
ザンボッティのように一から
木材の角材からキューを作る
人ではなくて、出来上がった
パーツを組み合わせて仕上げ
をして完成させる人だった事
に起因する、と。
ブランズウィックのメーカー
ューであるタイトリス
切断して、ジョイントさせる
ネジ切りをして、エンドキャ
ップを装着してキューを作っ
たのがバラブシュカだ。
その後は、バートン・スペイン
やガス・ザンボッティからハギ
ブランクを仕入れて組み立て
た。アメリカ企業だった日本
のアダムからも仕入れたとの
説もある。
有体にいえば、バラブシュカ
はキュービルダーではなく組み
立て屋だ。
 
だが、使ったタイトリストは
新品ではなかった。
使い込まれた物をリペアして
仕上げた。
最初から使い込まれて育ち切っ
たシャフトを使ったのだ。
これこそが、バラブシュカが
最高の性能を持ち得た秘密だ
った事だろう。
 
日本のプロでもよく見られる
傾向に、使い込んで古くなっ
たシャフトは、チョークの粉
や手の脂で真っ黒になってい
る。
だが、上級プレーヤーはそれ
をエタノール等で清拭したり
軽く削って肌を白くしたりは
しない。
何故か。
彼らは、手のシリコンが染み
込んだ使い込まれた古いシャ
フトが「育ったハードロック
メープルのシャフト」である
を知悉し切っているからだ。
程よく枯れ切って、安定して
いる。反発力や振動収束性も
削り出して出来上がった直後
よりも格段に向上している。
なので、その状態を崩すような
見かけの綺麗さなどはプロや
上級プレーヤーは求めない。
中身を取る。
ソリッドシャフトの「キュー
を育てる」「育つ」とはそれ
の事をいう。
勿論、プレー後には乾拭きし
たりして清潔さは保つ。
だが、使い込むとメープルの
シャフトはどんどん黒ずむ。
キューとして育って来ている
のだ。
 
数十何使い込んで黒ずむ私の
シャフト。


バラブシュカは、極言するな
らば、出荷段階でいわば使い
込まれて育った逸品をリプロ
によって新品にさせたキュー
作りだったといえる。
それゆえ、他のメーカーの新
品キューがまだ育ち過程の段
階でバラブシュカのみは最
から高次元な能力を発揮
した
のではなかろうか。
 
状況証拠だけからの推察だが、
そうした背景がバラブシュカ
の突出したプレーアビリティ
を担保していたのではと思う。
一つの現象として、完成した
キューは使わずにただ寝かせ
て時間経過を待っていても、
性能向上となる「育ち」は見せ
ない。使い込む事によりどん
どん能力が向上する。
これは、多くの経年プレーヤー
が感知しているところだろう
し、這界でも喧伝されてきた
ところだ。
単純な時間経過ではなく、打撃
と振動を与えて動かし続ける
と、手のシリコン浸透が木材
何らかの「良性効果」を付与
せる働きがあるのではと私は
んでいる。
演繹法ではなく、帰納法として
考察ではそうなる。
 
レーシングマシンでいうなら、
ナラシを終えた段階でどうぞ
とプレーヤーに渡していたのが
バラブシュカ。
ピストンもシリンダーもタイヤ
も。
当然、最初から全開ぶっちぎり
が可能となる。

「キュー出し」について

2023年04月26日 | open
 


よくビリヤード界では「しっか
撞け」とか「キュー出し」
とか
呼ばれる事柄がありま
す。
技法に関する業界表現の事です。
これは具体的にはどんな事を指
しているのか。
答えは観念的な事ではない。
実際に物理的に行なうある事が
存在します。
それをすると、ある場面では
ロングシュートでもぶれない。
それは・・・。
 
ビリヤードでの玉の撞き方には
いろいろなショットがあります。
そして、手玉をヨレヨレになら
ずに撞いて正確なシュートをす
る時にはある技法がある。
全ての場面でも大切な基本なの
ですが。
ショットの時、ほんの気持ちだ
けキューを押し出す心持ちで撞
く。
インパクトの瞬間に玉が飛んで
行く感じではなく、押し出す感
じ。フォロースルーを取って。
パンチショットやスタンショット
では、撞きのイメージは寺の鐘
を撞く時のようにゴーンと当た
る感じのキューの動きですが、
インパクト後にも慣性を減衰
させながら
キューを先に少し
押してやる
イメージ。ほんの僅
かに。
これをやると玉の動きが明らか
に変わります。
実際の科学的に解析したタップ
と手玉の接触時間はコンマ100
分の何秒程も変わらない時間
すが、手玉の動きには確
実に変
化がある。
この僅か少しキューを押して
る感触で撞き出す方法が
「キュー
し」とか「しっ
かり撞く」と
う技法の内
実です。
「しっかり」とは「気を確かに」
という意味ではない。
「キュー出し」もキューをデロ
ーンと長く出す事ではない。
インパクトをどうするかの事な
んです。
ただし、その押し出しは、慣性
助長で勢いをつけるのではなく、
難しい言い方ですが、キューの
重みを慣性で手玉に伝えてやる
時に加速状態か減衰状態かが
非常に大切になる。
キューの前進を腕の振りで助長
してやって玉の向こうまで突き
抜く加速系ではなく、慣性力を
減衰させてやりながら、かつき
ちんと腕はストロークさせて、
キュー先で手玉にインパクトを
与えて、そしてそのままの軌道
でキュー先を少し出すような
イメージのショット。スッと僅か
に出すような。
押すといっても腕で押すのでは
ないし、ビローンと長く出すの
でも、キューを切らす時のよう
に勢いよく加速させて出すのでも
ない。
 
