
1957年(昭和32年=55年前)ごろ
からLPレコード、EPレコードは
ステレオになりました

ステレオ・レコードは左右の音の
広がりが特徴ですから
二つの音声信号がいります

レコードの音溝の両側にそれぞれ
左と右の音声を振り分ける
巧妙な方法が考案されました

テープレコーダーも早速
ステレオに改造されます

テープレコーダーの録音、再生ヘッドを
二つにしてステレオにしました

家庭用テープレコーダーは
さらに4トラックにしてテープを
往復で使えるようにしました

オーディオ・ファンやオーディオ・マニア
にはこの遅いテープスピードと
4トラックステレオが嫌われました

オーディオ・マニアは
FM放送並みの38センチのテープスピード
で2トラックのフォーマットの
テープレコーダーを愛用しました

このシステムを2トラ38(つーとらさんぱち)と
呼ばれていました
