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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

映画フィルムについて①

2012年04月13日 21時06分22秒 | Weblog


映像のネガフィルム、

音声のサウンドフィルム

について書きます



映画館で上映するフィルムは

図のような構造になっています



フィルムには映像に並んで

サウンドトラックという

光学的の音声信号が

焼き付けられています

… … …

この図のサウンドトラックは

エリア型で焼き付けられています

録音方式にはエリア型の他に

デンシティ型があります



無声映画に音声が録音されて

トーキー映画になりました



映画スタジオのセットで

映像はキャメラ、音声は録音部の技師さんが

光学録音機に装填したサウンドフィルムに

録音していきます

… … …

音声信号は、サウンドフィルムの端に

細い帯状に記録されていきます



スタジオ撮影ではワンカットずつ

キャメラの前でカチンコを

鳴らして映像フィルムと光学録音フィルムの

同期編集のマークにします









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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (xiaoyuan)
2012-04-19 09:33:50
サウンドトラックはエリア型とデンシティ型があるそうですが、わたしは学生時代、ここに載せられている16mmのエリア型で録音されたフィルムを借りて上映した経験があります。デンシティ型で録音されたフィルムはどのようなものでしょうか? 上映には、エリア型録音とは違った機械を使うのでしょうか?
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映画の光学録音について (keidate1)
2012-04-19 23:14:21
xiaoyuan様
光学録音のデンシティ型とは、デンシティ=濃度という意味です
音声信号の強弱に比例してエキサイターランプの明暗に変調します。エキサイターランプの前のスリット(窓)を通してサウンドフィルムに露光します。フィルムを現像すると濃淡の縞模様に焼き付けられています。映写機はエリアタイプもデンシィタイプも再生できるはずです。邦画ではデンシティ型が多かったようです。映画のタイトルにウェストレックスとかウェスタ-エレクトリックと記されていればデンシティで、RCAと記されていればがエリアだったように記憶していますが…。
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デンシティ光学サウンドトラック (よっちゃん)
2014-04-26 00:17:54
初めまして。きょう初めて大映『日本橋』市川崑・監督をフィルムセンターで見て、リールの最初だけ欠音(超クリアな無音状態)になるのはなんでか訊いたら、光学には二種類あって…と。指摘されるまで『日本橋』がデンシティだとは知らなかった様子。映写機の関係で現在、対応できていないようでした。最初「デンシチ」に聞こえて捕物帳かい!と思いましたが、なぜリールチェンジ時だけなのか不思議でしたが、音声トラックを読み取る何かを対応中らしいです。

久しぶりにブチブチ・バチバチ・ブーーーンと音のするフィルムで映画を観ました。

フィルムセンター的には不適切な上映なんでしょうが『羅生門』修復もいいけど、現存プリントにも対応して欲しいです。

DVDで初めて黒澤明が数作で使ったパースペクタ・ステレオも今きくとヒドいですが、あれはあれで当時、意味があったのでしょうし。

光学サウンドトラックはドルビーが光学ステレオ対応になってからのものしか知りませんでした。ウェスターエレクトリックの「意味」も分かりました。

ありがとうございます。
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