
スタジオ、ロケーションの撮影は
終わりました

録音部さんはサウンドステージで
、
オーケストラで劇伴
(シーンにまたがるブリッジ音楽)や、
効果音、シーンごとの俳優さんの台詞の整音
(音量のレベル調整)などを経て、
サウンドフィルムは完成しました

そして映像のネガフィルムと
音声のサウンドフィルムを
1本のデュープフィルムに焼き付けることで
その映画作品の制作は終わります

このデュープフィルムが
劇場上映フィルムの原板になります

このデュープフィルムから
全国の映画館に必要な本数
が焼き付けられます

最初に焼き付けられた劇場用のプリントを
初号(しょごう)プリントといいます

映像ネガフィルムとサウンドフィルムを一緒にしてデュープに焼き付けますが、一つのプリンターに映像ネガとサウンドフィルムを重ねてかけて1度に露光するのか、映像ネガで1度目の露光して、次にサウンドフィルムをプリンターにかけて2度目の露光をするのか、私にはわかりません。このデュープフィルムはポジ映像のデュープフィルムです。もう一度焼き付けるとネガ映像のデュープフィルムになります。このデュープで焼き付けると劇場用のフィルムができます。