第11回のプラスアートクラブです!!
先週は東北弾丸ツアーを行い、、、現地視察を行ってきました。
そこで見た光景は、、、人が作ったものによる瓦礫の山!
とても信じがたい光景で、悪臭と共に僕の脳裏に一瞬にして焼き付きました。
そして海を見に行くと、、、海はとても穏やかでとてもここで自身があったかが嘘のような落ち着きをしていてそして、、、入り江はとても美しく
ここに松尾芭蕉が来て一句を唱った気持ちも解るような本当に素晴らしい自然の光景でした。
皮肉にも、、、人間の作ったものは本当に瓦礫の山で、、、鉄などを使って建物などを造る必要があるのか?
また地震の可能性のあるこの地方だけでも、、、せめて木造建築にして地球に優しいエコロジーハウスなんて良いのではなんて思ったりしちゃいました。
そんな金属を使っての今回は展示会、、、
以前ニースでは、、、ヌーヴォー・レアリスムと言う活動があり、
ピエール・レスタニは1950年代以来のアンフォルメルなどの絵画運動に満足を感じていなかったが、大量生産品や消費されたあとの廃棄物を用いて美術作品を作り第二次大戦後の工業化社会の新しいリアリティを模索する作家たちに共感し、彼らと共に「新しいリアリズム(ヌーヴォー・レアリスム)」という運動を立ち上げました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヌーヴォー・レアリスム
何かそう言う社会活動と似ているのではないかと思い、、、今回の小沢さんの展示会をする事にしました。
http://oza.jounin.jp/exhibition.html
震災前決めていたので、、、まさかこのような状況になっていると思っていなかったので、、、今度の開催は何か特別な気持ちが僕のなかには芽生えています。
特に被災地を訪問した後ですし、、、金属に対する考え方も変わりましたし、、、
ま、皆さんでいろんなお話を今回もすることができればと思っています。
是非よろしくお願いします。
日時:6月13日(月)OPENE 19:00
TALK 19:30 / DINNER 20:00
会場:Restaurant-I
東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F
tel 03-5772-2091
トークテーマ : 素材
ドレスコード : 金属
定員: 80 名
加費:8,000円(飲食代込)
主催: +ART CLUB www.plusartclub.com
協力:Restaurant-I www.restaurant-i.jp
お問い合わせ先 : info@plusartclub.com
+ART CLUB によるレストランアイでの第11回 食とアートの会では、鉄という素材を専門に作品を発表している小沢敦志の作品を「熱体」と題して展示致します。
小沢は一貫して鉄という素材に拘り、鉄製品を加熱して叩くことによって作品を作り続けています。
鉄についてのイメージは人や時代によって様々だと思いますが、20世紀においては工業化社会の象徴であったり、「冷たい」「機械的」という理由で人工的なイメージもあるかと思います。
鉄を考える時、まず念頭に置いて頂きたいのは、地球の中心核はほとんど鉄で出来ており、地球で最も多い成分の1つであり、人体含む多くの生命体に必要な要素の1つであるということです。鉄は人工的なイメージに反して、極めて地球と生命に深い関係のある存在であるということです。
小沢は、既製の鉄製品を延々と叩いてゆく過程で、「1500℃を越える高温により、硬く冷たかった既製品は、赤々と光りながら自由に動き始めます。さらにこれをハンマーで打っていくと、思いがけない形や表情が現れ、ひとつひとつが動物や植物の様に、有機的で自由な物質に変容します」と言います。
例えば、小沢が作品に使用する既成品の中にはビデオデッキのような20世紀に生み出された家庭用の電気製品があります。使用出来なくなった電化製品、時代の変化と共にその役割がなくなったために廃棄される電気製品、その多くには鉄が使用されています。鉄以外の素材も使用されていますが、加熱されることで残る素材の鉄、その鉄を叩いて圧縮した作品には、大量生産品としての工業製品の中にある自然と、製品を使用した人の記憶を凝縮したような存在感があります。
今回の展示は代官山STAGEと題されたGallery It’sと並行して開催される展示であり、原宿STAGEと題されたレストランアイでの展示に関して、小沢は「“熱”という要素に着眼しながら、食のシーンの中に、鉄に宿る無限の記憶や痕跡を凝縮する。熱体とは“熱を持つもの= 生きて活動しているもの”であり、地球上で循環している食材や鉄素材の姿である」と語ります。そして、松嶋シェフとのトークテーマは「素材を味わう」です。
レストランアイの食事とお酒と共に、小沢敦志の作品に触れ、鉄=人工的で冷たいというのは単に1つのイメージに過ぎず、そこには「自然」と「生命」の宿った「熱体」(熱を持つもの= 生きて活動しているもの)であることを感じて頂けたら幸いです。
そこで見た光景は、、、人が作ったものによる瓦礫の山!