やってみてください。
手玉と的玉の様子が変わります
から。
「しっかり撞く」「キュー出し」
はショットの基本でもあります。
パッチンと当てたり、チョンと
突っついて手玉を転がしたりし
ない、という。
ただ、場面によってはキューは
ぬるりと出したり、ソロリと出
したり、パン!とやったりして
手玉にそれによるアクションを
与える事もある。
キュー出しが全て全域100%の
玉の撞き方ではない。
ただし、基本は「しっかりと
撞く」のが基本です。転がした
りチョン突きの当て玉、止め
当て玉はショットの中軸に
は置
かない。
 
土方隼斗プロがロングレンジで
も外さない秘密。
それは、キューを押し出してい
ます。しっかりと。減衰させて。
押し玉とかビローン出しとかで
はなく。
キューを適正に真っ直ぐきちん
と出している。減衰させて。
物理的に理に適った事をやって
いるからロングレンジでも外さ
ないんです。彼が薄玉が得意な
のもそう。
中距離までは誰でもシュート力
は変わりませんが、ロングレン
ジでのシュート力の差は、ショ
ットでのキュー操作がどうであ
るのか、という物理的な差異が
現出しているだけの事。
視力がよく言われますが、関係
ない。仮性近視で裸眼0.3位だ
とテーブル上の遠いボールなど
輪郭がぼやけて全くはっきり
見えません。手玉の撞点の
ピン
ポイントさえぼやける。
でも、それでも薄玉もロングも
ポンポン入る、という事実が
あります。これホント。
それはそうした薄玉やロングの
シチュエーションでは、普段よ
りももっと注意を払う撞き方を
しているからです。
それが「しっかりと」撞く事。
「ちゃんと」という意味では
ありません。強く突く事でも
ない。
「しっかりと」とは、具体的
な物理的な
ショットスタイル
の技法の類別の一つの事なの
です。
 
以上、特定スポーツ業界用語の
解説でした。
 
「しっかりと」撞く事で、ロング
で薄い玉というダブルの困難な
シチュエーションでも、的玉を
確にシュートインさせる事
きます。


横浜ベイスターズ

2023年04月26日 | open




横浜強い。
怒涛の7連勝!
なんだそれ。
ほんとに25年ぶりに優勝したり
して。
大魔神佐々木がいた頃のように。


アダムのバラブシュカ・モデル

2023年04月26日 | open
 


アダムのバラブシュカ・モデル。
ジョージ・バラブシュカの遺族
から名称を使う許可を得て、
バラブシュカ・モデルとして
アダム社が作ったキュー。
個体差はあるのだろうが、この
私の個体はシャフトが頗る良い。
最初は常識外れの太さだった。
自分で削ってテーパーを作って
くれ、と言わんばかりに。
業者さんの工房で、キュー専用
旋盤を借りて少しずつ削って、
時間をかけて私が自分のテー
パーに持って行った。
 
虎目びっしり。これが標準品。






先角は別物に私が業者工房で
交換した。LBM(リネンベース
メラミン)だ。象牙に一番近い
打感を出す。


こちら後日買い足しのスペア
シャフト。


やはり虎目。


このキューはデザインもオール
ディーズで、性能も良くて撞き
味も申し分ない
だが、ただ
一つ欠点がある。
それは総全長が短い事。
57インチちょいしか全長がない。
私のオリジナルキューの全長が
60インチなので、かなり短く
じる。
そこだけが欠点。
そこを除けば、メインキューと
してもいい程に撞球性能が良い。
実際に、ある時期使いまくって
いた。試合でも。

いろいろ細かく手を加えている。
糸は白/緑リネンに巻き直し。


エンドキャップはPOMに交換。

このアダムGBシリーズにはいろ
いろバラブシュカタイプ
のデザインのラインナップ
あった。
バラブシュカやザンボッティ
の作品にもあったインレイ
の無いンプルなエボニー
ハギ四剣の
モデル欲しか
ったので、20年程前にこれ
をア
ダムの代理店で購入
た。
ベニヤは懐かしい湘南電車の
カラー。子ども時分に親しみ
のあるツートンカラーだ。
湘南の色である。





バラブシュカ、みたいなやつ

2023年04月26日 | open







見た目はちょっとカッチョいい。
今では珍しい真っ黒なマグロ
黒檀とグリーンベニアの四剣
がなかなか精悍だ。
ミッドナイト・シティ・ライト
風なキュー。
性能も悪くは無い。
一時期、使い倒していた。