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礼拝説教、聖書を読んで感じた事

最高のクリスマスソング

2015-12-20 18:26:38 | 礼拝説教
2015/12/20礼拝説教
【テーマ】  誉め讃えたくてたまらない
【説教題】 「最高のクリスマスソング」
【聖書箇所】 ルカ2:8-20
  2:8 さて、この土地に、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守っていた。
2:9 すると、主の使いが彼らのところに来て、主の栄光が回りを照らしたので、彼らはひどく恐れた。
2:10 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。
2:11 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
2:12 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」
2:13 すると、たちまち、その御使いといっしょに、多くの天の軍勢が現れて、神を賛美して言った。
2:14 「いと高き所に、栄光が、神にあるように。
  地の上に、平和が、
  御心にかなう人々にあるように。」
2:15 御使いたちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは互いに話し合った。「さあ、ベツレヘムに行って、主が私たちに知らせてくださったこの出来事を見て来よう。」
2:16 そして急いで行って、マリヤとヨセフと、飼葉おけに寝ておられるみどりごとを捜し当てた。
2:17 それを見たとき、羊飼いたちは、この幼子について告げられたことを知らせた。
2:18 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。
2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。
2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

○ 今日の午後はクリスマスコンサートがあります。ベリーズの皆さんに来ていただきましたが、皆さんは歌いたくてたまらないというような方達です。そこが私は大好きです。今日のテキストには天使の賛美が出て来ます。天使も神様を誉め讃えたくてたまらなかったようです。

Ⅰ.神に見られている人
A.神の時を知らない人
1.2015年前、いつも通りの特に何か大きな事も無い平凡な日々が続いていました。羊飼いにとって今日が何月何日かそんなことでどうでもよいような同じような日々が続いていました。
2.しかし、神様の時は確実に近づいていたのです。往々にしてそういう日はこういう平凡な日常の中にに突然やってくるものです。かつて阪神大震災が起こった日。余りにも突然でした。世の終わりもそのように突然やってくるのだとすれば,皆さん,用意はできていますか?

B.信仰を失った人の中にも
1.ユダヤ人は救い主の誕生を待ち望んでいたとはいうものの、何百年待ってもその日は来なくて、信じてはいるもののそれが起こるようには思えないような信仰的にも低迷した時代だったと思います。
2.しかし、そんな中にも神様の前に正しく生きる人はいるのです。その正しさが世の人々からバカにされるようなものであっても、正しく生きる人はいます。

C.天使が訪れた人たち
1.天使が きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 と言った「きょう」というその日、果たして羊飼いたちは正しく生きていた人たちなのでしょうか? 彼らのところに天の軍勢は現れたのです。
2.聖書には救い主を待ち望んだ老人のシメオンやアンナがいました。でも、彼らのところに天の軍勢が来たのではありません。貧しい羊飼いたちのところでした。

Ⅱ.神の声を聞く人
A.天使の賛美を聴いた人たち
1.羊飼いたちは普段、神殿で歌われるような聖歌隊の賛美も聞くことはなかったでしょう。彼らなりに賛美をしていたと思いますが、到底美しい歌や音楽を聴いたとは思えません。
2.そんな彼らに、この日、突然天の軍勢が現れて、天使の歌うのを聞いたのです。最高のクリスマスソングです。私も聞きたいです。天使の歌声ってどんなのでしょうか? ユーチューブで「天使の歌声」と検索しました。とてもきれいなボーイソプラノで歌う少年達が出て来ました。感激です。でも、きっと天使の歌声はこういうのではないと思うのです。

B.神の言葉を聞いた人たち
1.天使は歌うだけではありません。きちんと神様からのメッセージを語りました。天使の語ったのは 「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。 きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。 あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」 という有名な言葉です。
2.羊飼いたちは驚きと共に厳かな神の言葉を聞きました。イエス様は「聞く耳のある者は聞きなさい」と言われましたが、神の言葉が語られても、心に留まらない人はたくさんいるのです。4つの地に落ちた種の話のように良き心でなければ神の言葉は根付かないのです。
3.シメオンやアンナは天使の声を聞きはしませんでしたが、聖霊のお告げを聞いた人たちです(ルカ2:26)。マリヤは天使の声、ヨセフは夢に現れた天使の声を聞きました。

Ⅲ.神に従う人
A.そこに行く人たち
1.聞く耳のある人というのは従う人です。天使が あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。 と言った あなたがたのため を聞き逃さなかったのです。確かに全人類のためなのですが、「私のため」に生まれた救い主なのです。
2.しかも、その救い主は宮殿などではなく、自分たちの専門分野である飼い葉桶に寝ておられるというのです。天使は「救い主を礼拝しに行け!」とは言わなかったかも知れませんが、彼らは聞く耳をいただいた人たちです。「礼拝して欲しい!」という神の心の声をも聞いたのではないでしょうか。

B.神をたたえる人たち
1.羊飼いたちの話を聞いた人々は 2:18 それを聞いた人たちはみな、羊飼いの話したことに驚いた。 とあるように、驚いたのです。幼子イエスを見た人たちも、「まさかこんなところで生まれた赤ちゃんが救い主とは!」とか「本当に天使が教えたのか?」とか、色々あったのではないでしょうか。
2.一方マリヤは 2:19 しかしマリヤは、これらのことをすべて心に納めて、思いを巡らしていた。 と、羊飼いが天使の声を聞いたことから、受胎告知した天使を思い出したりして、神様の計画を思い巡らし神を誉め讃えたことでしょう。
3.また、2:20 羊飼いたちは、見聞きしたことが、全部御使いの話のとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。 とあります。神の言葉が実現するのを見るとやはり大感動ではないですか。賛美が湧き上がるのです。

★ 私たちも最高のクリスマスソングを歌おうではありませんか。神様を誉め讃えたくてたまらないのではないですか!


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