とても信じがたい光景で、悪臭と共に僕の脳裏に一瞬にして焼き付きました。
そして海を見に行くと、、、海はとても穏やかでとてもここで自身があったかが嘘のような落ち着きをしていてそして、、、入り江はとても美しく
ここに松尾芭蕉が来て一句を唱った気持ちも解るような本当に素晴らしい自然の光景でした。
皮肉にも、、、人間の作ったものは本当に瓦礫の山で、、、鉄などを使って建物などを造る必要があるのか?
また地震の可能性のあるこの地方だけでも、、、せめて木造建築にして地球に優しいエコロジーハウスなんて良いのではなんて思ったりしちゃいました。
そんな金属を使っての今回は展示会、、、
以前ニースでは、、、ヌーヴォー・レアリスムと言う活動があり、
ピエール・レスタニは1950年代以来のアンフォルメルなどの絵画運動に満足を感じていなかったが、大量生産品や消費されたあとの廃棄物を用いて美術作品を作り第二次大戦後の工業化社会の新しいリアリティを模索する作家たちに共感し、彼らと共に「新しいリアリズム(ヌーヴォー・レアリスム)」という運動を立ち上げました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ヌーヴォー・レアリスム
何かそう言う社会活動と似ているのではないかと思い、、、今回の小沢さんの展示会をする事にしました。
http://oza.jounin.jp/exhibition.html
震災前決めていたので、、、まさかこのような状況になっていると思っていなかったので、、、今度の開催は何か特別な気持ちが僕のなかには芽生えています。
特に被災地を訪問した後ですし、、、金属に対する考え方も変わりましたし、、、
ま、皆さんでいろんなお話を今回もすることができればと思っています。
是非よろしくお願いします。
日時:6月13日(月)OPENE 19:00
TALK 19:30 / DINNER 20:00
会場:Restaurant-I
東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F
tel 03-5772-2091
トークテーマ : 素材
ドレスコード : 金属
定員: 80 名
加費:8,000円(飲食代込)
主催: +ART CLUB www.plusartclub.com
協力:Restaurant-I www.restaurant-i.jp
お問い合わせ先 : info@plusartclub.com
+ART CLUB によるレストランアイでの第11回 食とアートの会では、鉄という素材を専門に作品を発表している小沢敦志の作品を「熱体」と題して展示致します。
小沢は一貫して鉄という素材に拘り、鉄製品を加熱して叩くことによって作品を作り続けています。
鉄についてのイメージは人や時代によって様々だと思いますが、20世紀においては工業化社会の象徴であったり、「冷たい」「機械的」という理由で人工的なイメージもあるかと思います。
鉄を考える時、まず念頭に置いて頂きたいのは、地球の中心核はほとんど鉄で出来ており、地球で最も多い成分の1つであり、人体含む多くの生命体に必要な要素の1つであるということです。鉄は人工的なイメージに反して、極めて地球と生命に深い関係のある存在であるということです。
小沢は、既製の鉄製品を延々と叩いてゆく過程で、「1500℃を越える高温により、硬く冷たかった既製品は、赤々と光りながら自由に動き始めます。さらにこれをハンマーで打っていくと、思いがけない形や表情が現れ、ひとつひとつが動物や植物の様に、有機的で自由な物質に変容します」と言います。
例えば、小沢が作品に使用する既成品の中にはビデオデッキのような20世紀に生み出された家庭用の電気製品があります。使用出来なくなった電化製品、時代の変化と共にその役割がなくなったために廃棄される電気製品、その多くには鉄が使用されています。鉄以外の素材も使用されていますが、加熱されることで残る素材の鉄、その鉄を叩いて圧縮した作品には、大量生産品としての工業製品の中にある自然と、製品を使用した人の記憶を凝縮したような存在感があります。
今回の展示は代官山STAGEと題されたGallery It’sと並行して開催される展示であり、原宿STAGEと題されたレストランアイでの展示に関して、小沢は「“熱”という要素に着眼しながら、食のシーンの中に、鉄に宿る無限の記憶や痕跡を凝縮する。熱体とは“熱を持つもの= 生きて活動しているもの”であり、地球上で循環している食材や鉄素材の姿である」と語ります。そして、松嶋シェフとのトークテーマは「素材を味わう」です。
レストランアイの食事とお酒と共に、小沢敦志の作品に触れ、鉄=人工的で冷たいというのは単に1つのイメージに過ぎず、そこには「自然」と「生命」の宿った「熱体」(熱を持つもの= 生きて活動しているもの)であることを感じて頂けたら幸いです。